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歴史が好きになる本はどれ?中学生でも楽しめる面白い歴史本を紹介

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歴史を学びたいけれど、どうも興味が持てない。そう感じている人は多いのではないでしょうか。はるか昔のできごとや人々の暮らしぶりについて、難しい言葉で語られても、ピンとこないのは無理もありません。そこで中学生くらいから読める、親しみやすい時代小説や歴史研究本を紹介します。夏休みの課題用や、受験勉強の気晴らしにもおすすめです。

目次

歴史が苦手な人が歴史本を選ぶポイント

歴史が好きになる本 中学生

学校で勉強する歴史は、年代の暗記や難しいワードのオンパレードです。習う範囲も広く、途中で投げ出したくなってしまう教科の一つといえるでしょう。歴史の本と聞いただけで、見たくもないと思ってしまう人も多いのでは。まずは手軽に楽しく読める本を選ぶコツを紹介します。

好きなジャンルから入る

歴史の勉強は苦手でも、数学や理科は好きという子はたくさんいます。自分が得意なジャンル、好きなジャンルについて書いてある歴史本なら、きっと興味を持って読みすすめられるはずです。

子どもなら昔のおもちゃやゲーム、大人なら、料理や掃除などの家事をテーマにした本や、経済について考察した本もおすすめです。楽しみながら読んでいくうちに、自然に歴史の知識が身に付きます。

短編集で歴史の面白い部分だけ切り取る

歴史に興味がない人が、いきなり歴史上の有名人物一代記などを買っても、途中で飽きてしまう可能性があります。

飽きやすくて読書が続かないな~と思っている人は、1話がすぐに読み終わる短編集がおすすめです。

さまざまな時代・国・人物のお話に触れてみて、興味を引かれた内容があれば、そこから深く学んでいくとよいでしょう。

分かりやすくて身近な言葉づかいの本を選ぶ

歴史の本には難しい言葉がたくさん出てくるため、意味が分からずに挫折してしまうことも。巻末に索引がついている本もありますが、読みながらいちいち調べるのも面倒です。

口語体で書かれている本や、同じページに言葉の解説がのっている本を選ぶと、読むのが楽です。

昔の人の暮らしぶりが現代の言葉で書かれていれば、遠い昔のできごとでも、とても身近に感じられます。それでもハードルが高い人は、漫画から入るのもアリです。

他ジャンルとのコラボが面白い歴史本

歴史小説 おすすめ 中学生

数学、天文学、経済学・・・現在の文化技術の発展は、昔の人の努力があってこそ!そんな事実がよく分かる面白い歴史本を紹介します。

和算が面白い 「夢中になる!江戸の数学」

日本で独自の進化をとげた数学、和算の魅力を紹介した本です。この本を読むと、江戸時代の日本人が心から「数学」を楽しみ、まさに「夢中」になっていたことがよく分かります。

何よりうれしいのは、殿さまや武家などのエラい人だけでなく、農村の子どもたちまでが和算を楽しんでいたという事実です。

難しい問題にチャレンジする心意気や、解けた時の喜びを、みんなで共有していた江戸時代。勉強って、こうあるべきかもと思わせる1冊です。

江戸時代版〇〇の星? 「天地明察」

日本オリジナルの太陰暦を作るという、途方もない事業に取り組んだ人々の物語です。岡田准一さん主演で映画化もされています。

主人公はもちろん、保科正之や水戸光圀など、事業に関わるすべての登場人物が非常に魅力的で、人間味にあふれています。

現代のように便利な観測機械やコンピューターがない中、正確に天体観測ができた江戸時代の技術力にも驚かされます。

ドキュメンタリー番組に登場するベンチャー起業家のような、波乱万丈なストーリーに、歴史に興味がない人も共感できる作品です

読みながら中島みゆきの「地上の星」が頭の中を流れてしまう人、きっといます。

お金は大事だよ 「お金の流れで見る戦国時代」

元国税調査官の筆者が、戦国武将のフトコロ事情を分析したビジネス書です。

戦国武将といえば、戦闘力にばかり目が行きがちですが、本当に必要だったのはやっぱり「お金」。

経済的センスに秀でていた織田信長と、そうではなかった武田信玄との比較が興味をそそります。

他にも物資の調達術や南蛮貿易についてなど、なるほどそうだったのかと納得するエピソードが満載です。

中学生もサクサク読める短編歴史小説

歴史の本 おすすめ 中学生

続いてすき間時間でサクッと読める短編集を紹介します。授業では素通りしてしまうような、歴史のワンシーンをチラ見できますよ。

幕末の侍事情 「五郎治殿御始末」

明治維新という激動の時代を生きた無名のを描いた短編集です。阿部寛さん主演で映画化された柘榴坂の仇討を含め、6編のエピソードが収録されています。

どんなに歴史に興味がない人も、『西を向く侍』と『遠い砲音』は、きっと面白いと感じるのではないでしょうか。

それは今の暮らしに、深く関係している物事を描いているから。ただし詳細は読んでからのお楽しみです。

ミステリーが面白い 「撫子が斬る」

ミステリー要素たっぷりの時代小説捕物帳をたっぷり読める短編集です。宮部みゆきが厳選した、女性作家の傑作だけを収録しています。

江戸時代のお話がメインですが、明治時代や中国が舞台の作品もあり、さまざまな歴史に触れられます。

お気に入りの作家を探すきっかけとしてもおすすめです。

楽な気持ちで読めるおすすめ歴史本

歴史本 おすすめ 中学生

最後に今どきの言葉で書かれたものや、衣食住の様子を現代に置き換えた分かりやすいものなど、楽して歴史を学べる本を紹介します。

共感しかない 「マリー・アントワネットの日記」

あの悲劇の王妃「マリー・アントワネットが、まるで友だちのようにギャル語で話しかけてくる斬新な日記小説です。

歴史用語ではなく、ギャル語部分に注釈が付いているのも超ウケます。一見ふざけているようで、きちんと史実をおさえているのもポイントです。

世界史の授業でフランス革命のくだりになると、必ずといっていいほど悪者扱いされるマリー・アントワネットですが、本当に彼女だけが悪だったのでしょうか?

謎のしきたりや女性差別に苦しみ、何か言えばメディアや大衆に攻撃されるアントワネット。もしかして、今の私たちに似ていない?

タイムスリップしたくなくなる? 「戦国、まずい飯!」

昔の人は、どんなものを食べていたんだろう。そんな素朴な疑問に真摯にこたえてくれる1冊です。

気になる戦国時代の食べ物をできるだけ忠実に再現し、実際に食べてみる、レポート的な内容になっています。

日常の食事はもちろん、戦に行くときの携帯食料やお酒まで、有名戦国武将のエピソードも交えながら解説。

こんなにまずそうな食事でよく戦えたなと、いかつい戦国武将に思わず同情してしまいます。

セレブの暮らしをのぞいてみよう 「平安女子の楽しい!生活」

女子中学生や女子高校生向けに、イラストや図を豊富に使って、平安時代の貴族の暮らしを分かりやすく解説した本です。

インテリアグッズやファッションアイテム、恋愛テクニックなど、身近な内容が興味を引きます。

「美人の条件は髪」「イケメンの条件は美文字」「顔も見ずに結婚」など、衝撃的な事実が満載で、大人が読んでも面白い作品です。

古文で習う「短歌」についても、ついでに詳しくなれますよ。

あの有名事件を面白く 「身代わり忠臣蔵」

人気映画「超高速!参勤交代」の原作者、土橋章宏氏の作品です。堅苦しい雰囲気になりがちな時代小説を、いつも斬新な視点でユーモラスに、かつ人情味豊かに描く土橋氏。

「身代わり忠臣蔵」も、まさにユーモラスで、時にほろりとさせられるストーリーです。

事件の背景や当時の人々の暮らし方が、まるで映画やドラマを見ているように、頭にすっと入ってくるので、歴史に興味を持つよいきっかけになるかもしれません。

忠臣蔵って要するに仇討の話でしょ?年末に必ずテレビでやるやつでしょ?くらいにしか思ってない人、ぜひ読んでみてください。

ちなみにムロツヨシさん主演で映画にもなってます。(これもめっちゃ面白いです)

面白い歴史小説で人生を豊かに

今まで歴史に興味がなかった方でも、抵抗なく読める面白い本を紹介しました。本を読んで少しでも興味のあるジャンルや時代、人物などが見つかれば、そこからさらに掘り下げていくことができます。

長くて深い歴史の世界に、一歩足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

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