室内用 物干しスタンド コンパクトでたくさん干せるおすすめを紹介

天気の悪い日や花粉が飛ぶ季節は、洗濯物を部屋干しする家庭も多いでしょう。夜に洗濯する人や、日中留守がちな人も、部屋干しの方が安心です。
ただし室内干し用の物干しスタンドにもさまざまなタイプがあり、洗濯物の種類や量、部屋の広さなどにより使い勝手の良さが変わってきます。
室内用物干しの上手な選び方と、たくさん干したい人におすすめのアイテムを紹介します。
部屋干しスタンドの選び方

部屋干しスタンドは一度買ったら長く使いたいものです。後悔しにくい選び方をチェックしましょう。
部屋干しの頻度で選ぶ
部屋干し用のアイテムは主に据え付けて使うものと、収納・移動が可能なものに分けられます。
突っ張り棒を使って固定するタイプや、壁・鴨居などに取り付けるタイプは、据え付け型といえます。
据え付け型は毎回取り出す必要がなくさっと使えますが、洗濯物を干していないときも出しっぱなしなため、インテリアの邪魔になる可能性があります。
毎回部屋干しすると決まっている人はともかく、外に干せないときだけ使いたい人には不向きでしょう。
必要なときだけ出して使うなら、コンパクトに折り畳めるタイプがおすすめです。
洗濯物の量や種類で選ぶ
ひと口に洗濯物と言っても、大きさや形はさまざまです。小さな子どもがいる家庭と、大人ばかりの家庭でも大きく異なるでしょう。
物干し台も、家庭の環境に合わせて選ぶと「干しにくい」「全部干せなかった」などといった不満が出にくくなります。
例えば収納・移動できるタイプの場合、以下の通り形状によって特徴が大きく異なります。
- パラソル型:下着やタオル、子ども服などをたくさん干せる
- スタンド型:平干し・掛けて干す・ハンガーに吊るすなど、さまざまなアイテムに対応
- ハンガーラック型:高さを調整できるものが多く、長いパンツやワンピースを吊るして干せる

我が家は、子どもが小さい頃はパラソル型を愛用していましたが、大きくなった今はハンガーラック型の方が使いやすいと感じます。
室内物干しのおすすめ パラソル型


傘のように開閉するタイプの物干しスタンドには、狭いスペースに小物をたくさん干せるメリットがあります。一番上がピンチハンガーになっていれば、靴下やハンカチなどを干しやすいでしょう。
ピンチハンガー付き3段物干し
タオルハンガー2段とピンチハンガー1段の、合計3段の大容量タイプです。折り畳めば長い棒のようにスリムになり、すき間に立てかけておけます。
ピンチハンガーは取り外して、他の場所で使うこともできます。ステンレスポールに白いハンガーのシンプルなデザインで、見た目がスッキリしているのもポイントです。


おしゃれな木製スタンド
ハンガーと脚の部分が木で作られた、おしゃれな物干しスタンドです。フローリングにも、畳敷きの和室にもよくマッチします。
おしゃれなだけでなく、耐荷重が18kgあり、布団も干せるほどの安定感が魅力です。ハンガーは自在に取り外しでき、半分だけ付けて壁に寄せれば、狭い部屋でも使い勝手がよくなります。
1段しかないので、1~2人暮らしの人に向いています。


室内物干しのおすすめ スタンド型


網状の棚が便利なスタンド型。さまざまな洗濯物に対応するので、一つあると重宝するでしょう。
大木製作所 タワー型室内物干し
優れたステンレス加工技術を持つ「大木製作所」の、国産物干しスタンドです。狭い部屋やベランダでも場所を取らずに、たくさんの洗濯物を干せます。
足元のスプリングによって、軽く押すだけで簡単に折り畳め、ベッド下や家具のすき間などにコンパクトに収納できます。
棚の大きさや高さがちょうど良く、干すときや取り込むときも楽々。サイズは大小2種類の3段タイプの他に2段タイプが選べます。


WY 物干しスタンド
スペースや洗濯物の量に合わせて、横幅を53~92cmの間で調整できる物干しスタンドです。網棚が2枚付いていて、ニット類やクッションなどの平干しも余裕です。
フレームにパウダーコーティングを施して耐久性を高めており、ベランダ干しにも対応。
インテリアに合わせて、アンティークなブラウンとホワイトの2色から選べるのも魅力です。


脚立にもなる多機能な物干し台
脚立と物干し台が一体となった、多機能タイプもあります。脚立になるくらいなので頑丈で安定感があり、外でも使えますし布団も干せます。
脚立も物干しも基本的には折り畳んで、クローゼットなどに仕舞っておくものです。とはいえそれなりに場所を取りますから、一つで済めばそれにこしたことはありません。
ただし洗濯物を干している間、脚立が使えないことはデメリットです。


室内物干しのおすすめ ハンガーラック型


物干し竿の代わりになるような部屋干しアイテムを探している人には、ハンガーラック型がおすすめです。手持ちのハンガーやピンチを活用して、外干しと同じ感覚でサクサク干せます。
長ズボンも余裕な高さ調整タイプ
長いズボンやワンピースなどを、ハンガーに吊るす場合、部屋干しでは床に裾がついてしまう可能性があります。
床につかないよう、折り畳んで干すと乾きにくくシワにもなりやすいので、できれば避けたいところでしょう。
高さや幅を調整できるハンガーラックなら、そんな心配も無用です。洗濯物の量や種類に合わせて伸縮させれば、ちょい干しから本格干し、布団干しまでまるっと対応できます。
ただし棚がないため、平干しはできません。


平干しにも対応できるX型
開くとポールが2本になり、たくさん干せるX型。棚付きなら平干しもでき、フェイスタオルや枕カバーを干すにも便利です。
X型にもさまざまな種類がありますが、長く使うならポールに高低差があり、幅が広がるタイプがおすすめです。


部屋干しに便利なアイテムもチェック


部屋干しは晴れた日の外干しに比べて乾きにくく、大きなタオルやシールなども干しにくいといったデメリットがあります。室内で快適に使える洗濯用アイテムもチェックしておきましょう。
シーツを効率的に干せるハンガー
シーツや大きなバスタオルが乾きやすいようになっている、ループ式ハンガーです。折り畳んでコンパクトに収納でき、使いたい時だけ出してくればOK。
部屋干しだけでなく、浴室乾燥機や狭いベランダでの外干しにも便利です。


サーキュレーター
室内で洗濯物が乾きにくい理由として、風が当たらないことが挙げられます。太陽の光も重要ですが、適度に風が当たることも、乾燥には重要なのです。
室内干しが多い人は、ぜひサーキュレーターを1台用意して、風を当ててあげるとよいでしょう。洗濯物が早く乾けばその分部屋も早く片付いて、気持ちよく暮らせます。


部屋干し臭解消グッズ
部屋干しの臭いの原因は、雑菌です。部屋干し臭を防ぐには、雑菌を繁殖させないことが条件です。
- 脱いだ洋服はできるだけ早く洗う
- 洗ったらすぐ干し、早く乾燥させる
これだけでもずいぶん臭いを防げるはずですが、難しいなら干した後に消臭剤をスプレーしておくとよいでしょう。
水と精油だけで作られた「ユーカリプタス」のように、余計な成分を使わないアイテムなら、赤ちゃんやペットがいても安心して使えます。


部屋干しにちょうど良い物干しを用意して快適に暮らそう
毎日の家事はなるべく手間なく、楽に済ませたいものです。雨だから洗濯できない。部屋干ししても乾かないし臭う。そんなストレスも、ちょうど良い物干しスタンドが一つあれば、かなり軽減できるはず。便利グッズを駆使して、面倒な洗濯を楽しく終わらせましょう。