小さなお墓KOBO 口コミや値段、メリットなど特徴を解説
近年さまざまな供養の方法が登場し、お墓のあり方も大きく様変わりしています。墓地や納骨堂を購入せず、手元供養できる室内墓も人気です。
世界で一つだけのガラスの室内墓「小さなお墓KOBO」について、口コミやメリット、申込み方法などを紹介します。
小さなお墓KOBOとは?
小さなお墓KOBO(コボ)は、実用新案取得済の手元供養用の製品です。KOBOの概要と利用方法を解説します。
室内に飾れる小さいお墓
小さなお墓KOBO(コボ)は、ガラスで作られたコンパクトな室内用のお墓です。お墓といっても骨壺はなく、ガラスの中にパウダー状にした遺骨を少しだけ封入してあります。
墓石と違ってデザインがおしゃれで、宗教っぽさもありません。インテリアに馴染みやすい点も、うれしいポイントです。
マンションやアパート暮らしで仏壇を置く場所がなくても、毎日故人に手を合わせられます。
KOBO利用の流れ
小さなお墓KOBOの申込みからお届けまでの流れは以下の通りです。
- 公式サイトから申し込む
- 配送キットが届くので、遺骨を梱包し返送する
- 粉骨・封入作業
- 遺骨を封入したKOBOと証書・請求書が届く
使用する遺骨は少量ですので、残りは返送または海洋散骨代行のどちらかを選択することになります。申し込みまでに、どちらにするかを決めておきましょう。
海洋散骨を依頼した場合は、後日証書が届きます。
キャンペーン利用で海洋散骨の代金が0円に
小さなお墓KOBOでは現在、5周年記念キャンペーンを実施中です。
KOBOと粉骨がセットになった対象商品を購入すると、通常2万5,000円の海洋散骨が0円になります。(海洋散骨は代行のみ)
選べるKOBOは16種類!値段やキャンペーンの詳しい内容は、公式サイトでチェックしてくださいね。
小さなお墓KOBOを利用するメリット
小さなお墓KOBOは、普通のお墓と何が違うのでしょうか。利用するメリットを見ていきましょう。
値段がリーズナブル
KOBOはお墓を新たに購入する時に比べて、値段がとてもリーズナブルです。もっとも安いタイプは粉骨とセットで税込5万5,000円から購入できます。(送料や骨壺廃棄代等をのぞく)
キャンペーン中の今なら海洋散骨が無料なので、別途自分で業者を手配する必要もありません。
一方、墓地を新規で購入するとなれば、最低でも100万円はかかります。既存のお墓に納骨するにしても、毎年維持管理費がかかりますし、お参りに行くための費用も必要です。
納骨堂にしても数十万円はかかると考えてよく、10万円もあれば済むKOBOとは段違いです。
お墓参りや掃除の手間がない
お墓参りや墓掃除は、意外に負担が大きいものです。墓地は基本的に日向にあるため、暑いお盆のお参りや掃除は体力を消耗するでしょう。
冬は寒さが厳しく、春や秋の彼岸には桜の花びらや紅葉の掃除もしなくてはなりません。大切な人が眠っているとはいえ、1日がかりの墓参りをおっくうに感じるケースもあるのではないでしょうか。
お墓や納骨堂がが遠い場合は行くたびに交通費や外食費がかかり、経済的な負担も無視できません。小さなお墓KOBOで供養すれば、彼岸や盆、命日のお参りが不要です。
天候に関係なく、家の中で故人の好きだった食べ物などを供えるくらいで済みます。もし引っ越すことになっても、ずっと近くにいられます。
お墓っぽくないデザイン
小さなお墓KOBOは一つ一つが、ガラスクリエイターによる手作りです。いかにもお墓や仏壇といった雰囲気がなく、とてもおしゃれです。
置き場所も取らず、言われなければお墓とは気付かないほど、インテリアに溶け込んでくれるでしょう。
近年は一般的な墓石を小さくしたミニ墓石もありますが、外見がいかにもお墓なのでリビングには置きにくいかもしれません。KOBOならキッチンカウンターやサイドボードの上にさりげなく飾っておけます。
小さなお墓KOBOのデメリット
KOBOにはもちろんデメリットもあります。後悔しないようにしっかりと押さえておきましょう。
戒名や命日を刻めない
通常、墓石には故人の戒名や俗名、命日が刻まれます。戒名とは仏様の暮らす極楽で使う「死後の名前」のことです。キリスト教の場合は洗礼名を刻みます。
近年は戒名を付けない人も増えており、俗名(生前の本名)が刻まれるケースも増えています。ただしKOBOには、文字は一切刻めません。
名前や命日が分かるようにしたければ、以下のような墓石タイプもあるので検討してみましょう。
割れる可能性も
KOBOはガラス製なので、当然割れる可能性があります。墓石や位牌、骨壺も絶対に壊れないとはいえませんが、もし壊れても替えが効きます。
KOBOも修復可能な状態なら無償で直してもらえますが、そうでない場合は復元を諦めざるを得ません。
小さなお墓KOBOの口コミ・評判は?
続いて小さなお墓KOBO利用者の口コミを見ていきましょう。
良い口コミ
KOBOの公式サイトには、利用した人から多くの口コミが寄せられています。多くはデザインや対応に満足、といった内容です。いつも近くにいられることがうれしいといった声も。
- ガラスのデザインが素敵
- 海洋散骨が近くの海(東京湾)でよかった
- 両親のKOBOをきょうだいで持てる
- 狭い飾り棚に置けて、毎日語りかけられるなど
悪い口コミ
小さなお墓KOBOに関する悪い口コミは、SNSを探しても特にありませんでした。
大切な人のご供養ですから、みな後悔や失敗のないように、しっかりと選んでいるのかもしれません。
小さなお墓KOBOがおすすめの人
小さなお墓KOBOは、主に下記の人におすすめです。
- そもそもお墓はいらないと思っている
- 先祖代々の墓の後継者がいないため、墓じまいしたい
お墓はいらない人
前述の通り、お墓や納骨堂を契約するには多額の費用がかかるうえに、メンテナンスに通う必要があります。それとは別に、自宅に仏壇をしつらえ、故人の位牌や写真を置くケースもあるでしょう。
KOBOならお墓も納骨堂も仏壇もいりません。海洋散骨もセットで頼めば、もともとお墓はいらないと考えていた人も満足できます。
墓じまいしたい人
近年は先祖代歳のお墓がある人も、後継者がいないなどの理由で墓じまいを検討するケースが増えています。
墓じまいした場合は遺骨をどうするのかが問題となりますが、KOBOなら骨壺ごと送るだけで粉骨・海洋散骨ができるので安心です。
なお墓じまいには煩雑な手続きがつきものですし、寺院墓地などは相場よりも高い費用を請求されるケースもあります。
墓じまいをどうしようか悩み中の人は、明朗会計で全ておまかせできる「ミキワ」の利用を検討してみましょう。
小さなお墓KOBOのQ&A
最後にKOBOにかかわるよくあるQ&Aを紹介します。
購入者が亡くなったらどうなる?
KOBOを購入した人(遺族)が亡くなり、管理する人がいなくなった場合は、返却すると無償で供養してもらえます。
購入時に送られてくる証書は他人が見ても分かるように保管しておくとよいでしょう。
KOBOの実物は見れる?
東京都内にショールームがあり、実物を見られます。完全予約制ですので、下記の電話番号で予約しましょう。
TEL:0120-546-852
住所はこちらです。
〒125-0041
東京都葛飾区東金町2-32-22
遺骨を分けたりまとめたりはできる?
一人の遺骨から二つ以上のKOBOを作ったり、二人分の遺骨で一つのKOBOを作ったりすることも可能です。
きょうだいでそれぞれKOBOを持っても、両親の遺骨を一つのKOBOに入れても構いません。
注文時によく相談しておくとよいでしょう。
小さなお墓KOBOで心のこもった供養を
KOBOは故人をいつでも身近に感じられる、手元供養用のお墓です。お墓や納骨堂がなくてもきちんと遺骨を処理できて、お参りのスタイルも自由です。好みのデザインを選んで、心のこもった手元供養をかなえましょう。