ハンディファン 邪魔にならない1台は?炎天下の通勤におすすめを紹介

通勤にハンディファンを使いたいけれど、邪魔にならないか心配な人もいるでしょう。夏に異常な暑さが続く昨今、ハンディファンはとても人気で、さまざまなタイプが登場しています。サイズ感や風量、機能性などバリエーションが豊富過ぎて、何を選べばいいのか分からくなることも。主婦がパートに行く際に、邪魔にならないハンディファンの選び方とおすすめを紹介します。
ハンディファンの種類

ハンディファンは主に扇風機を小さくしたものと、首にかけて使う形状に分けられます。送風だけでなく、冷却プレートでより涼しくなれる商品もあります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
携帯扇風機タイプ
小さな扇風機のような見た目の、いわゆる「ハンディファン」です。角度を調節でき、好きな部位に風を当てられます。
持ち手にクリップが付いているものなら、日傘やバッグに取り付けて使えます。
軽くてバッグに収まりやすく、デザインやカラーのバリエーションも豊富で、おしゃれな雰囲気が特徴です。
基本的にファンが大きいほど、パワフルな風が出てきます。ただし音がうるさい製品もあり、電車内で使うなら周囲に配慮が必要でしょう。
また気温が異常に高い場所で使うと、熱風が体に当たるだけとなり、逆効果ともいわれています。
ネッククーラータイプ
ヘッドフォンのような形が特徴の、首にかけるタイプのハンディファンもあります。首の左右から風が当たるので、携帯扇風機よりも涼しく感じられるでしょう。
両手が自由になるのもポイントです。荷物が多い人や、日傘が欠かせない人にとっては、大きな魅力といえるでしょう。
屋外や冷房のない倉庫などで作業することが多い人にもおすすめです。
冷却プレート付きタイプ
金属製のプレートを肌に当て、直接冷やせるタイプもあります。
風だけでは間に合わないくらい暑い日でも、プレート付きなら効率的に体温を下げられるでしょう。
冷却プレートには電気を流すと冷たくなる「ペルチェ素子」と呼ばれる半導体が使われているそうです。
冷蔵庫で冷やしておく必要もなく、スイッチ一つでいつでもひんやりできます。
通勤用ハンディファンを選ぶポイント

多くの製品から、自分に適したものを選ぶには、どうすればいいのでしょうか?失敗を防ぐポイントを見ていきましょう。
通勤路の状況をイメージする
まずは自宅から職場までの、道のりをイメージしましょう。
駅までの距離や移動手段、日陰や途中で涼める場所の有無で、ハンディファンに求められる性能を絞り込めます。
例えば自宅から駅まで自転車を使う場合、ネッククーラータイプが適しています。
日傘をさして歩くなら、日傘用クリップ付きのハンディファンがよいでしょう。
パートの場合、シフトの時間帯によっては、炎天下の道を歩くこともあります。普通の扇風機では太刀打ちできない暑さでは、冷却プレート付きが活躍するでしょう。
通勤時の荷物として邪魔にならないか
日傘に水筒、汗拭きシートなどただでさえ荷物の多くなる夏の通勤。ハンディファンを買っても、カバンに入りきらない可能性もあります。
満員電車に乗る場合、大きなハンディファンはただの邪魔なお荷物です。
ネッククーラータイプは重量に注目しましょう。短時間ならまだしも、長時間使う場合、重いと肩が凝ってしまうかもしれません。
勤務中に使うかどうか
パート先にもよりますが、店の入り口付近や倉庫などで作業する時間がある場合、通勤時だけでなく勤務中もハンディファンが必要になるでしょう。
職場でも熱中症対策をしているはずとはいえ、自分の身は自分で守るのが基本です。
勤務中にも使うのなら、卓上スタンド付きや、両手が自由になるネッククーラータイプがおすすめです。バッテリーの持続時間も長い方がよいでしょう。
通勤におすすめのハンディファン

猛暑の中、パート先に無事にたどり着くためにおすすめしたいハンディファンをシチュエーション別に紹介します。
日傘クリップ付きハンディファン
日傘に取り付けられるタイプは、暑さに加え、紫外線対策も必要な日の通勤に役立ちます。
ただし電車やバスに乗るときは取り外す必要があり、やや面倒です。
自宅から職場まで徒歩圏内の人におすすめできます。

卓上で使えるハンディファン
オフィスの冷房が弱い、倉庫で作業することが多い、自宅のキッチンや洗面所でも使いたい。
そんな人には、卓上で使えるタイプが適しています。
移動時は手持ちで、職場ではデスクに置いてと、1日中活躍するでしょう。

バッテリー残量が気にならない外付け式
多くのハンディファンは内蔵のバッテリーに充電して使います。ただ内蔵の場合バッテリーがなくなると使えないのがネックです。
一般的なモバイルバッテリーから給電するタイプは、そのような心配はありません。常日頃モバイルバッテリーを持ち歩く人なら、ストレスなく使えるでしょう。

冬も使える高級ネッククーラー
冷却プレート付きネッククーラーの中には、なんと暖かくなるタイプもあります。
夏は涼しく、冬は暖かく。
価格を見ると驚きますが、一般的なハンディファンとは比べ物にならないくらい涼しく、かつ冬でも使えるとなれば、逆にコスパは高いといってもよいかもしれません。
もし冬の通勤路が寒くて困っているなら、こちらを選んでおくとよいでしょう。

ハンディファンで夏の通勤を快適に
主婦がパートに行く場合に特化して、ハンディファンのおすすめを紹介しました。
ハンディファンは邪魔になりがちなアイテムですが、いつ、どのくらいの時間使うのかを意識して選ぶと、後悔も減らせるはずです。
自分の通勤スタイルにぴったりのハンディファンを手に入れ、うんざりするような暑さを少しでも和らげましょう。