家事代行 選び方 1時間から頼めるCaSyや英会話を学べるピナイ
共働きで家事をする時間がない、疲れてやる気が出ない。そんなときはたとえ1時間でも、家事を誰かに頼れると思うだけで気が楽になることもあります。主婦の強い味方・家事代行サービスの特徴と、安心して依頼できる業者を紹介します。
家事代行サービスの特徴をおさらい
家事代行サービスを検討する前に、依頼できる家事の範囲やハウスクリーニングとの違いなど、特徴を理解しておきましょう。
掃除から料理まで家事全般を依頼できる
家事代行サービスは、その名の通り掃除・洗濯・食事の支度といった、いわゆる家事全般を代わりにやってくれるサービスです。
一度にすべての家事を依頼してもよいですし、夕食の支度だけお願いしたり、週に1回掃除と洗濯をしに来てもらったりなど、希望の家事だけをお願いすることも可能です。
学童保育や習い事への子どもの送迎や、親が帰宅するまで一緒に留守番するといった、簡単な見守りサービスを提供している会社もあります。
ただし高い所の掃除など、危険を伴う作業は受け付けていないか、別料金となるのが一般的です。
スキルの高いスタッフが来てくれる
家事代行を利用したいけれど、自宅に他人を招き入れることに不安を感じる人も少なくありません。
このため家事代行サービス会社では、スタッフの教育に力を入れ、損害保険に加入するなど、利用者が安心して利用できる仕組みを整えています。
気に入ったスタッフにもう一度来てもらったり、気が合わないと思ったら他のスタッフに変えてもらったりすることも可能です。
接客方法から家事スキルまで、しっかりと研修を受けた質の高いスタッフが来てくれるので、それほど心配しなくても大丈夫です。
ハウスクリーニングとの違いは?
家事代行サービスと間違えやすいのが、ハウスクリーニングサービスです。
家事代行サービスは日常的な家事を行うものですから、掃除に使う道具や洗剤はお客様の家にあるものを使用します。
スタッフが持参する場合もありますが、いずれにしても普通のお掃除グッズです。
一方のハウスクリーニングは、エアコンや換気扇など、素人では掃除が難しい場所をキレイにするサービスです。
専門の技術を習得したスタッフが、専用機材と洗剤を使って徹底洗浄します。料金も家事代行の掃除に比べて高額です。
気になる費用は?お試しはできる?
家事代行サービスの費用は、依頼する内容や時間、頻度によって変わります。1時間当たりの相場は2000~3000円で、1回2時間頼むと4000~6000円ほどかかるのが一般的です。
他にもスタッフの交通費(1回1000円程度)や鍵の預かり料(月1000円程度)などが加算されるため、実際に支払う金額はもう少し高くなります。
ただしほとんどの家事代行サービスでは、初めて利用する人のために「お試しプラン」を用意しています。
こちらは交通費等も込みで、1回5000円前後が相場です。お試しとはいえ、内容は通常のサービスとほぼ同じです。
利用後は自宅の広さや家族構成に合わせて最適なプランを提案してくれるので、上手に活用しましょう。
家事代行サービスはこんな人におすすめ!
家事代行サービスを利用するなど、ぜいたくの極みと思う人も多いのではないでしょうか。しかし共働きや高齢者世帯が増えている近年、必ずしもそうとは言い切れません。家事代行サービスをおすすめしたい代表例を見ていきましょう。
共働きで家事の時間が取れない家庭
夫婦でフルタイムで働いている家庭では、家事を十分にこなすことは容易ではありません。平日にほとんど家事ができず、貴重な休日を掃除や食材の買い出し、料理の作り置きなどに費やすことになります。
そんなとき、週に1回でも1日1時間でもよいので、掃除や夕食の支度を代行してもらうことで家事の負担がぐっと減ります。
「家事をやらなくては」という精神的なプレッシャーからも解放され、休日もゆっくり過ごせるでしょう。
家事代行サービスのおかげで、夫婦ゲンカが減るかもしれませんね。
育児疲れのママ
専業主婦やパート主婦にも、家事代行サービスはメリットがあります。とくに子どもが小さなうちは育児で手一杯で、家事を完璧にこなすのは無理です。
ただでさえ自分の時間がないのですから、たまには家事を休んでリフレッシュしてもいいのでは?
また、家事代行のスタッフは、当然ですがとても家事が上手です。育児が一段落したベテラン主婦もたくさんいます。
家事のコツや子育てのアドバイスなど、スタッフから貴重な情報を得られることもありますよ。
遠くに住む家族が心配な人
家事代行サービスは自分が利用するだけでなく、他の人にプレゼントすることも可能です。
年老いて体力のなくなった実家の両親や、仕送り中の大学生の元に行ってもらえば、様子も分かって安心できます。
来てもらった方も、家事に時間を取られることなく、趣味や勉強に集中できるでしょう。
家事代行サービスを選ぶポイントは?
家事代行サービスにはさまざまな業者が参入しています。あなたにぴったりな家事代行を選ぶポイントを見ていきましょう。
対象エリアとスタッフの空き状況をチェック
サービスの対象エリアは会社によって異なります。気になる会社を見つけたら、まずはあなたがお住いの地域がサービスの対象エリアかどうかをチェックしましょう。
対象エリア内であっても、派遣できるスタッフの数が少ないと希望の日時に来てくれないことがあります。
一度電話やメールなどで、スタッフの状況を問い合わせてください。
時間と料金をチェック
家事代行サービスでは、基本的に1回2時間以上の利用が条件です。中には「1回3時間以上」としている会社もあり、その分料金も高くなります。
また、定期コースの場合、月に1回から利用できる会社もあれば週に1回以上でないと利用できない会社もあります。
家の広さや頼みたい家事の内容に合わせて、無駄なく利用できる会社を探しましょう。
延長やキャンセル、急な依頼の可否をチェック
定期コースを利用していると、1日だけキャンセルしたり、依頼内容を変えたくなったりすることがあります。
いつもは2時間だけど今日だけ3時間お願いしたい、のように時間を延長してほしいケースも。
このようなイレギュラーな要望にどれだけ対応してもらえるのかも、会社選びの重要なポイントです。
延長やキャンセルについては料金だけでなく、細かい条件もしっかりチェックしておきましょう。
おすすめの家事代行サービス
最後におすすめの家事代行サービスを3社紹介します。
スマホで楽々申し込み CaSy(カジー)
「CaSy」はスマホから簡単に予約でき、価格もリーズナブルな家事代行サービスです。
掃除代行は1回1時間から(週に1回の定期プランの場合)、料理代行は1回3時間から利用できます。
定期プランの他に、必要なときだけ頼めるスポットプランもあり、利用したい日の3時間前まで予約可能です。
明日急にお客様が来る!というときにも安心ですね。
英語の勉強もできる ピナイ家事代行サービス
「ピナイ家事代行サービス」のスタッフは全員、家事代行先進国のフィリピンから来日した女性です。
フィリピンでは家政婦の国家資格があるほど家政婦養成に力を入れており、その質の高さは世界レベルです。
日本にやってきたスタッフの皆さんも、しっかりと研修を受け、正社員として登用されている人ばかりなので、安心してお任せできます。
英語が公用語ということもあり、スタッフとのコミュニケーションを通じて子どもが英語を学べるのも密かなメリットです。
自由度が高いアールメイド
アールメイドはちょっとした水回り掃除から、家事全般をお任せできるコースまで、オーダーメイド感覚で利用できる家事代行サービスです。
赤ちゃんや肌の弱い方がいる家庭に向けた「あんしん・あんぜんエコ洗剤サービス」など、きめ細かなプランがそろっています。
型にはまったサービスでは満足できない人におすすめの業者です。
1時間1500円~ タスカジ
タスカジは家事代行業者というよりも、家事代行ができる人と頼みたい人のマッチングサービスです。
家事代行サービス業者の場合、自分で来てもらうスタッフを選べませんが、タスカジの場合は実績や料金を見ながら、自分で選んだ人に依頼できます。
やって欲しい家事に合わせて自由に交渉できるので、利用の幅が広がるでしょう。
家事代行サービスで暮らしにゆとりを
自分だけでは手が回らない家事を、一部だけでもスキルの高いスタッフに代行してもらえれば、気持ちにゆとりが生まれます。
仕事から疲れて帰ったときに、部屋がキレイに片付いていたり、料理の下ごしらえが済んでいたりするのは、とてもうれしいものです。
毎日頑張る自分へのご褒美や家族へのプレゼントに、家事代行サービスを気軽に利用してみてくださいね。