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キッチンバサミ 普通のハサミ 違いは?機能や選び方をおさらいしよう

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キッチンバサミ 普通のハサミ 違い

キッチンバサミについて、今持っているものでは物足りない、使いこなせていないなど不満に思う人は多いのではないでしょうか。とはいえ、普通のハサミとの違いや選び方については、意外に分かっていないかもしれません。後悔しないキッチンバサミの選び方とおすすめ商品を紹介します。

目次

キッチンバサミ 普通のハサミじゃだめな理由

キッチンバサミ 普通

多機能なキッチンバサミを買ったけれど、結局あまり使っていない場合、普通のハサミで代用できるのではと思うことがあるでしょう。キッチンバサミは何のためにあるのでしょうか。

調理ツールとしての機能が豊富

キッチンバサミには、調理ツールとしてのさまざまな使い道があります。

  • 包丁の代わりに食材を切る
  • 料理を切り分ける
  • パッケージの開封
  • 硬い殻を割る
  • 缶切り・栓抜きなど

まさにキッチンで使うハサミとして意義がある点で、文房具として使う普通のハサミとは異なる製品といってよいでしょう。

献立によっては包丁やまな板を使わず、キッチンバサミだけで完結するケースもあります。洗い物を減らせる・時短になるなど、忙しい人にとっては特にメリットが多いツールです。

普通のハサミと違う点

キッチンバサミと普通のハサミの大きな違いは、「水に強くサビにくい」「硬いものを処理できる」点にあります。

普通のハサミをキッチンで使うこともできなくはありませんが、水気の多い野菜を切ったり、硬い殻やスジを切ったりすると、すぐに傷んでしまうでしょう。

逆にキッチンバサミは肉などを切りやすいように、刃を加工していることも多く、文房具として使うのには適していません。

使用頻度が少ないなどの理由で、普通のハサミとキッチンバサミを兼用するのは避ける方がよいでしょう。

キッチンバサミの選び方

キッチンバサミ 選び方

キッチンバサミは大変便利なツールですが、自分の調理スタイルに合っていなければ出番が少なくなってしまいます。後悔しないキッチンバサミの選び方をチェックしましょう。

刃・持ち手の素材

キッチンバサミの刃の素材は、大きくステンレスとセラミックの2種類に分けられます。どちらも包丁に使われており、サビにくく食材を切りやすい点では共通しています。

ステンレスのメリットは耐久性に優れている点です。刃だけでなく、持ち手も全てステンレスであれば、丸ごと洗浄・消毒できる上に、プラスチックなどでできた持ち手が劣化して使えなくなる心配もありません。

一方のセラミックは軽く、食材のニオイ移りが少ないのが特徴です。ただし耐久性は低く、落としたりぶつけたりすると割れることもあります。握力に不安のある人や、金気が気になる人には適しているでしょう。

持ち手の素材は好みで分かれるところです。オールステンレスは前述の通りお手入れがしやすく長持ちしますが、金属なので手が痛くなるおそれがあります。持ち手がゴムやプラスチックなら、軽くて手も痛くなりにくいでしょう。

刃の長さや形状

刃の長さは、7~8cm程度が無難です。刃渡りが長いほど、大きな食材を切りやすいのは事実ですが、長過ぎても邪魔になる可能性があります。

また刃が短いキッチンバサミは、小さな食材を切りやすいほか、飾り付けなど繊細な作業に向いています。このため、家族の人数や作りたい料理、扱う食材によって決めるのもアリです。

刃の形状には、カーブしているタイプやギザギザが付いているタイプなどがあります。

厚みのある食材を切るときは、カーブしている刃が適しています。生の肉や魚をカットするなら、ギザギザの刃が付いているものがよいでしょう。

お手入れ方法

キッチンバサミを選ぶなら、清潔に保てるかどうかも重要なポイントです。普通のハサミは食材向けではないので、使用後に洗うことは稀ですが、キッチンバサミはしっかりと洗ってから保管する必要があります。

食器洗浄機に対応したものや、分解して細部まで洗えるものなど、お手入れ方法にも注目しましょう。

なおキッチンバサミは包丁のように研ぐことができず、ほとんどの場合切れなくなったら捨てるしかありません。しかし中には、研いで長く使えるものもあります。

キッチンバサミ おすすめ定番

キッチンバサミ おすすめ

一家に一つは常備したいキッチンバサミ。定番のおすすめを紹介します。

鳥部製作所 キッチンスパッター

刃物の町、新潟県三条市で生まれた切れ味も申し分ないキッチンバサミです。

無駄のないデザインもさることながら、メーカーで研ぎ直しや修理ができるのもうれしいポイント。

オールステンレスかつ分解洗浄可能、食器洗浄機対応でいつも清潔な状態を保てます。食材を切るのが楽しく、凝ったサラダなど作りたくなりそうです。

鳥部製作所(Toribe Seisakusho)
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PLUS フィットカットカーブ

一見、普通のハサミかと思うような、文具メーカー発のキッチンバサミです。

手にフィットして握りやすいグリップが特徴で、さまざまな食材のカットやパッケージ開けが楽にできます。

グリップのカラーラインアップも豊富で、キッチンが明るくなりそう。分解洗浄および、食器洗浄機利用もできます。

貝印 料理家の逸品

こちらは刃先がカーブしているタイプのキッチンバサミです。カーブのおかげで鍋の中や皿の上で食材が逃げにくく、調理中・調理後のカットも楽です。

デザインがかわいいので、卓上で料理を切り分けるときにも映えるでしょう。

ステンレス刃を樹脂でコーティングしてあり、汚れが落ちやすいのもポイントです。分解はできませんが、食器洗浄機に対応しています。

貝印(Kai Corporation)
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持ち歩きや収納に便利なキッチンバサミ

キッチンバサミ キャンプ

包丁やまな板がなくても食材を切れるキッチンバサミは、家の外でも活躍します。キャンプや外食に、あるとうれしいキッチンバサミもチェックしましょう。

プラス ひとくちカット

噛む力が弱っている高齢者や、離乳期の赤ちゃんとのお出かけに便利なお食事用のキッチンバサミです。

刃先が丸く、食器を傷付けにくい仕様になっています。抗菌ケースに入っており、バッグの中に入れておいても安心。

本体・ケース共に食器洗浄機で洗えるので、外出後の後片付けも手間がかかりません。

高儀 アウトドア多機能ハサミ

栓抜きや缶開け、ナイフやピーラーとしても使える多機能なキッチンバサミです。

分解できるのでお手入れしやすく、キャンプやバーベキューに持って行くのはもちろん、災害時にも活躍します。

カーキ色のグリップと黒いケースもおしゃれ。

下村工業 フルベジスマイル 立つ キッチンはさみ

キッチンバサミの収納方法にお悩みの人には、立てて置けるスタンド付きの製品もあります。

スタンドケースにはマグネットが付いているので、冷蔵庫のドアなどにくっつけておいてもよいでしょう。

小ぶりなサイズと真っ白なカラーで目立ちにくく、生活感も出にくいキッチンバサミです。

下村工業(Shimomura Kougyou)
¥1,300 (2024/03/11 11:34時点 | Amazon調べ)

左利きの人や子どもにおすすめキッチンバサミ

キッチンバサミ 左利き

キッチンバサミは手の大きさや、利き手がどちらかによって使い勝手が大きく変わってしまいます。左利きさんや子どもでも使いやすいキッチンバサミを見ていきましょう。

下村工業 プログレード やさしいはさみ左利き用

左利きの人用に作られた数少ないキッチンバサミです。右手が不自由な人にもおすすめできます。

カーブ刃とギザ刃で食材をカットしやすいほか、缶開け用の突起も付いています。分解して食器洗浄機で洗えるタイプです。

下村工業(Shimomura Kougyou)
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ティファール アイスフォース

左利きの家族がいる人は、両利き対応のキッチンバサミがあると便利です。ティファールのアイスフォースは利き手を選ばない設計で、どちらの手でも使いやすいでしょう。

耐久性に優れ、サビにくい鋼を使用している上に、10年保証付きで安心です。分解でき、お手入れも簡単です。

貝印 はじめてのキッチンバサミ

子どものお手伝いにぴったりな、小さくて安全性の高いキッチンバサミです。

飾り用の海苔や、スライスハムなどを切ってもらうなど、小さな子どもと一緒に調理を楽しめます。

キャップ付きなので持ち運び便利で、離乳食のカットにも使えます。

ただし刃物ですので、最初は使い方をしっかりと指導し、使用中は目を離さないようにしましょう。

使いやすいキッチンバサミを探してみよう

直接食材を切ったり、食材の入ったパッケージを開けたりするときに活躍するキッチンバサミを、普通のハサミで代用するのは切れ味・衛生面ともに無理があります。

キッチンバサミにもさまざまなタイプがあり、自身の調理スタイルに合わせて選ぶことで満足度が高まります。お気に入りのキッチンバサミを手に入れて、日々の暮らしに役立てましょう。

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