あなたのご家族はエコバッグを持ち歩いていますか?現在ほとんどの小売店で、レジ袋が有料になっています。
会社や学校の帰りにちょっとコンビニに寄るだけでも、毎回レジ袋を買わなければなりません。
パパやお子さんにも、ぜひエコバッグを持たせてあげましょう。
男性や子どもが使いやすいエコバッグの選び方と、おすすめ商品を紹介します。
エコバッグでレジ袋有料化に備えよう
レジ袋が有料なのは知っているけど、詳しい内容までは分からないという方も多いのではないでしょうか。
はじめにレジ袋有料化の概要を見ていきましょう。
レジ袋有料化の目的
レジ袋の有料化は、プラスチックごみの削減に向けた意識改革を国民全体に促すことが、主な目的です。
近年、世界中でプラスチックゴミの廃棄による環境汚染が深刻になっています。
ストローやレジ袋など、私たちの身近にあるプラスチック製品がゴミとして捨てられたり、燃やされたりすることで、海や空気を汚しているのです。
レジ袋が有料になればエコバッグを持参する人が増え、プラスチックゴミの削減につながるとされています。
有料化の対象とならないレジ袋もある?
有料化の目的はあくまでもプラスチックゴミの削減なので、紙や布などのプラスチック製品以外の袋は制度から除外されます。
また、プラスチック製の袋でも、繰り返し使える厚手のものや、バイオマスプラスチックを25%以上使っているものなど、環境への負荷が少ないレジ袋は対象外です。
しかしこうした袋は一般的なレジ袋に比べて高価なため、無料で提供するのは難しいでしょう。
また、いくらレジ袋を有料にしたところで、皆が購入してしまえばプラスチックゴミの削減にはなりません。
プラスチック製のレジ袋自体を減らさなければ意味がないため、小売店の間では紙袋やバイオマスプラスチック製のレジ袋を有料で提供する動きが広がっています。
レジ袋有料化は本格始動したばかり
小売店に対してレジ袋の有料化が義務付けられたのは2020年の7月です。
多くのスーパーではそれ以前にレジ袋を有料にしたり、エコバッグを持参するとポイントを付けたりしていました。
また、7月を待たずにレジ袋を有料にする小売店もあったので、主婦ならエコバッグの1~2個は持ち歩いているのではないでしょうか。
ただしレジ袋有料化が本格的に始動すると、手持ちのエコバッグだけでは足りなくなることが予想されます。
男性や子ども用のエコバッグ選びのポイント
1回の金額は小さくても、買い物の度にレジ袋代を払うのはもったいないですよね。
会社や学校の帰りによく買い物をする家族がいるなら、それぞれにエコバッグを持たせたいものです。
サラリーマンのパパや高校生・大学生の子どもに適したエコバッグの選び方を見ていきましょう。
形で選ぶ
エコバッグは形によって大きく3種類に分けられます。
- レジ袋タイプ
- レジかごタイプ
- トートバッグタイプ
「レジかごタイプ」はスーパーのカゴにかぶせて使うものです。
折りたたんでもそれなりの大きさがあるため、ちょっとカバンに入れておくというわけにはいきません。
パパや子どもに持たせるなら、小さく折りたためるレジ袋タイプかトートバッグタイプがおすすめです。
大きさで選ぶ
エコバッグにもさまざまなサイズがあります。コンビニでお菓子やジュースを買ってくる程度なら小さくてもよいですが、お酒や食料品を買うのであれば、大きくて丈夫なバッグが必要です。
それぞれの買い物スタイルに合うエコバッグを探してあげましょう。
折りたたんだときの大きさも考慮しておくと失敗がありません。
デザインで選ぶ
エコバッグは広げて持つと意外に目立ちます。カラフルなものやかわいい柄が付いたものは、嫌がって持ってくれないかもしれません。
毎日持ち歩いてもらうためには、本人が気に入る色や柄を選ぶのがもっとも近道です。
また、広げたり折りたたんだりするのが難しいと使う気になれないため、できるだけ簡単に使えそうなデザインを選ぶとよいでしょう。
パパや子どもに持たせたいおすすめエコバッグ
最後にパパや子どもが喜んで持ち歩いてくれそうな、おすすめのエコバッグを3点紹介します。
たたみやすい マーナ Shupatto コンパクトバッグ M
マーナの「Shupatto(シュパット)コンパクトバッグ」は、エコバッグの弱点の一つ「折りたたむのが面倒」を解消した優れものです。
荷物を出したら両側のテープを持ってひっぱるだけで、バッグがキレイな帯状にたたまれます。
あとは巻いて、ボタンで留めるだけという手軽さです。
帰宅後すぐにたたんでカバンにしまえるので、毎日持ち歩くのも苦になりません。
荷物を入れた状態で持ち上げると重みで口が自動で閉まり、中身が見えにくいのもポイントです。
カラーバリエーションが豊富で、黒もあるのでパパや男の子でも抵抗なく持てますよ。
スーツにも似合う トルネ エコバッグ P-3232
トルネの「P-3232」は、これ以上ないほどシンプルなエコバッグです。
真っ黒なレジ袋といった風情で、どんな服装にもマッチします。
大きさはLサイズのレジ袋と同じくらいで、2リットルのペットボトルが4本入ります。
これなら重いお酒や飲み物を買うときも安心ですね。
折りたたんで専用のポーチに入れると、とても薄くコンパクトになるので、カバンのポケットなどに忍ばせておくと便利です。
コンビニ弁当に アソボーゼ Regile (レジル) エコバッグM
コンビニに立ち寄ることが多いパパや子どもには、アソボーゼの「Regile (レジル)」Mサイズがおすすめです。
コンビニレジ袋の形やサイズ感を再現しているのがポイントで、お弁当や500mlのペットボトルなどがちょうど収まります。
ナイロンの約7倍もの強度があり、撥水性にも優れたこだわりの生地を採用しているなど、耐久性も抜群です。
軽くて丈夫、さらにたたむとコンパクトになるため、出張や合宿のサブバッグにも使えますよ。
中身が少し透けて見えるのも、ほかのエコバッグにはない絶妙なセンスを感じます。
黒・グレー・ネイビー・オレンジ・ブルーの5色展開です。
家族でエコバッグを使えば、地球を救えるかも
今までは何気なくもらっていたレジ袋も、いよいよ有料になります。
ただしお金を払う払わないにかかわらず、レジ袋を使い続けていたのではプラスチックゴミは減らせません。
その点エコバッグがあれば余計な出費をせずに済みますし、ゴミも減らせます。
レジ袋の有料化は、家族で環境問題を考える良いチャンスかもしれません。
この機会にパパや子どもにも、エコバッグを持つ習慣をつけてもらってはいかがでしょうか。
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