ヨガマットの捨て方は?買い替えタイミングや古いマットの再利用アイデアも
ヨガマットは古くなると、本来の性能を発揮できなくなります。使用頻度が低い人でも、数年に1度は新しいヨガマットに買い替えて、エクササイズを安全に楽しみましょう。古いヨガマットの捨て方と、再利用アイデアを紹介します。
ヨガマットの買い替えサインとは
ヨガマットを買い替えるタイミングは、なかなか分かりにくいものです。いつ買ったのか覚えていないくらい、長く使っている人も多いのではないでしょうか。
まだ使えるのか、それとも捨てた方がよいのか、判断する基準を見ていきましょう。
ヨガマットの状態をチェック
一見きれいなヨガマットも、汗や皮脂で汚れ、素材が劣化していきます。劣化が進むと滑りやすくなって、レッスンに集中できません。
無理して使い続けるとケガをすることもあるので、要注意です。またヨガマットが汚れていると、肌荒れを起こす可能性があります。
ヨガマットをチェックして、以下のような状態になっていたら買い替えを検討しましょう。
- 表面に傷がついている
- 表面の凸凹が潰れている
- 粉を吹いている
- 触るとポロポロ崩れる
- 臭い
- グリップが効かない
- 真横から見た時上下のラインが平行でない
ヨガマットの捨て方
買い替えサインが出たヨガマットは、自治体のルールに従って正しく処分しましょう。主な捨て方は2通りです。
そのままなら粗大ごみ
基本的に、1辺の長さが30cm以上のものは、粗大ごみです。ヨガマットの横幅は小さなタイプでも60cmはあるので、そのままだと粗大ごみになります。
ほとんどの自治体では、粗大ごみの引き取りは有料です。取りに来てもらうための予約も必要なので、早めに連絡するとよいでしょう。
小さく切って可燃ごみに
ヨガマットは小さくカットすれば、可燃ごみに出せます。薄手のマットなら、ハサミでジョキジョキと切ってしまえば楽ですよ。
ただし素材によっては、燃えるごみではなく「プラスチックごみ」や「不燃ごみ」になる場合も。
自治体のごみ分別ルールを必ずチェックしてくださいね。
捨てる前に一工夫 ヨガマットの再利用アイデア
一部分だけ劣化しているヨガマット・・・ヨガに使うのは無理だけど、捨てるのはもったいない!というケースもあります。捨てる前にもう一度活躍してもらうアイデアを見ていきましょう。
補助マット
ヨガやエクササイズでは、膝や肘を着くポーズをとることがあります。この時、余程厚みのあるヨガマットでないと、骨が床にあたって痛みを感じます。
折りたたんだバスタオルや、クッションを補助として使う人もいますが、ふにゃふにゃしてどうしても不安定になってしまいますね。
そんな時は、古いヨガマットを適当な大きさに切って、膝や肘の部分に置いて使ってみましょう。そこだけ厚みが出て、膝や肘を着いても安心です。
ピクニックや海水浴のレジャーシート
ヨガマットはクッション性があるので、屋外でのレジャーシートにぴったり。テントの床やビニールシートの上に敷けば、お尻が痛くなりにくく快適にくつろげます。
いずれ捨てる物なので、汚れを気にせずにレジャーに集中できそうですね。
子どもの遊びに
カラフルなヨガマットは、子ども部屋に敷くと意外にマッチします。
きれいに拭いてから、プレイマットとして使うのがおすすめですよ。
カットしてパズルのようなおもちゃにしても◎。手垢やヨダレで汚れたら処分しましょう。
梱包材や家具のクッション材
薄いヨガマットは荷物を発送する時の緩衝材として使えます。また重い家具を置く時にカットしたヨガマットを敷いておくと、床を保護できますよ。
どちらの場合も、使う前に汚れを拭いて乾かしてくださいね。
ヨガマットを長持ちさせるには
ヨガマットを買い替えたら、正しくお手入れして、できるだけ長持ちさせましょう。基本のお手入れ方法と便利アイテムを紹介します。
使用後のお手入れ方法
汗や皮脂、湿気は、ヨガマットの劣化を加速させる原因になります。
レッスンの後はウェットティッシュや、洗剤液に浸して固く絞った布などで表面を拭き、しばらく風通しの良い場所に置いて乾燥させましょう。
臭いが気になる時は、除菌効果の高いアロマスプレーやファブリックミストを使ってもよいですね。なおヨガマットは「TPE素材」を除いて水洗いはできないので注意しましょう。
ヨガマット専用のクリーナーも
ヨガマット用に開発されたクリーナーなら、安心してお手入れできます。アロマの香りを楽しめるものもあるのでお気に入りを探してみてくださいね。
汗かきさんにおすすめ ヨガタオル
ヨガタオルはそのままでも、ヨガマットの上に敷いて使ってもOKな、滑り止め付きのマットです。吸汗性があり、洗濯可能なので汗をよくかく人に向いています。
小さくたためて軽いヨガタオルは、会社の帰りにヨガ教室に行くにも人気です。
古いヨガマットは使い切って正しく捨てよう
ヨガマットはれっきとしたスポーツ用品です。汚れて機能が落ちたヨガマットではモチベーションが下がり、エクササイズの効果も薄れてしまうでしょう。
古くなったヨガマットはいろいろと使いまわしてから捨てると、「もったいない」感も軽減できます。存分に使ったら、自治体のルールを守って正しく捨ててくださいね。