ソーダストリームの使い方 後悔しない選び方やデメリットも解説
炭酸水メーカー・ソーダストリームが気になっているけれど、選び方や使い方がよく分からない人も多いのではないでしょうか。たくさんの機種があり、電動・手動どっちにすればよいのかも悩みどころです。ソーダストリームの機種別の違いやカートリッジの交換方法を解説するので、購入を迷っている人は参考にしてください。
ソーダストリームの特徴
ソーダストリームがあれば、とてもカンタンに炭酸水を作れます。必要な物はたったの3つです。
- ソーダストリーム本体
- 専用ボトル
- 炭酸ガスのボンベ(ガスシリンダー)
本体にはいくつか種類があり、ボトルやガスシリンダーも専用のものを使用します。それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
ソーダストリーム本体の選び方
ソーダストリームには電動タイプと手動タイプがあります。2024年4月現在、公式サイトで購入できる最新機種は以下の通りです。
電動タイプ | 手動タイプ |
SOURCE Power(ソース パワー) E-TERRA(E-テラ) | DUO (デュオ) TERRA (テラ) ART(アート) GAIA (ガイア) |
それぞれの機種の特徴は以下の通りです。
- SOURCE Power:3つのボタンで炭酸の強度調整が簡単
- E-TERRA:ボトルやシリンダー脱着もワンタッチ
- DUO:繰り返し使えて食洗機対応のガラスボトル付き
- TERRA:シンプル操作、使いやすいデザイン
- ART:レバーを押すだけの直感的な操作
- GAIA:スリムでお手頃価格なベーシックモデル
どの機種を使っても、炭酸の強さを自由に変えられるという基本性能に変わりはありません。このため置く場所の広さや見た目、価格で選んでも後悔する心配はないでしょう。
手動と電動、後悔しないのはどっち?
ソーダストリームを買う時、電動と手動で悩む人は多いでしょう。ただ、電動だからおいしい炭酸ができるというわけではありません。
手動はボタンを押す回数が増えて手間がかかるものの、押す回数で炭酸強度を微妙に調整できます。電動に比べ、価格が安いのも魅力です。
電動タイプはスイッチ部分がおしゃれな点や、ワンタッチで炭酸水を作れるのがメリット。ただしコンセントの近くに置く必要があるため、置き場所が制限されます。
専用ボトルの種類
ソーダストリームを使うためには、専用のボトルが必要です。ボトルの容量は500mlと1lの2種類があります。
基本的には、本体を買うと1lのボトルが1本付いてくるほか、キャンペーンでおまけのボトルがもらえることもあります。しばらく使ってみてから、追加で購入するくらいで十分でしょう。
DUOには1lのガラス製カラフェも付いてきます。プラスチックボトルより断然見た目がおしゃれなので、パーティーに活躍しそうです。
ガスシリンダー
炭酸水メーカーを買うにあたり、一番気になるのがガスシリンダー(交換用の炭酸ガスボンベ)のことではないでしょうか?1本でどのくらいの炭酸水ができるのか、空になったボンベはどうしたらいいのかなど、さまざまな疑問が湧いてきます。ソーダストリームのガスシリンダーのスペックを見ていきましょう。
ガスシリンダー1本で作れる炭酸水の量
ソーダストリームの専用ガスシリンダーには「60l」と「25l」の2種類があります。
60lなら、60l(500mlのペットボトル120本分)の炭酸水が作れるということです。
炭酸の強さによって作れる量は多少変わりますが、大体このくらいと覚えておきましょう。
ガスシリンダーの価格と交換方法
ソーダストリームの本体には、専用ガスシリンダーが1本付いてきます。
ガスシリンダーはゴミとして捨ててはいけないので、空になったら取扱店に持参してガスが入ったものと交換してもらいます。
ガスボンベが空になってすぐに交換できない場合に備え、1~2本多めに用意しておくとよいでしょう。
取扱い店が近くにない場合は、公式サイトで交換も可能です。60lのガスボンベ1本の価格は、新品が3780円 、交換用が2160円です。
交換用の価格で計算すると、500mlの炭酸水が約18円で作れることになります。
取り外し簡単なピンクシリンダーに変わっている
従来のガスシリンダーは、先端がネジのようになっていて、交換時には手で回す必要がありました。
一方、現在新しい機種で使えるシリンダーは、レバーを上げ下げするだけで簡単に交換できます。
ソーダストリームを使うメリット
ソーダストリームを始めとする炭酸水メーカーにはメリットが多く、早く買えばよかった!と思わず後悔することも。代表的なメリットを紹介します。
ペットボトルゴミを減らせる
ペットボトル入りの炭酸水を、まとめ買いする人は多いでしょう。
生協やネットスーパーなどを使えば楽ですが、置き場所を取る、ゴミ捨てが大変といった問題が発生します。
毎日1本程度の消費量ならまだしも、家族みんなで1本ずつ飲むのが当たり前になってくると、1日4本ものペットボトルゴミが出ることもあるのです。
炭酸水のボトルはお茶や水のボトルと違って小さくつぶせないため、週に1回の資源ゴミ回収日には、山のようなペットボトルを抱えて捨てに行かなければなりません。
ラベルをはがしたり、キャップを取ったりするのも意外に面倒です。全部ゴミになるため、地球にも申し訳ない気持ちになってしまいます。
ソーダストリームを購入後は、ペットボトルゴミが劇的に減っただけでなく、こんなにゴミ捨てていいの?という罪悪感もなくなりますよ。
炭酸の強さを変えられる
市販の炭酸水は「強炭酸」や「微炭酸」など、あらかじめ炭酸の強さが決まっています。
しかも開栓してから時間が経つと、どんどん気が抜けてしまいます。
その点ソーダストリームは、好みに合わせて炭酸の強さを変えられる上に、気が抜けたら足せばいいので効率的です。
家族がそれぞれ好みの強さで作れるのもうれしいポイントといえます。
料理や洗顔に思い切り使える
炭酸水には飲むだけではない、意外な使いみちがあります。(詳しくは以下のページをご覧ください)
しかしペットボトルの炭酸水を、料理や洗顔にジャブジャブ使うのはもったいないですよね。
ソーダストリームなら500mlの炭酸水が約18円で作れるので、料理や洗顔にも思い切り使えますよ。
ソーダストリームのデメリット
とても便利なソーダストリームですが、もちろんデメリットもあります。後悔しないように、購入前にしっかり理解しておいてください。
ガスシリンダーの交換が面倒
ガスシリンダーは使用頻度にもよりますが、1~2カ月に1回くらいは交換するものです。作業自体は簡単になったとはいえ、やや面倒に感じる人もいるでしょう。
また1本1㎏ほどあるガスシリンダーを、買い物のついでに交換してこよう!と思って出かけると、荷物が重くて疲れます。
近所に取扱い店がない場合、車で出かけたりネットで注文したりと、余計面倒に感じます。
持ち歩きには向いていない
ソーダストリームの専用ボトルは市販のペットボトルよりも「太っちょ」です。このためバッグに入れると、ずいぶん邪魔になります。
持ち歩き用のボトルも発売されましたが、ストラップが付いているというだけで、バッグに入れることまでは考えられていないようです。
散歩やドライブならまだしも、電車の中でこのボトルを出すのは少し恥ずかしいかもしれません。炭酸水を持ち歩くときは、市販のペットボトルを買う方が便利です。
ソーダストリームおすすめの機種
最後に現在購入できる機種の中から、おすすめの商品を紹介します。いずれも60lガスシリンダー1本と、専用ボトルが付いているので安心ですよ。
ガスシリンダーの交換が簡単で価格も手ごろな Terra
シリンダーの取り付けは、なんとわずか2秒で完了。70℃までなら食器洗浄機で洗えるボトルも付いています。
色はブラック・ホワイト・レッドの3色あり、インテリアに合わせやすいのもポイントです!
電動タイプなら SOURCE Power(ソース パワー)
電動タイプをお探しなら、スタイリッシュな「SOURCE Power」はいかがでしょうか。
3つのボタンが付いていて、酔っぱらっていてもワンタッチで好みの強度の炭酸水が作れるので、家飲みを思う存分楽しめます。
色はホワイトとブラックの2色です。
コスパ抜群 GAIA (ガイア)
初期費用を安く抑えたいなら「GAIA 」がおすすめです。炭酸の強さが分かりにくいのが難点ですが、慣れれば大丈夫。
スリムなので置き場所を取らないのもポイントです。色はホワイトとブラックの2色です。
炭酸水メーカー・ソーダストリームを試してみて
ソーダストリームがあれば、好きなときに、好きな強さで好きなだけ炭酸水を作れます。
ガスシリンダーの交換方法が少し面倒なことを除けば、ペットボトルの炭酸水を購入するよりもコスパが高く、エコにも貢献できます。
- ハイボールなど、ソーダ割りのお酒を家で飲む
- 子どもにジュースの代わりに炭酸水を飲ませたい
- 料理や美容に炭酸水を使いたい
上記の人には間違いなくおすすめですよ。
おいしい炭酸水のおともにこちらのグラスもどうぞ!