洗濯洗剤 液体と粉どっちがいい?肌と環境に優しいおすすめ粉末洗剤も紹介

毎日当たり前のように行っている洗濯洗剤、かつては粉末が主流でしたが、今や液体洗剤が市場の多くを占めています。しかしSNSや口コミで「実は粉末洗剤のほうが汚れ落ちがいい」といった声を見かけ、気になっている人も多いのではないでしょうか。
粉末洗剤の特徴を液体洗剤と比較し、肌や環境に優しく評判の良いおすすめ商品を紹介します。
粉末洗剤と液体洗剤を比較

同じ洗濯用の洗剤でも、液体と粉にはさまざまな違いがあります。
毎日の洗濯に求めるものは家庭によって異なるため、洗剤も用途に合わせて選ぶ必要があるでしょう。4つの観点から、粉末洗剤と液体洗剤の違いを解説します。
汚れ落ち
一般的に、粉末洗剤は液体洗剤よりも汚れ落ちが良いとされます。
その理由は以下の通りです。
①洗浄成分が濃い
液体洗剤はその性質上、成分の多くが「水」です。一方、粉末洗剤は洗浄に必要な成分がギュッと凝縮されています。同じ1回の洗濯でも、投入される洗浄成分の密度が、粉末の方が高くなりやすいのです。
② 配合できる成分の種類が多い
粉末洗剤には、液体には配合しにくい漂白剤、酵素などの成分を安定して混ぜ込めます。このため、皮脂汚れや食べこぼしなど、さまざまな汚れを落とすパワーが底上げされます。
③ 洗浄力が持続しやすい
洗濯洗剤の多くは弱アルカリ性です。ただ液体洗剤は洗濯機の水に溶けたあと、汚れ(酸性)と反応すると洗濯液が中性に傾きやすく、洗浄力が落ちてしまうことがあります。対して粉末洗剤は、洗濯液のアルカリ性を保つ力が強く、最後まで高い洗浄力を維持できます。
使い勝手
使い勝手の良さという点では、液体洗剤に軍配が上がるでしょう。
洗濯の際は洗剤をよく溶かすことが重要ですが、液体なら溶かす手間がなく溶け残りの心配もありません。
付属のキャップで量って投入するだけでよく、洗濯機によっては洗剤タンクに入れておけば自動で計量・投入も可能です。すすぎが1回でOKな洗剤もあり、家事の時短及び水道代の節約に貢献してくれます。
一方、粉末洗剤には溶け残りの心配がつきものです。溶けるまで待ったり、よくすすいだりする必要があり、忙しいと手間に感じる人もいるでしょう。
肌や環境への負荷
肌や環境への負荷については、基本的には液体か粉末かではなく、洗剤の成分によります。
- 合成界面活性剤
- 蛍光増白剤
- 合成香料
などが多く含まれていると、敏感肌や子どもの肌には負担になることがあります。合成化学成分は自然界で分解されないため、環境にも大きな負荷がかかります。
肌・環境に優しい洗剤を使いたいなら、液体も粉末も「石けん」や「植物由来」成分を使ったものを選びましょう。
ただし、形状による影響も少なからずあります。液体洗剤は粉末洗剤に比べて重いため、輸送に多くのエネルギーを消費します。容器の都合上、プラスチックごみが出てしまうのもデメリットです。
粉末洗剤は輸送エネルギーが液体よりも少なくて済むうえに、パッケージの素材に紙や缶などを使えてプラごみ削減に効果的です。一方で溶け残りがある・すすぎが不十分といった理由で洗剤成分が洋服に残ると、肌への刺激が起こる恐れがあります。
洗える衣類の種類
先述の通り、洗濯洗剤は基本的に液性が弱アルカリ性であるため、粉末でも液体でも、洗える素材は綿・麻・合成繊維に限られます。
とはいえ普段使いの衣類やタオル・リネン類はほぼ綿や化繊でできているので、特に問題はないでしょう。
ただしウールやシルク、ダウンなど動物由来の素材を使った衣類を洗うときは、おしゃれ着専用と書いてあるものや、液性が中性の液体洗剤を使う必要があります。
洗浄力と優しさを両立!おすすめの粉末洗剤

環境に優しい粉末洗剤を探すなら、次のポイントを意識しましょう。
- 合成界面活性剤・蛍光増白剤・合成香料不使用
- 石けんまたは天然由来成分を使用
- すすぎの回数が少ない
- 溶け残りの心配が少ない
- 柔軟剤いらず
すすぎ回数が1回で良いのは、洗浄成分が衣類に残りにくい証拠です。
柔軟剤の使用については好みが分かれる部分もありますが、使わなくてよいなら余計な出費や手間を減らせるでしょう。
洗浄力と使いやすさ、肌や環境への優しさを兼ね備えたおすすめの粉末洗剤を紹介します。
液体洗剤を探したい人はコチラを参照してください。
ハッピーエレファント 洗たくパウダー
サラヤが開発した、天然酵母から生まれた洗浄成分「ソホロ」を配合した粉末洗剤です。
その他の成分も、生分解性が高い重曹・クエン酸ナトリウム・炭酸ナトリウムのみで、合成界面活性剤や蛍光増白剤・漂白剤・香料・着色料は入っていません。
洗浄成分が衣類に残留しにくいため、敏感肌の人でも安心して使えます。
すすぎは1回でもよく、売上の1%が原料生産地(マレーシア・ボルネオ島)の環境保全活動に使われるなど、環境への配慮もぬかりありません。
とみおかクリーニング 粉末洗濯洗剤
北海道のクリーニング店が手がけるオリジナルの洗濯洗剤です。
サラッとして水に溶けやすい上に、泡立ちが少ないためすすぎも1回でOKです。柔軟剤なしでもフワフワの仕上がりになるので、余計なコストがかかりません。
さらに配合されている「善玉バイオ酵素」が、洗濯槽や排水ホースまできれいにしてくれるため、洗濯槽掃除の手間も軽減できます。
ミルク缶型の容器がかわいらしく、生活感を出さずに済むのもうれしいポイントです。
「ORIGINAL」、除菌消臭効果のある「PLUS」、天然香料配合の「FLOWER」の3タイプから選べます。
ゼロのくらし 無添加洗濯洗浄剤 バイス
成分の90%以上が炭酸塩や重炭酸塩などの「無機塩」を使った洗剤です。
アルカリ性洗浄水の力を使って汚れを落とす仕組みで、界面活性剤・漂白剤・蛍光増白剤は一切使用していません。
石けんや合成洗剤に比べて有機物の含有量が少ないため、カビや臭いが発生しにくく、洗濯槽もきれいに保てます。
シェルミラック エコ洗濯パウダー
ホタテの貝殻と食酢の、100%自然由来成分を使った洗剤です。ごみになってしまうホタテの貝殻を有効利用しており、それだけでも環境に優しいといえるでしょう。
無香料で、柔軟剤なしでもふんわり仕上がるので、合成洗剤や柔軟剤特有の化学的なニオイが苦手な人でも安心して使えます。
洗濯槽のカビ・ヌメリを防いでくれる効果もあります。
やぎ夫人実際に使いましたが、洗濯槽洗浄したらほとんどカビ汚れが浮いてこなくてびっくりしました。
エコな粉末洗剤で洗濯の悩みをスッキリ解決
粉末洗剤は液体洗剤に比べて汚れ落ちが良い反面、溶け残りが気になったり、あまり店で売っていなかったりするため、使いにくいと感じる人は多いでしょう。
しかしネットショップを探せば、肌や環境に優しく、使い勝手も工夫された粉末洗剤がたくさん見つかります。
ドラッグストアに並ぶ合成洗剤よりは割高ですが、柔軟剤や洗濯槽洗浄剤が不要・すすぎの回数が少ない・肌荒れのリスクを抑えられるなど、長い目で見ればメリットが多いともいえます。
高い洗浄力と、肌・環境への優しさを両立できる粉末洗剤なら、毎日の洗濯がもっと快適になるはずです。


