レインシューズ、つまり長靴に対して、なんとなく「ダサい」イメージがぬぐえない人も多いのではないでしょうか。
手持ちの長靴と洋服の雰囲気が合わず、出かけるのがゆううつになってしまうこともあります。
お気に入りのレインシューズを履いて、雨の日を楽しく過ごしましょう。
おしゃれに見えるレインシューズの選び方と、おすすめ商品を紹介します。
レインシューズのタイプ別の特徴
ひと口にレインシューズといっても、長さや使いみちによってさまざまなタイプがあります。
履いていく場所やシーンに合わせて、最適なタイプを選びましょう。タイプ毎のメリットとデメリットを解説します。
安心のロングタイプ
膝から下をすっぽりと覆うロングタイプのレインシューズなら、深い水たまりも足を濡らさず、楽々渡れます。
川や海も、浅瀬なら問題なく入れるので、アウトドアレジャーにも重宝するでしょう。
ゲリラ豪雨や突然の積雪など、異常気象が続く昨今、1足持っているととても安心です。
ただし脱ぎ履きがしにくいものが多く、ちょっとした雨の日に履くと、大げさな感じがしてしまいます。
靴箱の中で収納場所を取るのもデメリットです。
使い勝手のよいショートタイプ
ショートタイプは、ロングタイプに比べて脱ぎ履きがしやすく、収納場所も取りません。
くるぶしが隠れる絶妙な丈で、どんなボトムスにも合わせやすいでしょう。
カジュアルで動きやすい形状のものが多く、子どものお迎えやスーパーへの買い物などに便利です。
デザインによってはダサく見えることもあるため、洋服とのバランスを考えて選びましょう。
通勤・冠婚葬祭におすすめのレインパンプス
オフィススタイルやフォーマルな服装には、パンプスタイプがおすすめです。
一見レインシューズとは思えない、おしゃれなアイテムもたくさんあります。
ただし雨量が多い日は、足が濡れてしまうことを覚悟する必要があるでしょう。
ローファーやスニーカータイプもおしゃれ
ローファーやスニーカーにそっくりなレインシューズを1足持っていると、コーディネートの幅がぐっと広がります。
デニムや制服に合わせやすいので、中学生・高校生にもおすすめです。
他のタイプと併用してもよいですね。
レインシューズを選ぶポイント
レインシューズは普通の靴に比べると出番が少ないため、頻繁に買い替えることもありません。
買ってから後悔しないように、慎重に選びたいですね。レインシューズ選びのポイントを紹介します。
目的に合わせて選ぶ
どんなにおしゃれなレインシューズでも、目的に合わなければ出番が減り、下駄箱の肥やしになってしまいます。
主にどのようなシーンでレインシューズを使いたいのか、目的を整理しましょう。
レインシューズを履く目的をおおまかにまとめると下記のようになります。
突然の大雪・豪雨への備え
アウトドアレジャー用
通勤や買い物に履く場合は、ロータイプやパンプスタイプなど、普段履いている靴とあまり変わらないデザインがおすすめです。
秋冬のシーズンなら、ブーツのように履けるロングタイプも便利です。
雪や豪雨の時、アウトドアで使う場合は、デザインよりも「濡れない」「暖かい」「安全」など、性能の高さで選びましょう。
素材もチェック
レインブーツの素材には「塩化ビニール(PVC)」「ゴム」「合皮」などが使われています。
素材別の特徴は下記の通りです。(スマホの人は横にスクロールしてください)
素材 | メリット | デメリット |
塩化ビニール | 耐久性があり長く使える デザインのバリエーションが豊富 | 硬い履き心地 |
ゴム | 柔らかく履き心地がよい 防水性・断熱性あり | 経年劣化しやすい |
合皮 | デザインがおしゃれ | 防水性に劣る |
塩化ビニールやゴムのレインシューズなら、雪の日やアウトドアなどの厳しい条件でも、しっかりと足を守ってくれます。
合皮素材は、パンプスタイプやローファータイプに多く見られます。レインシューズというよりも、「濡れても傷まない靴」という感覚でとらえておくとよいでしょう。
サイズには余裕を持たせて
レインシューズのサイズは、少しゆとりがあるくらいがベストです。
レインシューズは伸縮性に欠けるため、サイズがぴったりだと使いにくくなります。
サイズに余裕があれば楽に脱ぎ履きできる上に、厚手の靴下を履けるので足が冷たくなりません。
足首やふくらはぎの部分がきつくないかどうかも、しっかりとチェックしましょう。
おしゃれ自慢のレインシューズ
朝は雨が降っていたのに、帰宅する頃には良い天気。そんなことは日常茶飯事ですね。
晴れているときに履いていると、ちょっと恥ずかしいのがレインシューズの難点です。
どんな天気でも堂々と履ける、スタイリッシュなアイテムを紹介します。
後ろ姿にくぎ付け ジュールズ リボン付きレインブーツ
「ジュールズ」はアウトドアウェアやレインブーツを手がけるイギリスのブランドです。
乗馬用品も取り扱っており、カントリーテイストのかわいいアイテムがそろっています。
中でも後ろに大きなリボンをあしらったこちらのレインブーツは、程よく高さのあるヒールが上品で、ひざ下をスリムに見せてくれます。
日本では取り扱っている店舗が少なく、かぶることが少ないのも魅力。後ろ姿にも自信が持てる1足です。
おしゃれな柄で雨の日を楽しく イタリコ レインパンプス
撥水素材を使用したレインパンプスです。丸みを帯びた「アーモンドトゥ」と低めのヒールが歩きやすく、通勤やショッピングに重宝します。
レインシューズにしては、色柄のバリエーションが豊富なのもうれしいポイント。
気分が沈みがちな雨の日は、好きな色や柄の靴を選んで、冒険してみると楽しめそうです。
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パンプスタイプのレインシューズをお探しの人には、こちらがおすすめです。
シックな色合いとベーシックなデザインがそろい、好みに合わせて選べます。
アウトソールはグリップ力があり、滑りやすい路面にも対応。通勤など、急いで歩くときにも頼れるレインシューズです。
秋冬にぴったり ミドルタイプのレインシューズ
ハイカットスニーカーに似たデザインで、スカートにもパンツにも合わせやすいレインシューズです。
光沢が控えめなので「長靴感」もありません。レースと本体が同色で、脚が長く見えます。
内側にファスナーがあり、脱ぎ履きも楽です。
アウトドアシーンや雪の日もかっこよく
最後にキャンプやハイキングなどのアウトドアレジャーや大雪の日に履きたい、高性能でおしゃれなレインシューズを紹介します。
折りたためちゃう! 日本野鳥の会 オリジナルレインブーツ
野鳥を見るためならどんな場所にも赴く野鳥愛好家のために開発された、持ち運びに便利なレインブーツです。
薄くて軽いゴムで作られており、くるくると巻いてバッグに収納できます。アウトドアはもちろん、海外旅行や出張にも便利。
鳥をイメージしたロゴマークもかわいいですね。
インソールが温か UGG SHELBY Matte (シェルビー マット)
ムートンブーツで知られる「UGG」のレインシューズは、天然ウール素材のインソールが魅力です。
雪の日でも足先が冷えず、いつもポカポカな状態をキープしてくれるでしょう。
子どもの雪遊びのお供や、冬のガーデニングにもおすすめです。
レインブーツの王道 ハンター オリジナルトール
イギリス王室御用達ブランド、「ハンター」のレインブーツは耐久性に優れ、ハードな使い方をしても長持ちします。
底がしっかりとしているので、厚手の靴下を履けば雪の日も寒さを感じにくいでしょう。
シンプルなデザインで飽きがこないのもポイントです。
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お気に入りのレインシューズがあれば、天気が悪い日も前向きな気持ちで外出できます。
長靴っぽくないおしゃれなレインシューズを見つけて、雨の日を笑顔で乗り切りましょう。