冬はスリッパタイプもおすすめ。布草履は季節や体調で使い分けて
手作り布草履には、一般的な草履タイプの他に「足半(あしなか)」や「スリッパ」などさまざまなバリエーションがあります。
夏は裸足に足半で涼しく、冬は靴下+スリッパで暖かくと、季節に応じて使い分けるとさらに快適です。
何足かそろえておけば洗い替えにもなりますし、つま先の冷えやむくみなどの体調の変化にも対応できます。
手作り布草履のバリエーションと履き方のコツを解説します。
手作り布草履やスリッパは、今注目の室内履き
布草履はヒモ状に加工した布を編んで作る、手作りの室内履きです。和の雰囲気が外国人観光客などに好評で、お土産店などでよく売れています。
和風でエコな点が人気
手作り布草履の材料には、古くなった和服やTシャツを再利用することがほとんどです。
創作を楽しみながらエコにも貢献できるとして、主婦やシニア層に人気があります。
作品を「MINNE(ミンネ)」などの手作りマーケットで販売したり、作り方の講習会を開いたりして活躍している作家さんもたくさんいます。
布草履の主な特徴と作り方が分かる本については、コチラで詳しく紹介しているので、合わせてお読みください。
布草履やスリッパは在宅ワーカーにも人気
最近では外出自粛やテレワークの導入など、自宅で長い時間を過ごす人が増えたこともあり、快適な室内履きを探して布草履にたどり着く人も多いようです。
布草履は凸凹した編み目や鼻緒によって足のツボがほどよく刺激されるため、血行改善の効果も期待できます。
このため、長時間デスクワークをする人には大変おすすめの室内履きなのです。
布草履やスリッパはバリエーションが豊富
布草履の大きな魅力は「バリエーションの豊富さ」にあります。
使う布の組み合わせ次第で雰囲気が変わり、同じデザインのものはほとんどありません。
コットン、ウール、シルクといった素材の違いも楽しめます。
さらに、布草履やスリッパにはこんな形も。
手作りマーケットで珍しい布草履を探してみるのも楽しいですよ。
足半タイプについてはコチラで詳しく紹介しています。
布草履やスリッパのおすすめの履き方とは?
一般的な布草履は鼻緒があるため、裸足で履くのが基本です。このことから、布草履は夏にしか履けないと思っている人も多いのではないでしょうか。
1年中布草履を楽しむコツを紹介します。
足袋ソックスやレッグウォーマーと組み合わせてみて
鼻緒タイプの布草履を冬も履く場合、足袋のように親指が分かれている靴下と合わせるのがおすすめです。
また、体全体の冷えを予防するには、レッグウォーマーで足首を温めることが有効とされています。
もちろん、両方同時に身に付けてもOK。
かわいいアイテムを探してコーディネートを楽しんでみてください。
冬は布スリッパでより暖かく
鼻緒が付いていないスリッパタイプなら、厚手の靴下と合わせれば暖かく過ごせます。
ウール素材のものを選べば足元ポカポカですよ。
なんと足半のスリッパタイプもあります!
足半は時間を決めて
足半草履には足のアーチを整え、姿勢を正す効果があるとされています。
正しい姿勢をキープすることで足腰の筋力が鍛えられ、スタイルアップの効果も期待できます。
ただし履いているだけで相当疲れるので、初めての人は履く時間を決めて徐々に慣らしていきましょう。
足半布草履の正しい履き方はコチラで紹介しています。
布草履やスリッパで快適に過ごそう
和服やTシャツをリサイクルして作る布草履は肌触りがよく、蒸れやすい季節も寒い季節も快適に過ごせます。
気温や体調に応じて最適なタイプを選べるのもうれしいポイントです。
手作りマーケットやネット通販で買えるので、あなたにぴったりの布草履を探してみてくださいね。
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