コーヒー 定期便 おすすめを紹介 賞味期限切れや買い忘れを防ごう

コーヒー好きにとって、豆のストックがなくなる事態は何としても避けたいところです。ただしコーヒーは風味が落ちやすいため、買い置きはおすすめできません。
まとめ買いによる賞味期限切れや、うっかり買い忘れの心配をしたくない人は、定期便を検討してみましょう。コーヒー定期便の特徴や選び方、タイプ別のおすすめを紹介します。
コーヒー 定期便 おすすめな理由とは

買い物に出かけた時、コーヒー豆が安くなっているとつい買いだめしたくなります。しかしコーヒー豆は買い置きせず、飲みきれる分だけ買うのが基本です。なくなる直前のタイミングで届く定期便は、まさにコーヒーに最適なシステムといえます。
コーヒー豆は酸化しやすいから
コーヒー豆は、焙煎した直後から酸化が始まります。特に豆を粉に挽いた場合は酸化スピードが速く、開封して2週間も経つとずいぶん風味が落ちてしまいます。
開封しなくても劣化は進むため、安いからといって買いだめして、数カ月も置いておくと逆に損してしまうでしょう。
腐っているわけではないので飲めますが、おいしくはありません。
なお1杯分ずつ個包装になっている「ドリップバッグ」タイプなら、1年ほど風味が落ちないものもあります。
自宅での保存条件が厳しいから
コーヒー豆の鮮度を保つためには、できるだけ空気や光、湿気から遠ざけて保管する必要があります。たくさん買ったはいいけれど、適切な収納場所がなければどんどん味が落ちてしまうでしょう。
一般的な家庭で長期間コーヒーの鮮度を保つのは難しいため、買い置きはせず定期便に頼る方が無難です。
なおコーヒー豆開封後の上手な保存方法は、こちらで解説しています。
コーヒー 定期便はメリットが多い

買い置きが向いていないコーヒーは、無くなる頃を見計らって買いに行かなければなりません。ネットショップで注文しようにも、「おすすめ!」「お買い得!」な商品がずらりと出てきて、何を買えばよいのかが分からなくなることも。
コーヒー定期便は、そんなお忙し主婦にうってつけのサービスです。定期便利用のメリットを三つ紹介します。
買い物の時短になる
コーヒーの定期便は、1度申し込むと毎月自動的に届けられるので、わざわざ店に出かけたり、ネットショップで検索・注文したりする必要がありません。
無くなる頃に届くようにしておけば買い忘れがなくなる上に、コーヒーを探すために費やしていた時間を節約できるでしょう。
中には簡単なアンケートに答えるだけで、焙煎士がおすすめの銘柄を選んでくれるサービスもあります。
新しい発見がある
コーヒー定期便には同じ銘柄が毎回届くタイプもあれば、月替わりで届くタイプや数種類が詰め合わせになっているタイプもあります。
いつも同じコーヒーばかりで飽きてきた人や、コーヒーの選び方がよく分かっていない人などは、定期便を利用すると新しい発見があるかもしれません。
新鮮なコーヒーが飲める
コーヒー豆は袋を開けていなくても、劣化が進みます。
スーパーやネットの安売り店で購入した場合、焙煎から日にちが経っている可能性が否定できません。
定期便ならお届け日に合わせて焙煎・袋詰めするので、鮮度が高い状態で自宅に届きます。
人気焙煎士がローストしたこだわりの豆や、希少なスペシャルティコーヒーなど近所では手に入らないコーヒーを飲めるのも魅力。
コーヒーの定期便にはデメリットもある?

コーヒーの定期便は、全ての人に便利とは限りません。主なデメリットを見ていきましょう。
余ったり足りなくなったりする
定期便は一度に届く量が決まっているため、生活パターンの変化によって、飲みきれなかったり、早く飲み終わったりする月もあります。
急に出張が入って何日も家を空けた、来客が多くてコーヒーの消費量が増えた、などというケースは十分あり得るでしょう。
心配な人は、余った時の一時停止や、足りない時の単品買い足しに柔軟に対応できるサービスを選ぶことをおすすめします。
好みに合わないコーヒーが届くことも
銘柄をお任せするタイプの定期便の場合、苦手な味が届くこともあります。いろいろな味を試したい人はともかく、好みにこだわりたい人は、銘柄を細かく指定できるタイプを選ぶとよいでしょう。
定期便の他に、単品販売しているショップで試してみるのもアリです。
レギュラーコーヒーの定期便 おすすめ

コーヒーは豆の状態で買いたい、ドリップする時間がたまらない・・・そんなレギュラーコーヒー派の人におすすめの定期便を紹介します。
コーヒーメーカーもレンタル!パナソニック「foodable」
パナソニック「foodable」は、キッチン家電のレンタルと食材のお届けがセットになったサブスクサービスです。
炊飯器なら米、オーブンレンジなら冷凍食材のように、関連する食材が毎月届きます。
コーヒーメーカーとコーヒー豆のコースでは、パナソニック製沸騰浄水コーヒーメーカー「NC-A57」と、世界のこだわりコーヒー豆をお得に利用できます。
コーヒーメーカーはミル付きで、豆の特徴によって挽き分けや入れ分けが可能です。デカフェ豆をおいしく抽出するコースもあり、朝から夜まで香り高いコーヒーを楽しめます。
挽きから抽出まで全自動なうえに、ミルも自動洗浄してくれるので、手間がかからないのもポイント。豆の種類も豊富で、毎月4種選べるので飽きがこないでしょう。
1年利用した後はコーヒーメーカーを買い取ることもでき、本格的なミルや、コーヒーメーカーが欲しい人には大変おすすめの定期便です。
環境・産地に配慮した「海ノ向こうコーヒー」
海ノ向こうコーヒーは、パナソニック「foodable」の選べるコーヒー豆にもラインアップされているブランドです。
普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、産地では環境破壊や不当な取引など、多くの問題を抱えています。
近年、現地の農家さんとともに、こうした課題を解決し、品質向上と持続可能な社会実現を目指す取り組みを行うコーヒーショップが増えており、海ノ向こうコーヒーもその一つです。
「産地を旅するコーヒー定期便」と名付けられたサブスクでは、おいしいだけではない、環境や産地に配慮したコーヒーが毎月2種類届きます。
- 生産者とともに品質向上に取り組むアジアのコーヒー×1
- アフリカや中南米の個性豊かなコーヒー×1
ミャンマーの農村活性化に一役買っているもの、絶滅危惧種のジャガーの保護活動に寄付できるものなど、それぞれの豆に何らかのストーリーが盛り込まれています。
コースは以下の2つで、それぞれ豆か粉を選べます。(税・送料込)
- ちょっぴりコース1,080円:50g×2種類
- たっぷりコース2,376円:150g×2種類
さらに540円追加すると、クッキーなどの「おやつ」が付いてくるのもうれしいポイント。
遠い海の向こうに思いを馳せながら、香り高いコーヒーを楽しみましょう。
コースが豊富な「PostCoffee」
世界各地の200種類以上のスペシャルティコーヒーから、好みに合わせて3種類をセレクトして届けてくれるサブスクリプションサービスです。
ライトからファミリーまでさまざまなプランがあり、ニーズに合わせて選べます。
コーヒー診断で、好みに合うテイストを判定してくれるので、コーヒー豆の違いがよく分からない人でも、安心できるでしょう。
日本のロースターが扱う豆を厳選して届ける「ロースターコース」も好評です。
「ゲイシャ」がお得に!YORIMICHI COFFEE
毎月1回、世界各地から選りすぐりのコーヒー豆200gが税込2,300円で届きます。お店で頼むと1杯1,000円超えも珍しくない、特別なコーヒーを手軽に楽しめます。
月々のラインアップには200g5,000円相当のゲイシャも含まれており、定期便のお得さを実感できるでしょう。
コーヒー好きにも、初心者にもおすすめです。
インスタントの定期便

ドリップする必要のない手軽なコーヒーにも、定期便が利用できるサービスがあります。本格的な味が楽しめるインスタント系の定期便を見ていきましょう。
5秒で飲める 「INIC coffee」
お湯はもちろん、冷たい水や牛乳にもサッと溶ける、使いやすいパウダーコーヒーです。
瓶タイプとスティックタイプがあり、1杯分ずつ小分けになったスティックは、旅行や会社に持って行きたい人にも人気があります。
ドリップタイプと異なり、すぐ飲めてゴミが出ないのもうれしいですね。定期便ではスティックタイプのアソートセットや、瓶タイプのリフィル、デカフェタイプなどさまざまなコースが選べます。
社会貢献できるコーヒー定期便

コーヒーを飲むことが誰かの役に立つとしたら、とてもうれしく感じます。生産者支援につながるおすすめの定期便を紹介します。
アフリカの子どもに給食を 「Warm Hearts Coffee Club」
「ウォームハーツコーヒークラブ」では、アフリカ「マラウイ」産のフェアトレードコーヒーを販売しています。
企業の協力のもと、売上の全額をマラウイの子どもの給食費用として寄付しており、コーヒーを買うだけで社会貢献が可能です。
定期便購入者は通常よりも豆が10%増量される特典もあり、ちょっぴりお得。香り高いコーヒーの向こうに、アフリカの子どもたちの笑顔が見えてきそうです。
ふるさと納税で地域を応援
ふるさと納税の返礼品にも、コーヒーの定期便があります。いろいろな自治体で取り扱っているので、ポータルサイトで探してみてくださいね。ここでは楽天ふるさと納税のコーヒー定期便を三つ紹介します。



お気に入りのコーヒー定期便でおうちカフェを充実させて
コーヒー定期便を上手に利用すれば、飲み頃の豆をちょうどよいタイミングで入手できます。
定期便でしか売っていない豆を飲めたり、プロのおすすめを試せたりと、コーヒーがもっと身近なものに感じられるかもしれません。
お気に入りの定期便を見つけて、充実のおうちカフェを楽しみましょう。