洗濯 靴下 バラバラにならない方法とは 干し方や収納・臭い対策も
靴下の洗濯や収納は、意外に大変な作業です。左右バラバラになったり、臭い靴下を一緒に洗濯するのがためらわれたりします。
靴下の臭いや汚れは付きやすくて落としにくいため、せっかく洗ったのにきれいにならず、がっかりすることも。
靴下洗濯の悩みを解決できるアイデアや、おすすめの便利グッズを紹介します。
靴下の洗濯や収納にありがちな問題とは
はじめに長年主婦をしている方なら一度は経験すると思われる、靴下にありがちな問題を見ていきましょう。
洗濯した靴下がバラバラ、片方なくなる問題
靴下は2枚一組でなければ役に立たないのに、小さいせいか、すぐにどこかに行ってしまいます。
片方なくなる原因として多いのが、洗濯機に入れたり取り出したりする際に壁とのすき間に落ちてしまうことです。
「片方どこに行ったかな?」「そのうち見つかるかな」などと油断していると、後日カピカピになった靴下に出くわすことになります。
また、似たような色柄の靴下を片付けるときに、組み合わせを間違えてしまうこともあります。
靴下 臭い 洗濯したくない問題
子どもがスポーツ系の習い事や部活動を始めると直面するのが、ニオイや汚れ問題です。
普通に学校から帰ってきただけでもニオうのに、スポーツで汗をかくとさらに臭くなります。
野球やサッカーなどの、外で行うスポーツの場合は泥汚れというおまけ付きです。
臭う靴下をそのまま洗濯機に放り込むわけにもいかず、予洗いなどの余計な手間がかかります。
引き出しの中でバラバラ問題
靴下をペアにして片付けておいたのに、気が付くと引き出しの中でバラバラになっていることがあります。
靴下は同じような色柄が多く、一度バラバラになると、再びペアを見つけるのはとても面倒です。
女の子のタイツは、靴下の引き出し問題をさらに複雑化します。
丸めたりたたんだりしたタイツが靴下を探すときにほぐれて、他のタイツにからまったり、靴下と一緒に外に飛び出たりするのが主な原因です。
しかもタイツは適当に扱うと伝線することもあり、非常にやっかいです。
靴下 洗濯 バラバラの問題が解決するグッズ
靴下が引き起こす問題は、多くの主婦を悩ませています。「もういや!」となる前に、便利グッズを使ってすっきりと解決しましょう。
洗濯時に靴下がバラバラにならない「くつ下洗いの三兄弟」
100円ショップ「キャン★ドゥ」で発売されて以来、口コミで大人気となった靴下なくなる問題の救世主です。
「くつ下洗いの三兄弟」を使えば、洗濯から干して片付けるまで、靴下がバラバラになることなくずっとペアのままでいてくれます。
洗濯機に入れる前にちょこっと挟んでおくだけで、干す・取り込む・片付けるの手間暇が激減するアイテムです。
カゴに入れて洗濯機の近くに置き、家族に一言「靴下脱いだらこれに挟んでおいてね」とお願いしておけば、ママの負担も軽くなりますよ。
ニオイを防ぐ「デオナチュレ ソフトストーン足指」
足の汗や臭いを抑えられれば、靴下がニオうこともありません。
「デオナチュレ」は足の裏や指の間の汗とニオイを防ぐ、制汗デオドラントです。
手を汚さない直塗りスティックタイプで、慌ただしい朝でも塗りやすく、中高生男子でも使いやすいのがポイントです。
ぜひ、靴下を履く前の習慣にしてもらいましょう。
日頃から足に汗をかきやすい方は、室内で靴下の代わりに「布ぞうり」を履いて過ごすのもおすすめです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
靴の臭い対策も忘れずに
どんなに足汗を抑えても、靴の中がニオうようでは意味がありません。靴のニオイ対策はこちらの記事で紹介していますので、合わせてお読みくださいね。
泥汚れ靴下には「つけ置き洗い」と「ウタマロ石鹼」
泥で汚れた靴下は、そのまま洗濯してもきれいになりません。
乾いた状態でパンパンしたり、ブラシではらったりして泥を落としてから、洗剤を溶かしたお湯につけ置きしておきましょう。
しつこい汚れには「ウタマロ石鹼」も効きます。
靴下を両手にはめて水で濡らし、ウタマロ石鹼をつかんで「モミモミ」してから洗濯機に入れるだけです。
つけ置きする時間がないときや、泥なのかどうかも分からない謎の汚れが付いているときにもおすすめですよ。
靴が汚れたときは
靴下が汚れているということは靴も相当汚れているはずです。しかし家族の靴を全て洗うのは重労働ですし、水洗いできない靴もたくさんあります。
そんなときは「宅配クリーニング」を利用してもよいでしょう。革靴やブランドのスニーカーなど、うっかり洗うとダメになりそうな靴も、プロがきれいに洗ってくれます。
靴下のバラバラを防げる「蜂の巣形仕切り板」
靴下や下着がすぐにぐちゃぐちゃになってしまう方には、引き出しを仕切るのがおすすめです。
引き出しを仕切る商品にもさまざまな種類がありますが、こちらは六角形の蜂の巣形になっていて、スペースを有効に使えるのがメリットです。
仕切りは握りこぶしが入るくらいの大きさで、厚手の靴下やタイツも入ります。
3色あるので、きょうだいで色違いでそろえてあげてもよいですね。
牛乳パックや紙コップで仕切る方法も
引き出しの深さに合わせてカットした牛乳パックや紙コップを入れ、靴下を1足ずつ収納するのもおすすめです。
お金がかからず、使わなくなったら気兼ねなく捨てられるので、子ども用の引き出しに最適です。
靴下を取り出すときに一緒についてこないように、両面テープなどを使って固定しておくとよいでしょう。
タイツにはジッパーバッグ
タイツはたたんでから小さめのジッパーバッグに詰め、引き出しに入れます。
ジッパーバッグに油性ペンでタイツの種類やデニール数を書いておけば、どのタイツがどこにあるのか一目瞭然です。
他の下着類にからまることもなく、履きたいときにサッと取り出せますよ。
たかが靴下されど靴下
家では裸足で過ごしている家族も、会社や学校にいくときには靴下は欠かせません。また、靴下をきれいに保つには、足や靴のケアも重要です。
靴下がきれいに洗濯され、引き出しの中できちんとそろっていれば、朝の身支度も手早く終えられるでしょう。
紹介したアイデアやグッズを駆使して、靴下の洗濯・片付けに関するお悩みを一気に解決してくださいね。