アロマストーンの使い方を覚えよう。お手入れ方法や無印のおすすめ商品も
アロマストーンは家中さまざまな場所でアロマを楽しめるアイテムです。使い方は簡単で価格もお手頃なため、アロマ初心者にもおすすめできます。アロマストーンの使い方や汚れたときの洗い方、おすすめの商品を紹介します。
アロマストーンとは
アロマストーンは素焼きの石や石膏、陶器などでできているアロマディフューザーの1種です。アロマストーンの主な特徴を見ていきましょう。
アロマストーンの特徴
アロマストーンのには以下のような特徴があります。
- 電気や火を使わない
- アロマが苦手な家族がいても楽しめる
- 手入れが楽
アロマストーンは好きな精油を数滴たらすだけで、香りを拡散できます。電気や火を使わずに済むため、経済的で安全です。
一般的なアロマディフューザーに比べれば、1度に使うオイルの量も少ないため「ちょっと試してみたいな」と思っているアロマ初心者でも使いやすいでしょう。
香りの拡散力は弱めですが、1人で楽しむには十分です。トイレや洗面所、玄関などの狭いスペースにも置けるほか、パソコンの隣に置けば1人アロマテラピーを楽しめます。
家族に強い香りが苦手な人がいたり、アロマの刺激に注意したい赤ちゃんやペットがいたりして、拡散式のディフューザーを使えない人にも向いています。
アロマストーンの上手な使い方
続いてアロマストーンの香りの持続時間や、使い方の注意点を見ていきましょう。
香りの持続時間はアロマオイルによって異なる
アロマストーンに染み込ませたアロマオイルはゆっくりと揮発し、数時間から1日ほど香り続けます。
長いものだと2~3日香りが続くことも。香りがしなくなったら、またアロマオイルを染み込ませればOKです。
ちなみに香りの持続時間は、オイルの「揮発性の高さ」によって変わります。オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系や、ペパーミントなどは初心者にも人気の高い香りです。
しかし揮発性が高いため、すぐに香らなくなるのがネック。その度に継ぎ足していたら、あっという間になくなってしまうでしょう。
揮発性の高いオイルには、ゼラニウムやフランキンセンス、ヒノキなどのオイルをブレンドすると香りが長持ちします。
アロマストーンの使い方は簡単だが注意点も
アロマストーンの使い方はいたってシンプルです。好きなアロマオイルを、石の上に数滴垂らすだけ。
ただしアロマオイルが他の場所にこぼれると素材を傷めることもあるため、必ず受け皿を使用してください。
水洗いNG?アロマストーンの手入れや掃除方法
アロマストーンの素材は「素焼き」の石です。汚れたからといって水洗いすると、内部に水分がしみ込んでシミやカビの元になります。
中には水洗い可能なものもありますが、基本的に洗ってはいけません。ホコリが付いたらティッシュや乾いた布でお手入れしましょう。
また、一つのアロマストーンに違うアロマオイルを使うのもおすすめしません。香りが混ざって、想像と違う香りになってしまうこともあります。
あえて香りをブレンドして楽しむという手もありますが、初心者にはハードルが高いでしょう。
慣れるまでは「一つのストーンに一つの香り」を守る方が楽ですよ。
アロマストーンの種類と選び方
ひと口にアロマストーンといっても、さまざまなタイプやデザインがあります。最適なアロマストーンを選ぶコツを見ていきましょう。
タイプで選ぶ
アロマストーンは主に「置き型」「缶入り」「吊るし型」の3タイプに分けられます。
最もスタンダードなのが置き型タイプです。受け皿にのせて好きな場所に置くだけでよく、寝室や玄関、トイレなどで使いたい人に向いています。
ステンレスの缶に納まっている缶入りタイプは、フタが付いているのでホコリが付きにくく、お手入れが楽です。旅行や出張、オフィスに持って行くときにも便利ですよ。
車やクローゼットで使うなら、ヒモが付いた吊るし型がよいでしょう。
デザインで選ぶ
アロマストーンはデザインも豊富にそろいます。
トイレや洗面所にさりげなく置けば、アロマオイルを垂らさなくてもステキなインテリアになります。
リビングにはシックなものを、子供部屋や玄関には可愛らしい動物型など、使う場所やシーンに合わせてデザインを変えるともっと楽しめそうですね。
初心者におすすめ アロマストーンと精油のセット
早速アロマストーンを試してみたいあなたに、ネット通販で買えるおすすめのアイテムを三つ紹介します。どれもアロマオイルがセットになっているので、届いたその日から使えますよ。
のんびり動物プチアロマセット
動物型のアロマストーンとミニアロマオイルのセットです。アロマストーンはクマ、ウサギ、バクの3匹から、オイルは40種類の中から選べます。
ゆるくてかわいい動物に、優しく香るアロマオイル。目も鼻も喜ぶ素敵なセットです。
トレー付きで安心 アロマストーンセット
陶器のトレーと柄が浮き出たアロマストーンがとてもおしゃれなセットです。ストーンは3種類から、精油は20種類から選べます。
直径4cm、厚さが8mmと小さいので、職場のデスクに置いたりロッカールーム、引き出しに入れたりしても◎
柄が楽しい陶器製 touki seriesアロマストーンセット
温かみのあるデザインが魅力の、陶器製のアロマストーンです。文字が彫ってある素焼きの部分に、アロマオイルを垂らして使います。
側面と底面が陶器なので、アロマオイルが染み出さず、受皿ナシでも使えるのがポイントです。職人の手作業によるぬくもりと、素焼きのアロマストーンにはない、かわいい柄も素敵。
アロマオイルは20種類の中から2種類選べます。
おしゃれな定番アロマスローン
アロマオイルは既に持っている人や、自分で別途買いたい人に、定番アロマストーンを紹介します。
デスクの横に おきあがりこぼし型アロマストーン
小さくて、コロンとしたフォルムがかわいいアロマストーン。ゆらゆらさせれば、よい香りがほんのり拡散します。
アロマを使っていないときでも、インテリアグッズとして活躍しますよ。
ウサギやダルマもあるので、並べるとさらにおしゃれ!香りによって使い分けても◎。
ニールズヤード レメディーズ アロマチャーム
イギリスの人気アロマブランド「ニールズヤード レメディーズ」のアロマストーンです。
アロマオイルを染み込ませてクローゼットに吊るしておけば、柔らかな香りが服に移ってモチベーションが上がりそう。
真っ白な素焼きのチャームにネイビーのストラップが爽やかです。
定番 無印良品アロマストーン
アロマオイルを垂らす凹みと、受け皿がついた無印良品のシンプルなアロマストーンです。
真っ白でコロンとしたデザインはどんなインテリアにもよくなじみ、ベッドサイドに置いても安定感があります。
迷ったらコレ!といってもよい、アロマストーンの定番です。
グレータイプもありますが、シミが目立つので白い方をおすすめします。
アロマオイルを買うなら Flavorlife 公式オンラインショップ
フレーバーライフは日本で最初に、アロマテラピー商品の通信販売を始めた会社です。
エッセンシャルオイル(精油)を「必要なときに必要な量だけ」輸入して、社内で充填しているため、常に新鮮な状態で届きます。
全国のアロマテラピーサロンや、スクールでも選ばれるプロ御用達の香りを自宅で楽しめますよ。
かわいい卵型アロマストーンも売っているので、1度のぞいてみてくださいね。
アロマストーンは代用や手作りもOK
アロマストーンの役割は、アロマオイルを染みこませてゆっくり揮発させることにあります。ということは、同じ役割を果たす素材であれば、身近にあるもので代用したり、自作したりしてもOKなんです。代表的な例を見ていきましょう。
珪藻土スティックやコースターが使える
バスマットですっかりおなじみになった「珪藻土」。最近では100均でも、珪藻土を使った乾燥材やコースターが手に入ります。
実はこの珪藻土グッズにアロマオイルを垂らすだけで、アロマストーンと同じように使えます。
スプーンやコースターは1個100円、乾燥材なら4個で100円と、格安で買えるのもポイントです。たくさん揃えれば、いろいろな香りを楽しめますね。
ただし珪藻土は割れやすいので、持ち運びには向いていません。水に濡らすのもよくないので、お手入れのときも、間違って水洗いしないように注意しましょう。
手作りする方法
アロマストーンは、100均で手に入る「石粉粘土」を使って自作もできます。絵心やデザインセンスのある人なら、売っているものより素敵なアロマストーンを作れるかもしれません。
とっても簡単で、不器用な人でもすぐに作れるのでぜひお試しください。
アロマストーンで気軽にアロマライフを楽しもう
使い方や手入れが簡単で値段も安いアロマストーンは、アロマ初心者に大変おすすめのディフューザーです。
なんだか小難しいイメージのあるアロマの世界ですが、アロマストーンとお気に入りのオイルが1本あれば、気軽に楽しめます。
おしゃれなアロマストーンを用意して、自然の恵みがぎゅっと詰まったアロマの香りに癒されてくださいね。