焼き芋 メーカーで食欲の秋に備える。おすすめ鍋や失敗しない選び方を紹介
秋が深まるにつれ、無性に石焼き芋が食べたくなる人は多いでしょう。焼き芋屋の呼び声に、財布を片手に飛び出していった子ども時代を、懐かしく思うこともあります。自宅でいつでも、ねっとり・ホクホクの焼き芋が食べられたら。そんな夢をかなえてくれる、焼き芋メーカーを紹介します。
焼き芋メーカーを使うメリット
近年、焼き芋に特化した専用の家電や鍋が登場し、話題となっています。自宅のガスコンロやオーブンでも作れるのに、なぜ専用鍋が人気なのでしょうか。
本格的な焼き芋を家庭で作れる
昔は焚き火やストーブで焼くことができたサツマイモも、現代の住宅事情ではそうもいきません。
オーブンやガスコンロで焼くだけでは、石焼き芋特有のねっとり感やホクホク感がうまく引き出せないこともあります。
焼き芋作りに特化した鍋なら、誰でも簡単に本格的な焼き芋が作れます。
他の食材もおいしく焼ける
焼き芋メーカーの中には、他の食材に対応したタイプや、簡単な焼菓子が作れるタイプなどがあります。
トウモロコシやジャガイモ・ナス・ニンジンなど、焼いて食べるとおいしい食材は、焼き芋メーカーにお任せしちゃいましょう。
サツマイモのシーズンだけでなく、1年を通して使えるのでコスパは高いといえるでしょう。
焼き芋メーカーの種類と特徴
ひと口に焼き芋メーカーといっても、さまざまな種類があります。主な種類と特徴を見ていきましょう。
家電タイプ
家電タイプは、ホットプレートや電気ポットのように、電気コードをコンセントにさして使う製品です。
コンセントさえあれば、キッチン以外の場所でも使えるため、キッチンが狭い家庭や、食事の準備中に焼き芋を作りたい人におすすめです。
プレートを取り替えて、他の用途に使える製品もあります。
レンジタイプ
電子レンジで加熱するタイプは、10分程度の短時間で仕上がる点がメリットです。
火を使わないため安全で、高齢者や忙しいパパママにもぴったりです。
中にはデザインがかわいらしく、そのまま食卓に置けそうなものもあります。
鍋タイプ
ガスコンロにかけて使う鍋タイプなら、一度にたくさんの芋を調理できます。
土鍋のような形状や石が付属したもの、アウトドア用など種類も豊富で、家族の人数や利用頻度に合わせて選びやすいでしょう。
ただしサイズによっては、重くて持ち上げられないこともあります。購入時はスペックをしっかりと確認しましょう。
焼き芋メーカーを選ぶポイント
続いて、後悔しない焼き芋メーカーの選び方を紹介します。
1度に焼ける本数と調理時間
1回で何本焼けるのか。焼き芋メーカー選びで最も大事なポイントです。1本しか焼けない製品もあれば、4~5本を一気に焼ける製品もあります。
とはいえ、たくさん焼ける製品は大きく、重くなりがち。大きければ大きいほど、収納にも苦労するでしょう。
調理時間が短い製品なら、2本を何度か続けて焼けば済むケースもあります。大きなサツマイモなら、1本を半分こすればお腹いっぱいになるかもしれません。
家族の人数や食欲などを考慮して決めましょう。
焼き芋以外の料理にも使えるかどうか
ほとんどの焼き芋メーカーは、サツマイモ以外の野菜や肉・魚・食パンなども焼けます。
新ジャガ・トウモロコシ・ナス・栗などはそのまま焼くだけでも十分おいしいでしょう。
食材を並べて加熱するだけで、おしゃれなグリル料理が完成するタイプもあります。
どんな料理が作れるのかも、比較要素にプラスしてみてくださいね。
重さや熱源もチェック
焼き芋メーカーには石を入れるものや、厚い鉄製品が多く、一般的にとても重く作られています。
本体はもちろん、フタを開けるにも苦労する可能性があるため、腕力に自信のない人は重さも必ずチェックしましょう。
鍋タイプを買う人はIHやオーブン、電子レンジに対応できるかも調べておくと安心です。
家電タイプのおすすめ焼き芋メーカー
コンロやレンジを占領しない家電タイプは、サツマイモを使った料理やスイーツをよく作る人にもおすすめです。面倒な下ごしらえが簡単になり、サラダやスープ、スイートポテトも上手に作れます。家電タイプのおすすめを二つ紹介します。
ドウシシャ ピエリア
ドウシシャの焼き芋メーカーは、ころんとしたフォルムと温かみのある色が魅力的です。
サツマイモを2本同時に焼ける他、平面プレートに付け替えればホットサンドを2個作れます。
備長炭入りのプレートを採用して、従来の製品よりも遠赤外線量を増やしているのもポイント。
縦にして収納できるので、収納場所が少ない家庭にもおすすめできます。
ミートローフやいかめしなど、12種類のメニューを紹介したレシピブック付きです。
アーネスト ウマイーモ
「ウマイーモ」は焼き芋好きのために生まれた、専用ロースターです。
最高200℃の熱風を上から下へと高速に対流循環させながら、サツマイモ全体を一気に加熱、芯までホクホクになり、焼き芋ファンをうならせます。
サツマイモの甘み・うまみを最大限に引き出すので、料理の下ごしらえにも最適。焼き芋しか作れない代わりに、最高の焼き芋を作れる、こだわりの一品です。
レンジタイプのおすすめ焼き芋メーカー
高温で長時間調理しなければならない焼き芋は、小さな子どもがいる人や忙しい人には、なかなか難しいものです。電子レンジに入れるだけの焼き芋メーカーなら、もっと手軽に楽しめるでしょう。見た目も素敵なレンジタイプのおすすめを紹介します。
イシガキ産業 魔法の焼いも鍋
サツマイモの形がユニークな、電子レンジ用焼き芋鍋です。
付属のセラミックボールが熱をまんべんなく伝えるので、短時間で焼きあがります。
1本用と2本用の2サイズから選べるのもポイント。トウモロコシやナスなど、他の野菜を焼いても大丈夫です。
セラミックボールも別売で追加でき、長く使えます。
シャトードール 1人用焼き芋鍋
一人暮らしや、小さな子どものおやつにぴったりな、小さな焼き芋鍋です。半分や1/3にカットして入れるので、短時間で焼き芋が作れます。
小さなサツマイモや、ジャガイモは丸ごと焼いてもOK。キッチンが狭い人、収納場所がない人にもおすすめです。
鍋タイプのおすすめ焼き芋メーカー
お芋掘り行事や、家庭菜園でサツマイモがたくさん採れたときに助かるのが、鍋タイプの焼き芋メーカーです。
たくさんの芋を一度に焼けるのはもちろん、コンロでじっくり加熱するだけで、なんとなく本格的な気分になれるから不思議です。
パーティーにもおすすめな鍋タイプを見ていきましょう。
高木金属 石焼いも器
軽くてお手入れが簡単な、ホーロー製の焼き芋鍋です。付属の天然石の上に、サツマイモを並べて焼くだけで、甘い焼き芋が完成します。
芋のサイズにもよりますが、3~4本程度同時に焼けるので家族を待たせません。魚のホイル焼きなど、おかず作りにも使えますよ。
キャプテンスタッグ 石焼き芋鍋
キャンプやバーベキューによく行く人なら、こちらの鍋がおすすめです。
鍋本体が軽いので持ち運びしやすく、お手入れも楽です。
もちろん、家庭のコンロやガセットコンロでも使えます。
ただしIHには対応せず、安全装置付きのコンロも不向きですので注意してください。
池永鉄工 いも次郎
底の中央の穴によって、蒸し焼き効果が発揮され、石を使わずにおいしい焼き芋を作れる鍋です。
IH熱源に対応しているのも、うれしいポイントです。
どっしりとした鉄鍋で作る、こだわりの焼き芋を堪能しましょう。
ふるさと納税でもらえる焼き芋メーカーも
ふるさと納税の返礼品にラインアップされている焼き芋メーカーもあります。サツマイモがセットになった返礼品もあるので、気になる人はチェックしてみましょう。
焼き芋メーカーで素朴なおやつタイム
サツマイモの栄養と甘さをそっくりそのままいただける焼き芋は、昔から秋のおやつの定番です。
ヘルシーで手間いらずなので、育ち盛りの子どものおやつや、小腹が空いた時の夜食にも重宝します。
甘くねっとりした焼き芋を頬張れば、家事や育児の疲れもどこかへ行ってしまうかもしれません。
お気に入りの焼き芋メーカーを見つけて、おやつタイムを充実させてみませんか?