デジタルキッチンスケール最新情報 機能や選び方、おすすめ商品を紹介

デジタルキッチンスケールは、料理初心者やお菓子作りが趣味な人の強い味方です。

とはいえ、最新のデジタルスケールは性能や機能のバリエーションが豊富で、何を選べばよいのか分からないことも。

タニタを始め、メーカーによっても使い勝手が変わってきます。

デジタルキッチンスケールの選び方や、シチュエーション別のおすすめアイテムを紹介します。

デジタルスケールはいらない？メリットと注意点

わざわざデジタルじゃなくたって、量が分かれば何でもいいのでは？と思う人も多いでしょう。

まずはデジタルスケールならではのメリットや、意外な注意点を整理します。

正確に量りたいならデジタルがおすすめ

デジタルスケールのメリットは、素早く正確に計量できる点です。

アナログ式では食材を乗せてから針が静止するまでに時間がかかりますし、目盛りの間に針が来てしまうと正確な重さがよく分かりません。

その点、デジタルなら計量結果がすぐに数字で表示されるので、忙しい調理中でも安心です。

正確な計量が求められるお菓子や離乳食、ペットの食事作りにも役立ちます。

重さで送料が大きく変わる、郵便物の計量にも◎。

一方で、電池が切れると使えなくなったり、水洗いできなかったりと、不便な点もいくつかあります。

充電式や防水タイプもあるので、気になる人はチェックしておくとよいでしょう。

デジタルキッチンスケールの選び方

多くの種類の中から自分にぴったりなデジタルキッチンスケールを入手するためには、どのように絞り込んでいけばよいのでしょうか。

効率的な選び方を見ていきましょう。

風袋引き（ゼロ表示）機能の有無

「風袋（ふうたい）引き」機能とは、容器の重さを先に差し引いておける機能のことです。

スケールにボウルを乗せた状態で風袋引きボタンを押すと、表示が「0g」となって、食材だけの重さを量れるようになります。

一つの食材を量った後で再度風袋引きボタンをおせば、また「0g」になるので、他の食材を足すときにも便利です。

風袋引き機能のないデジタルキッチンスケールは、ほとんど意味がないといってもよいでしょう。

付いていない製品はほぼないと思いますが、念のため購入前に確認してくださいね。

1㎏か5kgか。「ひょう量」を決める

「ひょう量」とは、そのスケールで1度に量れる最大重量です。同じような見た目でも、機種によって異なるため必ずチェックしましょう。

「ひょう量」は、1度に作る料理の量で決めるのが基本です。

少人数家族や、作り置きをしない人なら1～2kgあれば十分でしょう。

なお容器込みの重さなので、注意してくださいね。

5人以上の大家族だったり、数食分をまとめて作ったりするなら、3～5kgあると安心です。

副業やフリマで荷物を発送することが多い人には、10～15kg量れるスケールもあります。

正確さを重視したい人は「目量」もチェック

お菓子やパン、小さなペットの体重など、できるだけ細かく計量したい人は「目量」にも注目しましょう。

「目量」はそのスケールで表示できる最小桁です。

キッチンスケールの場合はほぼ目量「1g」となっていますが、中には「0.5g」や「0.1g」刻みで量れる機種もあります。

麺類や液体調味料に対応していると便利

パスタやうどんなどの乾麺は、小さなキッチンスケールでは量りにくい食材の代表です。

麺を上手に量れる機能が付いているタイプなら、夏休みのランチ作りが楽になるかもしれません。

また「g」と「ml」を切り替えられる機種は、液体調味料や牛乳の計量に便利。

計量カップやスプーンを使わずに済み、洗い物が減らせるでしょう。

デザインや収納性で選ぶ

キッチンスケールは地味に使う頻度が多いため、デザインが気に入ったものを選ぶのもアリです。

木目調や柄が入ったものなら、キッチンに出しっぱなしにしてもおしゃれ。

収納場所を取らない折り畳みタイプや、マグネットで冷蔵庫にくっつくタイプ、レードルなどと一緒に吊るしておけるタイプもあります。

オフ機能や電源タイプも要チェック

デジタルキッチンスケールの電源は、ほとんどが乾電池です。数は少ないですが、ボタン電池やソーラー電池・USBの機種もあります。

乾電池やボタン電池は、いざという時に電池切れで使えなくなるケースがあるため、気になる人はソーラー電池やUSBも選択肢に入れるとよいでしょう。

使わない時間が続くと勝手に電源が切れる「オートオフ」機能があれば、電池が長持ちします。

1g未満が量れる正確なキッチンスケール

1g未満の計量ができるのは、デジタルならではの機能です。

お菓子作りや小鳥、ハムスターなどちっちゃなペットの体重管理に役立つ機種を紹介します。

0.01gの精密さ BOMATA(ボマタ)デジタルスケール

小動物の体重測定、アクセサリーパーツの計量・カウント、サプリの計量などに便利な、目量「0.01g」のデジタルスケールです。

最大重量は600gとコンパクトですが、小さな粒の数を数える機能もあり、手芸が趣味の人にもおすすめです。

汚れが拭き取りやすいステンレス台で、衛生的に使えるのもポイント。USB充電が可能で、急な電池切れの心配もありません。

3kgまで計量できる Latuna デジタルスケール

コンパクトでスタイリッシュ、超薄型設計がウリの日本製デジタルスケールです。

計量トレーとしても使える2種類のカバーも付いています。

本体サイズは127×106×18mmと小さく、キッチンの引き出しに楽々収納できます。

オートパワーオフは、60秒・120秒・180秒・無制限の4パターンで設定可能。

量ろうとしたら電源が切れていた！なんて、イライラすることもなくなります。

タニタ 洗えるキッチンスケール

高機能で使いやすい製品で定評のある「タニタ」のキッチンスケールです。

本体も計量皿も、丸洗いOK！拭き取りやすい形で、いつも清潔に使えます。

本体の裏面にはシリコンの脚が付いていて、安定感も抜群です。

普段は1gで、「微量モード」に切り替えると0.1g単位で量れるのもうれしいポイントです。

液体の計量に便利な「mlモード」も付いています。

最大重量5kg以上のキッチンスケール

重い根菜類や大量の粉類、肉などを量りたい人は「ひょう量」が大きめの機種を選ぶと安心です。

5kg以上量れるおすすめアイテムを紹介します。

Fitpad 5kg

0.1g単位で5kgまで量れるおしゃれなキッチンスケールです。

AFナノコーティングを施したステンレス鋼の計量皿で、汚れや指紋がすぐに拭き取れ、気持ちよく使えます。

ブラックとシルバーの2タイプあり、キッチンの雰囲気に合わせて選べます。

BOMATA 10kgタイプ

10kgまで量れるのに、おしゃれで圧迫感がないデザインが魅力のスケールです。

ステンレスと強化ガラスのコンビで、耐久性があります。

mlモード、180秒のオートオフ、重量超過や停電量の提示機能が揃う他、収納に便利な壁掛けフックも付いています。

TICWELL 15kg横型タイプ

珍しい横型のキッチンスケールです。

上部に目盛りが付いていて、荷物の重さと大きさを、1台で計れます。

牛乳の容積に最適化できるmlモードや、壁掛けフック、オートオフ機能、kg表示など使いやすい機能が揃い、大型のスケールを探している人に大変おすすめです。

便利な機能付きのキッチンスケール

続いてデジタルキッチンスケールの残念ポイントをカバーする機能や、スマホ連動機能が付いたアイデア商品を紹介します。

無印良品 ソーラークッキングスケール

おしゃれで機能的なキッチン用品が勢揃いの、無印良品のクッキングスケールです。

計量台を逆さにすると、くぼみが現れ、ロングパスタもバラバラにならずに測れます。

ソーラー電池とボタン電池のハイブリッド式で、電池切れの心配が少ないのもメリット。

最大重量2kg、最小表示は1gです。

arboleaf キッチンスケール

スマホアプリと連動して、食材の重さだけでなく、栄養価まで分かってしまうハイテクなキッチンスケールです。

毎日の食事を簡単に記録できるので、ダイエットや療養、離乳食作りなどに役立ちます。

USB充電式で、電池切れの心配がないのもポイントです。清潔感のある真っ白なデザインは、食材をおいしく見せてくれそう。

タニタ KD-199

野菜の柄がかわいいタニタのキッチンスケールは、見た目の通り、野菜の使用量が分かる機能がセールスポイントです。

家族の人数と野菜摂取レベルに合わせて、目標摂取量を自動で計算してくれます。

野菜を乗せてボタンを押すだけで、野菜使用量の合計、現在の使用量と目標量との差を表示。

目標の達成度は★マークで教えてくれます。

目量0.5g、最大重量2kgと標準的な仕様で、調理に幅広く使えます。

計量台のシリコンカバーはサイドが波型になっていて、パスタの計量にも便利です。

狭いキッチン向きのコンパクトなキッチンスケール

キッチンスケールが欲しいけれど、置き場所や収納場所がない。アウトドアで使えるタイプが欲しい。

そんな人におすすめの、コンパクトタイプを紹介します。

タニタ KD-184N

立ててスッキリ収納できる、折り畳み式のクッキングスケールです。

2kgまで1g単位で量れるので、普段使いにぴったり。

重力の影響を解消できる「地域設定機能」も付いて、正確な計量が可能です。

折り畳み式 卓上スケール

軽くてコンパクトなのに、5kgまで量れるパワフルなキッチンスケールです。

卵2個分程度の軽さで、片手でさっと取り出せます。閉じると幅3.6cmとスリムになり、フォークやスプーンと同じように収納可能です。

ピンクやブルー、オレンジなどのビビッドカラーは、キッチンを明るくしてくれます。

eashome 携帯タイプ1kg

縦横95mmの、片手に収まるちっちゃなキッチンスケールです。

お茶やコーヒー豆などの計量に便利なトレーが付いています。

スマホ1台程度の重さで持ち運びのストレスがなく、アウトドアにもおすすめ。

料理が楽しくなる おしゃれキッチンスケール

機能は普通でいいから、おしゃれなキッチンツールを使いたいと思う人も多いのではないでしょうか。

毎日の料理が楽しくなりそうな、デザイン重視のキッチンスケールを紹介します。

ドリテック KS-276NW

木目調の計量台がかわいい、シンプルなキッチンスケール。

表示部分が斜めになっていて、文字も大きいので、計量結果がとても見やすいと好評です。

1g単位で、2kgまで量れます。

SHUBAO インテリジェントBTキッチンスケール

とてもキッチンスケールには見えない、スタイリッシュなデジタルスケールです。

スマホアプリ連動機能、コーヒーのハンドドリップアシスタント機能などを搭載しています。

0.1g単位で3kgまで量れ、mlやオンスでも計量できます。

ベルメゾン ディズニー キッチンスケール

子供とお菓子作りを楽しむなら、ディズニーデザインもおすすめです。

ボタンやディスプレイが大きく、操作しやすいのも魅力。0.1g単位で最大2kgまで量れます。

ミッキー＆ミニーバージョンもありますよ。

デジタルキッチンスケールで家事を楽しもう

デジタルキッチンスケールが1台あれば、料理をレシピ通りに作れて失敗を防げます。

電源オンオフ、ml表示、風袋引きなどがボタン一つで完了するので、時短にもなります。

お気に入りのキッチンスケールを見つけて、楽しく家事をこなしましょう。