足が冷えては仕事ができぬ!おすすめ足元暖房グッズで快適在宅ワーク

在宅ワークや自宅でのテレワークをストレスなくこなすためには、快適な冷暖房設備が欠かせません。
特に普段から冷えやすい人は、長時間のデスクワークでも足が冷たくならないように、十分配慮したいところです。
暖房をつけても足だけ冷えてしまう、電気代を節約しながら暖を取りたい、といった在宅ワーカーのお悩みを解決できる、足元暖房グッズを紹介します。
デスクワークと足の冷え

在宅ワークしているかどうかにかかわらず、いつも足が冷えて辛いという女性は多いでしょう。
暖房をつけていて、室温は高いのに足元だけ冷たくなってしまう人もいます。
まずは足が冷えてしまう理由と冷えがもたらすデメリット、冷えを解消する方法を解説します。
なぜ足元だけが冷えるの?
足は体の中でも、特に冷えを感じやすい部位です。体の熱は血液によって運ばれますが、足は血液を送り出す心臓から最も遠いため、血流の勢いも弱くなりがちです。
重力の影響で血液を心臓へと戻す働きも鈍く、放っておくとどんどんむくんで、冷えが慢性化します。
皮下脂肪が多いことも、冷えの原因となります。脂肪は一度冷えるとなかなか温まりません。
一方で筋肉が多い人は代謝がよいため、冷えにくいといわれています。
女性は男性に比べて筋肉量が少なく脂肪が多いため、冷えやすいのです。

足の冷えを我慢するとよくない?
足が冷たいのはいつものことだからと、我慢してはいけません。
足が冷たい=血流が滞っているということですから、放置すると全身の血行が悪くなり、生理痛や腰痛、肩こりなどさまざまなトラブルを引き起こす可能性があります。
足の冷たさが気になって、仕事に集中できないのも問題です。
せっかく自宅で仕事ができるのですから、我慢しなくてもよい環境を作りましょう。
足の冷えを解消するには?
血流を促進すれば、足は冷えにくくなります。
普段から足を動かして筋肉をつけたり、1時間に1回程度は室内を歩き回ったりするのも効果的です。
ただ、運動は日々の積み重ねですし、仕事に集中していたら数時間は同じ姿勢のまま、なんてことも普通です。
手っ取り早く冷えを解消したいなら、暖房グッズに頼るのもアリでしょう。
在宅ワークに適した足元暖房の選び方

在宅ワークやテレワークのために足元暖房を購入する場合、どのような点に注意すればよいのでしょうか。暖房グッズを選ぶポイントを見ていきましょう。
動きやすさで選ぶ
育児しながら在宅ワークやテレワークをしている人は、子どもに呼ばれたときにすぐに動けることが重要です。
デスクを離れても足を温めたい人は、電熱スリッパや腰に巻けるブランケットなどがよいでしょう。
デスクにいるときだけ暖かければよい場合は、コタツや手軽なヒータータイプがおすすめです。
温まる範囲で選ぶ
足元暖房グッズは、足の一部だけあったかいものから、下半身全部があったかいものまで、バリエーションが豊富です。
足を乗せるだけのタイプはコンパクトですが、足首やふくらはぎまで冷えて辛い人には向いていません。
また電気ストーブやファンヒーターは足を直接つけられないため、冷えた足がなかなか温まらないデメリットがあります。
どこまで温めたいのか、よく考えて選ぶようにしましょう。
お手入れのしやすさもチェック
ひざ掛けやスリッパタイプのように、肌が直接触れる暖房グッズは、清潔に保てるかどうかも重要なポイントです。
洗濯が可能で、しかも簡単に洗えるタイプを選ぶと長く使えるでしょう。
ヒーターの場合は、ホコリや汚れを拭き取りやすいかどうかに注目します。
在宅ワーカー向け足元暖房の種類と特徴

足元暖房にもさまざまな種類があります。在宅ワークにおすすめの暖房の種類と、メリット・デメリットを見ていきましょう。
これからデスクを買うなら「1人用コタツ」
座卓タイプが主流だったコタツにも、椅子がセットになったハイタイプが登場し、人気を博しています。
ハイタイプの1人用コタツなら、布団を片付ければ1年中パソコンデスクとしても使えて一石二鳥です。
これから在宅ワーク用のデスクを買おうと思っている人は、ハイタイプの1人用コタツを検討してみましょう。
ただし既に作業デスクを持っている人や、家族用のコタツがある人には向いていません。
場所を取らない「フットウォーマー」
デスクで作業しているときだけ、足を温めたい人はフットウォーマーがおすすめです。
足を乗せるだけのホットカーペットタイプやアンカタイプなら、場所を取らず収納も簡単です。
温まる範囲は狭いですが、身軽に動けるため育児中の人にもおすすめできます。
動く必要がない人なら、足首やふくらはぎまですっぽり包み込まれる「履くタイプ」でもよいでしょう。
移動が多い人に「スリッパタイプ」
デスクワークの合間に子どもの世話や家事をこなしたい人は、スリッパタイプが使いやすいかもしれません。
モバイルバッテリー対応の製品なら、家中どこにいても足元がポカポカのまま過ごせます。
ただし1日中履いていると蒸れる上に、汚れが蓄積するためこまめに洗う必要があります。
どんな体勢でもOK「ひざ掛け」や「毛布」
電気ひざ掛けや電気毛布が一つあれば、仕事中もソファでくつろぐときも、寝るときにも使えて便利です。肩にかけて、上半身用の暖房にも活用できます。
USB給電式なら家中どこでもあたたかく、スポーツ観戦やキャンプ、ドライブなどアウトドアにも持っていけます。
おすすめ1人用ハイコタツ

パソコンデスクの代わりになる、1人用のおしゃれなハイコタツを紹介します。
在宅ワークにぴったり 山善 ヒーター付きパソコンデスク
天板の裏に、薄型のファンヒーターが付いたパソコンデスクです。そのままでも、別売の布団を購入してコタツのようにも使えます。
天板にはコンセント2口と、USBポートが1つ付いておりパソコンやデスクライトの設置、スマホの充電に便利です。
デスク単体での販売なので、自宅にある椅子を活用できるのも◎。

高さを変えられる イケヒコ パーソナルテーブル
テーブル・椅子・布団がセットになったパーソナルコタツです。
テーブルも椅子も、脚を付け外して高さを変えられます。
仕事のときはハイタイプに、お正月などのんびりしたいときには、ロータイプと使い分けてもよいでしょう。
天板と布団の色はそれぞれ2パターンから選べます。

布団をクッションにできる moca company デスクこたつ
「コタツは確かにあったいけど、引き出しとかがないからデスクとしてはイマイチ。」
そんな悩みを解決する、おしゃれなコタツ机です。天板の下にオープンな収納部が設けられていて、ノートや文房具、タブレットなどを収納できます。
こたつ布団を付属の袋に入れるとクッションとして利用でき、布団の収納場所が少ない人にもおすすめです。
充電・給電用コンセントやUSBポートもついています。

デスク下に常備したいおすすめフットウォーマー

作業する間だけでも、足先をあたためたい人に、コンパクトなフットウォーマーを紹介します。
足首までぽかぽか TWONE 電気足温器
スイッチを入れて30秒で、足首までぽっかぽかにあたためてくれる、電気フットウォーマー。
パソコン画面とにらめっこの時間が続いても、足が冷えずに快適です。
内側は肌触りのよいフリースで、取り外していつでも洗濯できます。
ただし足を動かせないので、無意識に足を組みたくなってしまう人や、トイレが近い人などは面倒に感じるかもしれません。

使い方いろいろ パナソニック 足温器
薄いヒーターユニットに、フワフワのカバーが付いたパナソニックの足温器は、腰当てクッションやアンカとしても使える優れものです。
足の裏だけでなく、甲まであたたまるカバーなので、冷え症の人も安心。
足の出し入れがしやすく、子どもに呼ばれたとき、宅配便がきたときなどにもすぐ対応できます。
マイクロファイバーのカバーは洗濯機で丸洗いでき、いつも清潔に使えます。

スリッパや上履きのまま使える デスクスパ
使うたびにスリッパや靴下を脱がなくてもよい、画期的なフットウォーマーです。
一見ただのプラスチックの板で、あまりあたたかそうには思えませんが、足をのせるとびっくり。
スリッパを履いたままでも、遠赤外線効果で体の芯から温まります。
汚れたら拭くだけでよく、ほこりのたまりやすいデスク下でも気兼ねなく使えるでしょう。
靴のままでも使え、音がしないので、オフィスの寒さ対策にもおすすめです。
ただしあまり頑丈ではないので、立ったまま乗ってはいけません。スタンディングデスクの人は注意してくださいね。

安心感が違う 着用タイプの足元暖房

片時も暖房を手放せない人には、身に付けたまま動けるタイプがおすすめです。スリッパや腰巻タイプの足元暖房グッズを紹介します。
歩き回れるヒータースリッパ
ヒーター付きスリッパは多く販売されていますが、歩き回るときにはケーブルを外す必要があり、ただのスリッパになってしまう弱点がありました。
こちらの商品は左右それぞれにモバイルバッテリーが付属していて、ケーブルなしでもあたたかさをキープできます。
デスクワーク中は充電しながら、キッチンで料理するときはバッテリーでと使い分ければ、1日中頼れる相棒になるでしょう。

手もあたたかい 着るこたつ
腰から下をまるっと包み込む「着るこたつ」。動きずらいというデメリットを克服し、足が出せるタイプも登場しました。
前側に大きなポケットがあり、手をあたためることもできます。
他に暖房がいらないほどあたたかく、日中広い家で、1人で仕事する人にもおすすめです。

汎用性を求める人におすすめのブランケット

ひざ掛けタイプは、睡眠時やアウトドア、立ち仕事にも使いやすくてお得感があります。
おすすめの電気ひざ掛けを見ていきましょう。
毛玉が気にならない TOHO 電気ブランケット
撥水加工の、キルティング素材のひざ掛けです。
ウール製品と違って毛玉ができず、ちょっとくらい飲み物をこぼしても拭き取るだけでお手入れが楽です。
腰巻、肩掛け、ベストとさまざまな使い方ができ、モバイルバッテリーにも対応しているので、寒い日の買い物や公園遊びにも重宝します。

インテリアになじむ ライフジョイ 電気ひざ掛け
いかにもひざ掛けというたたずまいの、日本製の電気ひざ掛けです。
大きな縦長タイプなので、くつろぎタイムにソファやベッドに広げて使ってもよいでしょう。
柄はベージュ・グリーン・オレンジから選べます。

肌に優しい 綿100%の電気毛布
あたたかい布製品が「チクチク」して苦手な人には、綿100%の電気毛布がおすすめです。
手ぬぐいみたいなポップな和柄に、気持ちもいやされます。
寝具サイズですので、足先から肩まですっぽりあたたかいのも魅力。
仕事が終わったら、毛布ごとソファに移動してゴロゴロしたくなります。

頭寒足熱で快適在宅ワーク
寒いからと家中を暖かくすると、頭がのぼせてしまい、仕事がはかどらないこともあります。
足元暖房を上手に使えば、頭がすっきりして仕事がはかどるだけでなく、光熱費の節約にもなるはず。
足の冷えに悩んでいる人は、積極的に足元暖房グッズを取り入れてみましょう。