足半(あしなか)布ぞうりの履き方は?正しく履いてスタイルアップ効果を
「足半(あしなか)布ぞうり」を正しく使えば足の機能が向上し、心身の健康維持に役立ちます。
- 「足半(あしなか)布ぞうり」を履いているけど、今一つ効果が分からない
- 「足半(あしなか)布ぞうり」を試してみたい
そう感じている方へ、足半布ぞうりの正しい履き方とお手入れ方法、おすすめのアイテムを紹介します。
足半(あしなか)布ぞうりとは
足半(あしなか)布ぞうりは、普通の布ぞうりの半分くらいの大きさで編まれたかわいいルームシューズです。
見た目がかわいいだけでなく、現代人が失ってしまった足本来の機能を復活させ、姿勢を修正する力を秘めています。
このため足半布ぞうりを毎日履くことで、結果的にボディの引き締めや腰痛の改善等が期待できます。
足半の歴史
外履きとしての「足半」は昔からあり、武士から農民まで広く愛用していたことが知られています。
最近はNHKの大河ドラマ「西郷どん」で、鈴木亮平演じる西郷隆盛が履いていたことでも話題になりました。
足半布ぞうりの詳細はこちらの記事でもご紹介しています。
足半布ぞうりはどうやって履くの?
足半布ぞうりは「かかと」の部分がないため、「ダイエットスリッパ」のように「かかと」を浮かせて履くものと勘違いしがちです。
しかし、その履き方では足半の良さが発揮されないばかりか、かえって足を痛めることもあります。
足半布ぞうりの正しい履き方を解説します。
つま先と「かかと」を地面につけて履く
足半布ぞうりは、つま先と「かかと」が地面に着くようにして履くのが正解です。
指が鼻緒から大きくはみ出すように深く足を入れ、足半の端を土踏まずにフィットさせましょう。
この履き方により、次のような効果が期待できます。
・鼻緒によって足指が自然に開き、外反母趾を予防
・土踏まずが刺激され、血行が良くなる
・「かかと」を地面につけることで後ろ荷重になり、まっすぐな姿勢で立てる
・立つ・歩く姿勢が整い、腰痛や浮指が改善される
最初は数分から慣らす
足半布ぞうりを正しく履くと、最初はとても疲れます。
しかし疲れるのは、普段の生活で使われていなかった足の筋肉が、しっかり使われている証拠です。
毎日履いているうちに足が鍛えられ、長い時間履いても疲れにくくなってきます。
使い始めは5~10分程度で十分ですので、無理をせずに徐々に慣らしていくようにしましょう。
足半布ぞうりのお手入れ方法は?
足半布ぞうりはお手入れも簡単です。材質にもよりますが、ほとんどの商品は洗濯機で洗えます。
ガンガン履いて、どんどん健康になりましょう。
時々水洗いすればOK
布ぞうりは基本的に裸足で履くものです。このため毎日履いていると、足の汗や皮脂で汚れてしまいます。
汚れが気になる時は、洗濯ネットに入れて洗ってしまいましょう。
ただし乾燥機は縮んだり型崩れしたりする可能性が高いので、使わないでください。
また、冬は5本指靴下などを履いて使用すれば、それほど洗う必要がなくなります。
足半布ぞうりを探してみよう
最後に足半布ぞうりを買えるサイトとおすすめの商品を紹介します。初めて買う方も買い足す方も、ぜひ参考にしてくださいね。
手作りマーケットminneのおすすめ足半
「minne(ミンネ)」には多くの布ぞうり作家さんが出品しており、足半もたくさん見つかります。
中でも注目は、「研」さんの「創作布ぞうり&布スリッパ」です。
土踏まずに当たる部分が2重になった「ハイヒール足半」など、個性的な作品がずらり。
不要になった着物や洋服をリサイクルしているため、ほとんどの商品が1点ものです。
気に入った柄は「即買い」ですよ。
足半布ぞうりで足元から健康に
足半布ぞうりは、履くだけで姿勢がよくなるお手軽な健康グッズです。
姿勢がよくなると、腰痛や肩こりが楽になったり、おなかや太もも、お尻が引き締まったりと、いいことがいっぱい。
デスクワークが多くて猫背になりがちなあなたも、なんだか体がたるんできたなと悩んでいるあなたも、この機会に足半布ぞうりを試してみてはいかがでしょうか。