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柑橘系アロマのおすすめは?種類別の効果や使い方も紹介

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柑橘系 精油 おすすめ

アロマオイルの中でも、オレンジやレモンなどの柑橘系は、年齢・性別問わずに人気のある香りです。

単品でもブレンドしても使いやすく、数本揃えておくと重宝するでしょう。

代表的な柑橘系アロマの特徴や効果、おすすめの使い方を解説します。

目次

柑橘系アロマオイルとは

柑橘系 アロマ

柑橘の香りがする精油には、どのような特徴があるのでしょうか。原料や使いみちなどを見ていきましょう。

果実またはハーブから抽出

精油には香りの系統によって7つの分類があります。

ハーブ系・柑橘系・フローラル系・オリエンタル系・樹脂系・スパイス系・樹木系

柑橘系は7分類のうちの一つで、柑橘類の果実の皮や、柑橘っぽい香りのハーブから抽出された精油を指します。

必ずしもフルーツとは限らない点に注意しましょう。

初心者向きで、万人受けする香りが特徴

柑橘系アロマには既に知っている身近な香りが多く、初心者でもチャレンジしやすいといわれています。

爽やかでクセがなく、苦手に感じる人も少ないため、家族にも喜ばれやすいでしょう。

他の系統とブレンドしたり、入浴剤やルームスプレーにしたりと、幅広く使える点も人気です。

効果別柑橘系アロマの選び方

柑橘系 種類

柑橘系アロマにも、さまざまな種類があります。何を買えばよいのか分からない人は、ある程度目的を絞ってみると選びやすいでしょう。

気分転換にはスッキリ系

柑橘系の爽やかな香りは、気分をリフレッシュしてやる気・集中力を高める効果が期待できます。

特に「レモン」や「グレープフルーツ」「ライム」といった、酸っぱい果実の精油は眠気覚ましにぴったりです。

ハーブなら「レモングラス」がよいでしょう。朝起きたときにかぐと、スッキリ起きられます。

リラックスには甘い香り

リラックスを求めるなら、甘めの香りがおすすめです。

夜のリラックスタイムには、ミカンっぽくてほっとする「オレンジ・スイート」「マンダリン」などを選ぶとよいでしょう。

少しビターな「ユズ」や「ベルガモット」は、昼間の疲労感軽減にも◎。

虫除け効果のあるタイプも

精油には虫除け効果を持つ香りもあります。特に柑橘系アロマに多く含まれる「リモネン」は、ゴキブリが嫌がる成分です。

香りを楽しむついでにゴキブリ除けもしたい人には、「オレンジ・スイート」「グレープフルーツ」「ユズ」が適しています。

ディフューザーで家中に拡散させたり、アロマストーンにしみこませてゴキブリの通路に置いたりするとよいでしょう。

キッチンのコバエ対策には、レモングラスがおすすめです。アロマスプレーを作って、ゴミ箱に吹きかけて。

親しみやすい定番柑橘系アロマ

アロマオイル シトラス 効果

食べてもおいしい柑橘類の果物から作られる、おすすめの精油を紹介します。

オレンジ・スイート

オレンジの果実そのままの香りを楽しめる、初心者向けの精油です。作用が穏やかなうえに価格も手頃なので、気軽にトライできます。

安眠作用があるので、ラベンダー精油とブレンドして枕元で香らせたり、入浴剤に混ぜたりするとよいでしょう。

なお「オレンジ・ビター」は日本名「ダイダイ」の果皮から作られるものです。名前の通り苦みのある香りで、刺激が強めなので家庭での使用にはあまり適していません。

オレンジの香りを手軽に楽しみたいなら、「スイート」を選びましょう。

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グレープフルーツ

グレープフルーツも、香りをイメージしやすいアロマの代表選手。

脂肪の燃焼を助ける働きがあることが確認され、ダイエットしたい人に人気です。

気分をすっきりさせてくれるほか、血行を促進してむくみを解消する作用もあります。

ニキビや体臭の予防にも効果が期待できますが、光毒性が強いため外出前の使用は避けましょう。

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レモン

レモンは気分をスッキリとリフレッシュさせてくれる香りです。

抗菌作用が高く、夏のカビ予防や冬の風邪予防、掃除にもおすすめです。

同じく抗菌作用の高いティーツリーやユーカリと合わせると、より効果が高まるでしょう。

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ライム

ライムは殺菌効果、消化促進効果があるため、熱帯地方では食べ物に入れたり、トロピカルドリンクやカクテルなどに添えたりします。

ライムの皮から抽出する精油も、ちょっぴり苦みのある爽やかな香りが特徴的です。

ペパーミントやユーカリなど、サッパリ系の精油と相性がよく、夏の暑さやジメジメを吹き飛ばしたいときにおすすめです。

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マンダリン

中国原産のマンダリンは、日本でもお馴染み「温州みかん」の仲間です。フルーティーで甘い香りが、リラックス作用をもたらします。

毒性がなく、妊婦さんや子どもでも使える貴重な精油です。

キャリアオイルと混ぜて、お肌のマッサージにどうぞ。

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ベルガモット

ベルガモットは、アールグレイ紅茶の香り付けに使われるフルーツです。食用には適さないため、知らない人も多いかもしれません。

甘過ぎず、ほどよい苦みがあるベルガモットは大人の香りともいえます。

鎮静作用と高揚作用を併せ持ち、神経系から消化器系まで守備範囲が広いので、1本持っていて損はありません。

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ハーブの柑橘系アロマ

レモングラス 精油 おすすめ

続いてハーブから抽出される柑橘系アロマを紹介します。

レモングラス

レモングラスはイネ科の植物で、臭み消し用スパイスや、お茶にも使われる身近なハーブです。コバエ除けや空気清浄に効果があります。

見た目からはとてもレモンの香りがするとは思えませんが、実際はレモンによく似た爽やかな香りにいやされます。

ただし意外に刺激が強いので、マッサージオイルや入浴剤など肌に直接触れる用途には適していません。

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メリッサ

メリッサは別名「レモンバーム」と呼ばれる、レモンに似た香りのハーブです。

鎮静作用に優れ、アレルギーや炎症を鎮める他、生理痛の緩和にもよいといわれています。

ゼラニウムやラベンダー、イランイランなどとブレンドするとリラックスできます。

シトロネラ

シトロネラはレモングラスと似たイネ科の植物です。

蚊が嫌がる香りとして知られ、虫よけキャンドルなどの防虫アイテムによく利用されます。

防臭効果も高く、体臭が気になる人にもおすすめです。

ただし刺激が強いので、直接肌に付けるよりも、衣類やハンカチなどに少量付けるような使い方がよいでしょう。

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国産の柑橘系アロマ

柑橘系アロマオイル おすすめ

ヨーロッパのイメージが強いアロマオイルですが、近年は国産の精油も多く開発され、人気を博しています。

地産地消でエコな取り組みにもつながる、国産柑橘系アロマを紹介します。

ユズ

和食に添えられることも多いユズは、日本人になじみが深く、人気の香りです。

血行促進、免疫力強化作用があり、冷え症の人や風邪をひきやすい人に適しています。

入浴剤に使えばユズ湯気分を味わえるでしょう。

温州ミカン

お正月の定番、温州ミカンの精油はどこか懐かしさを感じさせます。みかんの季節は冬ですが、精油なら1年中香りを楽しめます。

眠気覚ましや免疫力向上の効果が期待でき、ブレンドする精油も選びません。

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じゃばら

「じゃばら」は和歌山県の北山村に自生する柑橘フルーツです。

大変珍しく、幻の果実とも呼ばれていましたが、花粉症に効果が期待できるとの口コミが広がり、人気が出ました。

「邪気を払う」が名前の由来だけあり、お正月に香らせても◎。

柑橘ベースのセットやブレンド精油

柑橘系 ブレンド精油 おすすめ

バラエティ豊富な柑橘系の精油は、どれか一つに決めかねます。

アロマ初心者にぴったりなお試しセットや、あらかじめブレンドされた精油を紹介します。

シトラス5本セット

グレープフルーツ・スイートオレンジ・マンダリン・ライム・レモンの5種類のセット商品です。

1本あたり、約70回使えるたっぷりサイズで心ゆくまで柑橘系精油を楽しめます。

無印良品 くつろぎブレンド

ラベンダーを中心に、スウィートオレンジやゼラニウムをブレンドした、リラックスタイムに最適なオイルです。

無印良品のディフューザーとセットで、素敵な時間を過ごしましょう。

アロマ使用時の注意点

柑橘系アロマ注意

アロマオイルには刺激が強いものが多く、使い方に注意が必要です。

原液を直接肌につけるのはNGですし、赤ちゃんやペットの近くでも使わない方がよいでしょう。

また柑橘系精油の中には、独特の毒性を持つものもあります。

柑橘系は光毒性に気を付けて

光毒性は柑橘系精油に多く含まれる「フクロマリン類」が、紫外線と化学反応を起こすのが原因です。

柑橘系の精油を付けたまま日光に当たると、メラニンが過剰に生成され、軽いやけどやシミの原因になることがあります。

ただし柑橘系でも、フクロマリン類が少ない精油はたくさんあります。また光毒性がある精油でも、日光に当たらなければ問題はありません。

夜の入浴や寝る前にマッサージする程度なら、それほど気にしなくても大丈夫です。

フレッシュな柑橘系アロマにいやされよう

柑橘系アロマは搾りたての果実さながらの、フレッシュな香りが魅力です。上手に使って、リフレッシュやリラックスに役立てましょう。

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