ふるさと納税 サイト おすすめは?複数サイト使い分けのコツ

ふるさと納税のサイトはたくさんあり、1人で複数のサイトに登録しても特に問題ありません。いつもとは違うサイトを使ってみると、新鮮な気持ちで寄付できるでしょう。複数のサイトを使い分けるポイントや、おすすめサイトを紹介します。

ふるさと納税 サイト 複数登録のメリット

サイトの会員登録は意外にめんどくさいため、できれば1つで済ませたいと思う人も多いでしょう。わざわざ複数サイトに登録するメリットはどこにあるのでしょうか?
選択肢が広がる
ふるさと納税を何年もやっていると、次のような悩みに直面することがあります。
- 返礼品の選択肢が限られていてつまらない
- いつも同じ自治体に寄付してしまう
- もっとお得なサイトがあるのでは?
ふるさと納税のサイトは一見どれも同じように感じますが、実際はすべての自治体がすべてのサイトに掲載しているわけではありません。
同じ自治体でも、サイトによって掲載する返礼品が異なるケースもあります。楽天やふるさとチョイスなど有名なサイトで見つからないレアな返礼品が、意外なところで見つかる可能性もあるのです。
2025年10月からは、ポイントを気にせずに比較できるように
ふるさと納税は1回の金額が大きいため、ポイントが貯まりやすいのも魅力の1つでした。楽天でよく買い物するから、楽天ふるさと納税だけを利用していた、という人も多いでしょう。
ほとんどのふるさと納税サイトは何らかのポイントサービスを実施していましたが、2025年10月以降は寄付の対価としてのポイント付与が禁止となります。
ポイント目当てにずっと同じサイトを利用していた人も、これからはあまり気にせず、他のサイトを回ってみると新たな発見があるかもしれません。
ふるさと納税 サイト 複数登録の注意点

複数サイトに登録するときは、いくつか注意することがあります。具体的に見ていきましょう。
寄付履歴を把握しよう
ふるさと納税では、所得税や住民税から控除できる金額に上限があります。またワンストップ特例制度を利用する場合は、寄付先は5自治体までとなっています。
何年もふるさと納税している人ならその点は大丈夫だと思いますが、サイトを増やすとどこでいくら寄付したのかが分からなくなる恐れも。
履歴の確認に時間がかかってしまうので、ノートやスマホのメモ帳などに記録しておくとよいでしょう。
慣れないサイトはストレスになることも
インターネットのサイトは、さまざまなシステムが混在しているものです。最新技術をバンバン取り入れているものから、ちょっとレトロなものまで、バラエティ豊富です。
このため、使い慣れていないサイトでは勝手が分からずに、イライラすることもあります。
特に中高年の場合は、新し過ぎるとついていけないケースもあるので、登録する前にサイト内のいろいろなページを見に行って、自分に合っているか確かめてみるようにしましょう。
利用者が多い有名サイト

知名度の高いポータルサイトなら、初めての人も、忙しい人も安心して寄付できます。返礼品の種類が多く、利用者向けのサービスが充実しているサイトを紹介します。
きめ細かいサポート「さとふる」
さとふるは利用したいサイトNo.1(※1)にも選ばれている、有名ポータルサイトです。
2025年ふるさと納税サイト 認知度No.1 | ふるさと納税サイト「さとふる」さとふるが配送を管理しているため、「いつ届くの?」「忘れた頃に届いてびっくり」といった事態になりにくいのもポイントです。
専用アプリも使いやすく、お客様満足度が90%以上(※2)というのも、頷けます。
- マイページで配送時期と配送状況をチェックできる
- 返礼品の到着が早い!最短1週間で届くことも
- お礼品のレビューが豊富
- アプリで簡単にワンストップ特例申請できる
※1 2025年1月時点 調査実施機関:(株) インテージ
※2 2025年2月時点 自社調べ さとふるサイトユーザー対象
独自サービスが充実「ふるなび」
「ふるなび」も、テレビCMでよく見かける有名サイトです。
返礼品の代わりにポイントをもらい、寄付先で宿泊や食事に使える「ふるなびトラベルポイント」や、クラウドファンディングへの参加など、単に返礼品をもらうだけではないサービスが充実しています。
特別な寄付体験をしたい人はチェックしてみましょう。
- ふるなびプレミアム:寄付額50万円以上(目安年収2,000万円以上)向けのコンシェルジュサービス
- ふるなびクラウドファンディング:ふるさと納税制度を利用して資金を集める
- ふるなび災害支援:復興のための資金を募るサイト
- 「ふるなび」独自の返礼品が多く見つかる
いつもの買い物と同じ感覚で使える人気サイト

ネットショッピングの大手でもふるさと納税ができます。既に会員の人なら、すぐに利用できる上に、家計の管理も楽になるでしょう。
楽天ふるさと納税
「楽天ふるさと納税」は、楽天のショッピングサイト上でふるさと納税を申込めるサービスです。楽天会員登録が済んでいる人なら、新たにIDやパスワードを設定しなくても、そのまま使えます。
楽天市場は、関連サービスやキャンペーンの利用でどんどんポイントが貯まるのが魅力。
ふるさと納税でのポイントは付かなくなりますが、普段の買い物で集めたポイントで、1回くらいは無料で寄付ができちゃうかもしれません。
- お買い物感覚で寄付できる
- 返礼品で「楽天トラベルクーポン」を選べる
- 楽天カードでの支払いでさらにお得に
au PAY ふるさと納税
「au PAY ふるさと納税」は、KDDIが運営するショッピングモールでふるさと納税できるサイトです。
楽天と同様、auユーザーなら新たに会員登録しなくても使えます。
auかんたん決済が使えるのもユーザーにはうれしいポイントです。
- お買い物感覚で寄付できる
- auかんたん決済が使える
Amazonふるさと納税

2024年12月、Amazonでもふるさと納税ができるようになりました!
楽天と同じように、いつものショッピングと同じ感覚で使えるのは、会員にとっては朗報です。
Amazon限定の返礼品も用意されているので、目新しいものを探している人はぜひチェックしましょう。
個性的な返礼品が見つかるおすすめサイト

続いて大手のサイトにも載っていない、変わった返礼品が見つかるサイトを紹介します。
「ANAのふるさと納税」寄付先がより身近に
ANA(全日空)が運営するふるさと納税サイトです。「寄付先の⾃治体へ実際に⾜を運んでいただきたい」との想いから、旅行・宿泊・体験など、航空会社ならではの強みを生かした返礼品が見つかります。
「エリア別特集」や「CAが語る返礼品」などの特集が面白く、機内誌を読んでいるかのような感覚になれますよ。
出張が多い人や旅行好き、モノより思い出派の人におすすめです。
- 限定返礼品あり
- 大企業が運営していて安心
「ふるさとパレット」オリジナル返礼品
「ふるさとパレット」は、2019年10月に始まった比較的新しいサービスです。鉄道や百貨店で有名な、東急グループが運営しています。
ここでは東急と自治体・地元の人々とが共同で開発した、オリジナルの返礼品が選べます。
「伊豆急8000系に貸切で乗れる」体験や、渋谷の高級ホテルの宿泊券などは、今のところここでしか見つからない返礼品といってよいでしょう。
- 思わず自慢したくなるこだわりの返礼品
- オープンから日が浅く、参加自治体数は少な目
- 今後に期待
「ふるさと本舗」高級食材狙うなら
「ふるさと本舗」は全国の「おいしい」特産品を揃えたふるさと納税ポータルサイトです。
ブランド和牛や魚介類、高級フルーツなど、普段はちょっと手を出しにくい返礼品がたくさん見つかります。
食材の定期便が充実していているのも特徴的です。確実に目的の品をGETしたい人は、チェックしてみましょう。
- グルメな人にぴったりの返礼品が見つかる
- 定期便でらくらく寄付
新感覚ふるさと納税のおすすめサイト


近年は、有名メディアがふるさと納税サイトを運営するケースも増えています。メディアの特性を生かした、新感覚のサイトを見ていきましょう。
「マイナビふるさと納税」手続きがシンプル
仕事探しメディアで有名な、マイナビが運営するサイトです。
「探す」ことにかけてはお任せといった設計で、ホームページが分かりやすく、返礼品探しも楽にできます。
ちなみにお仕事は探せないのであしからず。
- 会員登録なしでも利用可能
- 「ジュエリー」「防災グッズ」など特集が充実
「ふるラボ」テレビで紹介された返礼品を狙える
「ふるラボ」は、地上波放送局のABDテレビが運営するサイトです。毎週土曜日朝8時の番組「朝だ!生です旅サラダ」と連携して、自治体や返礼品の紹介をしています。
有名人が地域の魅力を動画で伝える「ふるラボチャンネル」も好評。寄付先の自治体をよく知りたい人や、テレビでおすすめされた商品を狙いたい人におすすめです。
サイトのデザインもかわいいので、一度のぞいてみてくださいね。
- テレビで紹介された返礼品を申込める
- オリジナルや限定の返礼品も
- 一緒に地域を応援したくなる企画がいっぱい
ふるさと納税をもっと楽しもう!
ふるさと納税の制度が始まって、ずいぶん経ちます。毎年、今年はどこに寄付して何をもらおうか、楽しみにな人も多いでしょう。複数のサイトに登録すれば、もっとふるさと納税を楽しめるかもしれません。
最近ピンとくる返礼品が見つからないな~という人も、もっといろいろな自治体を知りたい人も、この記事を参考にお気に入りの返礼品を探してみてください。


