ソーダストリームが気になっているけど、買い方や使い方がよく分からないという方も多いのでは?
かれこれ3年以上愛用している炭酸水大好きなやぎ夫人が、ソーダストリームのメリットやデメリット、使った感想を正直にレビューします。
機種別の違いやカートリッジの交換方法も解説。購入を迷っている方は参考にしてくださいね。
ソーダストリームの仕組みとは?
ソーダストリームがあれば、とてもカンタンに炭酸水を作れます。必要な物はたったの3つです。
- ソーダストリーム本体
- 専用ボトル
- 炭酸ガスのボンベ(ガスシリンダー)
本体にはいくつか種類があり、ボトルやカートリッジも専用のものを使用します。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ソーダストリーム本体の種類について
ソーダストリームには電動タイプと手動タイプがあります。2020年3月現在、公式サイトで購入できる最新機種は以下の通りです。
電動タイプ | 手動タイプ |
Source Power(ソース パワー) Spirit One Touch(スピリット ワンタッチ) | Source v3(ソース v3) Spirit(スピリット) Genesis Deluxe v2(ジェネシスデラックス v2) Mini Deluxe(ミニ デラックス) |
「Source」と「Spirit」の2機種に、電動タイプがあるというイメージです。
それぞれの機種の特徴を簡単に紹介します。
★Source:3段階のLEDライトが付いていて、炭酸の強さがわかりやすい(電動タイプはあらかじめ炭酸の強さを指定可能)
★Spirit:奥行きが18cmとスリムなスタイルで、狭いキッチンにも置きやすい(「Source」の奥行きは23.3cm)
★Genesis:価格が手頃で操作もシンプルな、ソーダストリームのベーシックモデル
★Mini:背の低いコンパクトタイプ(25lのボンベ専用)
どの機種を使っても、炭酸の強さを変えられるという基本性能に変わりはありません。
このため置く場所の広さや、見た目、価格で選んでも大きく失敗することはないでしょう。
専用ボトルの容量について
ソーダストリームを使うためには、専用のボトルが必要です。ボトルの容量は500mlと1lの2種類があります。
ボトルには使用期限があり、劣化したボトルは使えません。
基本的に、本体を買うと1lのボトルが1本付いてくるので、しばらく使ってみてから追加で購入するとよいでしょう。
最初から何本も買っておくと無駄になることもあります。
炭酸ガスボンベについて
ソーダストリームを買うにあたり、一番気になるのが炭酸ガスボンベのことではないでしょうか?
ガスボンベ1本で作れる炭酸水の量
ソーダストリームの専用ガスボンベには「60l」と「25l」の2種類があります。
60lなら、60l(500mlのペットボトル120本分)の炭酸水が作れるということです。
炭酸の強さによって作れる量は多少変わりますが、大体このくらいと覚えておきましょう。
ガスボンベの価格と交換方法
ソーダストリームの本体には、専用ガスボンベが1本付いてきます。
ガスボンベはゴミとして捨ててはいけないので、空になったら取扱店に持参してガスが入ったものと交換してもらいます。
取扱い店が近くにない場合は、公式サイトで交換することも可能です。
また、60lのガスボンベ1本の価格は、新品が3703円 (税込)、交換用が2160円税込)です。
交換用の価格で計算すると、500mlの炭酸水が約18円で作れることになります。
ソーダストリームを使うメリット
続いてやぎ夫人がソーダストリームを買ってよかった!と感じた点を3つ紹介します。
ペッボトルのゴミを減らせる
以前のやぎ家は生協やネットスーパーなどを使って、ペットボトルの炭酸水をまとめ買いしていました。
毎日1本程度の消費量ならそれでもよかったのですが、家族みんなで1本ずつ飲むのが当たり前になってくると、1日4本ものペットボトルゴミが発生します。
炭酸水のボトルはお茶や水のボトルと違って小さくつぶせないため、週に1回の資源ゴミ回収日には、山のようなペットボトルを抱えて捨てに行かなければなりません。
ラベルをはがしたり、キャップを取ったりするのも意外に面倒です。全部ゴミになるため、地球にも申し訳ない気持ちになってしまいます。
ソーダストリームを購入後は、ペットボトルゴミが劇的に減っただけでなく、こんなにゴミ捨てていいの?という罪悪感もなくなりました。
炭酸の強さを変えられる
市販の炭酸水は「強炭酸」や「微炭酸」など、あらかじめ炭酸の強さが決まっています。
しかも開栓してから時間が経つと、どんどん気が抜けてしまいます。
その点ソーダストリームは、好みに合わせて炭酸の強さを変えられる上に、気が抜けたら足せばいいので効率的です。
料理や洗顔に思い切り使える
炭酸水には飲むだけではない、意外な使いみちがあります。(詳しくは以下のページをご覧ください)
しかしペットボトルの炭酸水を、料理や洗顔にジャブジャブ使うのはもったいないですよね。
ソーダストリームなら500mlの炭酸水が約18円で作れるので、料理や洗顔にも思い切り使えますよ。
ソーダストリームのデメリット
とても便利なソーダストリームですが、もちろんデメリットもあります。
後悔しないように、購入前にしっかり理解しておいてください。
ガスボンベの交換が面倒
ガスボンベは1本1㎏以上あるので、買い物のついでに交換してこよう!と思って出かけると、荷物が重くて疲れます。
やぎ夫人も、ガスボンベの交換のためだけにわざわざ出かけることがありますが、忙しい方にとっては面倒ですよね。
近所に取扱い店がない場合、車で出かけたり、ネットで注文したりと更に面倒になります。
それでも炭酸水を買ってくるよりは便利だと思えたら、ソーダストリームを買っても後悔しないでしょう。
持ち歩きしにくい
ソーダストリームの専用ボトルは市販のペットボトルよりも「太っちょ」です。このためバッグに入れると、相当邪魔になります。
最近持ち歩き用のボトルも発売されましたが、ストラップが付いているというだけで、バッグに入れることまでは考えられていないようです。
散歩やドライブならまだしも、電車の中でこのボトルを出すのは少し恥ずかしいかもしれません。
持ち歩きたいなら、市販のペットボトル入り炭酸水を買う方が便利です。
ソーダストリームを買うならコレ
最後に現在購入できる6機種の中から、おすすめの商品を3つ選んで紹介します。
Source v3 スターターキット 特別パッケージ
LEDライトで炭酸水の強さがわかる「Source」手動タイプのスターターキットです。
通常のセット品60lのガスシリンダー、1lの専用ボトルの他に、予備用ガスシリンダー1本、500mlボトル2本、シロップ3本が付いています。
シロップはコーラ味、レモン味、アップル&ピーチ味の3種類。届いてすぐに炭酸ジュースを楽しめます。
Spirit(スピリット)ワンタッチ スターターキット
電動タイプをお探しなら、スタイリッシュな「Spirit」はいかがでしょうか。
3つのボタンが付いていて、酔っぱらっていてもワンタッチで好みの強度の炭酸水が作れるので、家飲みを思う存分楽しめます。
60lのガスシリンダーと1lの専用ボトル付きです。
Genesis デラックス v2 スターターキット
初期費用を安く抑えたいなら「Genesis」がおすすめです。
炭酸の強さが分かりにくいのが難点ですが、慣れれば大丈夫。
こちらも60lのガスシリンダーと1lの専用ボトル付きです。
ソーダストリームを試してみて
ソーダストリームは好きなときに、好きな強さで好きなだけ炭酸水を作れる便利なアイテムです。
ガスボンベの交換が少し面倒なことを除けば、ペットボトルの炭酸水を購入するよりもコスパが高く、エコにも貢献できます。
- ハイボールなど、ソーダ割りのお酒を家で飲む方
- 子どもにジュースの代わりに炭酸水を飲ませたい方
- 料理や美容に炭酸水を使いたい方
上記の方には間違いなくおすすめですよ。
炭酸水メーカー「ソーダストリーム」を買ったら、いろいろな飲み方を楽しみたいですよね。 ソーダストリームでは公式のシロップを販売しており、さまざまな味の炭酸ジュースを作れます。 もちろん、手作りシロップやお酒類を割ってもOK。 […]