文庫本サイズのおしゃれブックカバー デザインや機能が人気のおすすめ商品を紹介

文庫本を読むときに、ブックカバーを使っていますか?
本屋さんで巻いてくれる紙のカバーもいいですが、お気に入りのブックカバーをつけてあげれば、読書タイムがもっと楽しくなります。
しかし文庫本サイズのブックカバーはデザインや機能の種類が多く、何を基準に選べばいいのか迷いがちです。
ブックカバーの上手な選び方と、文庫本にぴったりサイズのおすすめ商品を紹介します。
文庫本用ブックカバーを選ぶポイント

ブックカバー大国(?)の日本では、文庫本サイズだけでも、非常にたくさんのブックカバーが販売されています。
多くの商品の中から、最適なブックカバーを選ぶポイントを解説します。
丈夫な素材
文庫本サイズのブックカバーは、素材が丈夫なものを選びましょう。
文庫本が好きな人はカバーを付け替える頻度が高く、電車やカフェなどに持ち歩くことも多いため、弱い素材ではすぐに傷んでしまいます。
洗える「厚手の布」製のものや、何年も使える「レザー」製がおすすめです。
防水やベルトなどの機能
文庫本を読むシチュエーションにもよりますが、カバーとしての機能がきちんとそろっているかどうかも、しっかりチェックしましょう。
本を持ち歩くことが多い人は、バッグの中で本が開いてしまわないように、ベルトや留め金でしっかり閉じられるタイプがおすすめです。
海辺やお風呂場などで読書したい人は防水機能に優れたものを選ぶとよいでしょう。
デザイン重視もアリ
ブックカバーには「おしゃれさ」も重要です。どんなに高級で機能的であっても、雰囲気に合わないカバーを使っているとダサく見えてしまいます。
洋服やバッグを選ぶのと同じように、デザインにこだわってみるのもアリですよ。
丈夫でおしゃれな文庫本サイズのブックカバー

丈夫で長持ち、しかもおしゃれなブックカバーがあれば、読書時間が楽しくなります。おすすめのカバーを三つ紹介します。
カットワークが印象的 genten(ゲンテン) ブックカバー
高品質なイタリア製の牛革を使った、スタイリッシュなブックカバーです。
花と星を表すカットワークが、女性らしい知的な雰囲気を演出してくれます。
手にとる度に心が弾む、明るい色合いも魅力的。

定番の安心感 伊東屋 カラーチャート ブックカバー
有名文房具店「伊東屋」のオリジナルシリーズ、「カラーチャート」のブックカバーです。
シンプルなデザインは、どんなシチュエーションにもマッチします。
型押しの牛革を使っており、傷がつきにくいのが特徴です。
左側がオープンになっているので厚めの文庫本でもOK。
本体には幅広のしおりが縫い付けられており、使いやすさも抜群です。

あたたかみのあるウール製 チェックブックカバー
手袋やマフラーを思わせる、ウール製のブックカバーです。
細い革ひものしおりの先にはおもり代わりのチャームがついています。
あたたかみのある手触りとデザインで、寒い駅で電車を待つのも苦にならないかもしれません。

本が傷まない!独自の機能が魅力のおすすめブックカバー

本の傷みや汚れが気になるシーンで大活躍の、機能的なブックカバーを2点紹介します。
電車で文庫本を読みたい人に がま口ブックカバー
え?これがブックカバー?と思わず驚いてしまう「がま口」タイプのブックカバーです。
がま口を閉じれば本が丸ごと保護されるので、バッグの中でボロボロになるのを防げます。
電車の中で取り出し、カチッと開いてすぐ読めるのも便利。
通勤・通学のお供にぴったりですね。

お風呂でも文庫本を手放せない人に 完全防水ブックケース ユウブミ
「ユウブミ(湯文)」は、お風呂でのんびり読書を楽しみたい方にぴったりの完全防水ブックカバーです。
指サックが一体になっていて、ページを濡らさずにめくれます。
とても便利なブックカバーですが、夢中になり過ぎてのぼせないよう注意してくださいね。

異素材のブックカバーで差をつけよう

続いて、ちょっと変わった素材のブックカバーを3点紹介します。
一般的な布や革とは違う、独特の雰囲気をお楽しみください。
香りも楽しめる イ草のブックカバー
夏休みに和室でゴロゴロしながら読書、そんなシーンにぴったりの「天然イ草」でできたブックカバー。
ページをめくるたびに、イ草のさわやかな香りを楽しめます。
都会暮らしに疲れたらどうぞ。

本物の天然木を使用 MoccaBark 樹のブックカバー
本物の木で作られた、ぬくもりあるブックカバーです。
薄いので文庫本によくフィットして、手触りもなめらか。
裏は布張りなので、本の出し入れも楽々です。

圧倒的な高級感 正絹ブックカバー
伝統的な絹織物、「つづれ織り」のブックカバーです。
柔らかくて手ざわりがよい上に上品な光沢があり、和服にもよく似合います。
大人の余裕を感じさせる美しいデザインは、プレゼントにも最適です。
動物やキャラクターがかわいいブックカバー

周りからも「かわいい!」の声が聞こえてきそうな、動物・キャラクターデザインのブックカバーを紹介します。
鉄板のネコ柄 ドン・ヒラノ ブックカバー
3匹の女の子ネコちゃんの表情がキュートなブックカバー。
木綿と麻でできているので、肌ざわりもよく、なんだかほのぼのした気持ちになれます。
しおりの先に、かわいい肉球がついているユニークなデザインも魅力的です。

愛犬家におすすめ エルコミューン 柴犬
柔らかなPVCレザーを使用したブックカバーです。
ワンポイントの箔押しに高級感を感じられ、持っているだけで落ち着いた雰囲気に。
クジラやハト、恐竜などもあり、色違いで揃えたくなります。

なめらかな手触り ムーミン ブックカバー
なめらかでとても柔らかい、イタリア製合皮のブックカバーです。
ムーミンキャラクターの型押しと、かわいい色の「しおり」がポイント。
電車やカフェでの読書タイムがおしゃれに決まりそう。

文庫本の内容にフィットするオシャレカバー

文庫本に多いジャンルが、「時代小説」や「ミステリー」。雰囲気満点のブックカバーを使って、気分を盛り上げましょう。
歴史・時代小説に 鳥獣戯画ブックカバー
時代小説や歴史小説には、日本最古のマンガとされる国宝「鳥獣戯画」がモチーフのブックカバーが似合います。
しおりの先端についた玉結びが味わい深く、旅するように本の世界に没頭できるでしょう。


ミステリーにぴったり 図書室や地図柄のブックカバー
ミステリー小説に似合うのは、古色蒼然としたヌバック仕上げのブックカバー。
イタリアの職人が一つ一つ丁寧に作りこんでおり、品質も最高です。
古文書や古地図、図書室をあしらったデザインは、謎解きタイムを盛り上げてくれることでしょう。


ブックカバーは日本のオリジナル文化

日本では本屋さんで本を買うと、ごく当たり前に紙のブックカバーで包んでくれます。この習慣は海外にはなく、日本独特の文化です。
そもそもブックカバーという言葉自体が和製英語なので、海外で「ブックカバーください」と言っても通じません。
ブックカバーが使われるようになった背景と、日本で流行った理由について見ていきましょう。
ブックカバーは広告メディアだった?
紙のブックカバーは、大正時代に古本屋が買った客に本を渡すとき、会計済みということが分かるように店名入りの紙で包んだのが始まりです。
客がそのまま持ち歩くことでよい宣伝になったことから、本屋さんは皆マネをするようになり、現在に至ります。
当時のブックカバーは、今のショップ袋と同じような役割を持っていたのです。
ブックカバーと日本人
日本では、本屋さんでもらったブックカバーを外さずに読んだり、布や革のブックカバーに付け替えたりする人がたくさんいます。
これはブックカバーの特徴と、日本人の考え方がよくマッチしていることが理由です。
ブックカバーの特徴といえば、以下の3点があげられます。
- 本に傷や汚れがつかない
- 他人に本のタイトルがばれない
- おしゃれで知的に見える
ものを大切にする日本人は、買ったばかりの本が汚れたり傷ついたりするのをとても気にします。
たとえ1回しか読まない本でも、できるだけきれいにしておきたいのです。
また、ブックカバーがあれば電車やカフェで読書するときに、他人にタイトルを見られる心配がありません。
ブックカバーを使っているだけで、なんとなく知的に見えるのもうれしいポイントです。
シャイできれい好きな日本人にとって、ブックカバーは欠かせないアイテムなのかもしれません。
文庫本サイズのブックカバーを使いこなして
文庫本サイズのブックカバーはバラエティ豊富で、個性を出しやすいのが魅力です。
お気に入りのブックカバーをつけた瞬間、本はあなたのオリジナルアイテムに変わります。
大切な本を守り、読む人をおしゃれに見せてくれるブックカバーを使いこなして、読書時間を堪能ましょう。