財布をコンパクトにしたい!キャッシュレス時代にぴったりな主婦財布
キャッシュレス決済が普及して、現金をあまり使わなくなった人は多いでしょう。念のため現金やクレジットカードを持ち歩いているけど、1回も財布を使わなかった、なんて日もあります。
だからといって、完全に財布をやめる勇気は、なかなか持てません。ならば、かさばる財布をやめて、コンパクトなものに買い替えてしまいましょう。
財布をコンパクトにすると、よいこともたくさんあります。必要最低限の現金とカード類を収納でき、出し入れもしやすいおすすめの財布を紹介します。
財布をコンパクトにするメリット
昔は長財布一択だった私も、ここ数年は二つ折りの財布を愛用しています。そして小さい財布に変えてもまったく不便さはなく、むしろメリットが多いことに気付きました。
財布の中がスッキリする
長財布時代、持っているクレジットカードやキャッシュカード、ポイントカードは全部財布に入れていました。お店でもらうレシートも、とりあえず財布に突っ込んで、後で整理する生活です。
結果、レジで使いたいカードが見つからない、レシートに埋もれてお札を取り出せない、なんてことに。
でも、コンパクトな財布だと、カードの枚数は限定されます。レシートを入れるスペースもないので、最初から受け取らないか、すぐ捨てることになります。
財布を変えただけで、ゴチャゴチャでパンパンの状態は解消され、毎日快適に買い物できるようになりました。
バッグの選択肢が広がる
財布が大きいと、バッグの中で占める割合も大きく、他の荷物が入らない事態になりがちです。
財布が入ることを前提に選ぶので、気に入った小さいバッグを諦めざるを得ないこともあるでしょう。
財布をコンパクトにすれば、小さなバッグを選べます。何なら、財布はポケットに入れたってOK。
おしゃれを我慢しなくていいって、うれしいです。
否応なくデジタル化への意識が高まる
50代60代になると、スマホは持っていてもイマイチ使いこなせていない人は多いでしょう。
実は私もいろいろ調べるのがめんどくさくて、放っておきがちでしたが、財布をコンパクトにしたとき、持ち歩くカードを減らさなくちゃと思っていろいろと挑戦しました。
- スマホに交通系ICカードを取り込む
- WAONやEdyの残高を使い切って、コード決済アプリに集約
- よく行く店の会員証をアプリに切り替え
これだけで、数枚のカードが不要になります。難しそうだけど、やってみたら意外に簡単で、もっと工夫できないかな?なんて調べてみたくらいです。
あまり無理する必要もないけれど、できることから始めていけば、これからの生活も便利になるだろうなと思いました。
レジでもたつかないコンパクト財布の選び方
つい先日まで、某輸入食品のショップでレジ打ちしていた経験から、レジでもたもたしなくて済むお財布について考えてみました。見出しがちょいと「舟唄」ぽいのに気づいたあなたは同年代!
お札は折らない方がいい♪
コンパクトな財布には、お札を折りたたんで入れるタイプが結構あります。最近は現金を「いざというとき用」に持ち歩くからか、カードケースや小銭入れに小さく折りたたんだお札を入れている人も目立ちます。
ただこれ、お会計に時間がかかる原因の1つなんです。今のレジは自動釣銭機なので、お札はきちんと伸ばして、まっすぐ入れないといけません。
強烈な折り目が付いていると、開くのも一苦労だし、レジにお金が入っていかなくて何度もやり直す羽目になります。
というわけで、コンパクト財布を買うなら「お札を折らずに収納できる」かどうか、チェックしてみましょう。
小銭はパパっと出すがいい♪
小銭入れの形状も、財布によってさまざまなです。一番いいなと思うのは、小銭入れにファスナーやボタンがないタイプです。
現金で支払おうとすると、ほとんどの場合小銭入れを覗き込むことになります。小銭入れが開けにくかったり、小さくて中身が見えにくかったりすると、小銭を取り出すのに時間がかかるでしょう。
やっと数え終わったと思ったら、1円足りなかった!となれば、気まずい思いまでしてしまいます。
財布を開けると同時に小銭入れが大きく開けば、先に小銭が足りるかどうかすぐ確認できますし、取り出すのも楽々。邪魔な小銭を片付けつつ、スマートにお会計を済ませられます。
カードはしっかり、見えりゃいい~~~♪
クレジットカードやポイントカードを多用する人は、カードを入れる部分にもこだわりましょう。
コンパクト財布ではカードが何枚入るかに焦点を当てがちですが、「どうやって出し入れするか」「券面が見えやすいか」も重要なポイントです。
例えばよくあるスリットに差し込むタイプは、窮屈で出し入れしにくく、券面の一部しか見えないため似たデザインのカードと間違えやすいので、レジでもたつく原因となります。
コンパクト財布でよくあるカードを束ねるタイプは、カード同士がこすれたり、使いたいカードを探すのに手間取ったりします。
今のところもっとも使いやすいのは、カード入れが「じゃばら」に開くタイプでしょう。これなら券面全体が見えてすぐ探せますし、カードが傷む心配もありません。
主婦におすすめの使いやすいコンパクト財布
コンパクトな財布は昔からありましたが、お札が折れ曲がってしまう・分厚い・小銭やカードを出し入れしにくいなどの難点がありました。それが嫌で、長財布を使い続けている人もいるでしょう。
しかし近年はキャッシュレス時代に対応するべく、長財布並みに薄くて使いやすいコンパクト財布が続々登場しています。
私が実際に使っている財布や、今後買ってみたいと思った財布を紹介します。
LASIEM(ラシエム) ミニ財布
私が愛用している、安い・かわいい・使いやすいと3拍子そろったお財布です。
お札はカード入れの下を通して入れるので、折らずに収納できます。カードは内側に9枚・外側に1枚入り、名刺や紙のポイントカードなど少し大きめのものが入るスペースもあります。
小銭入れにファスナーやボタンはなく、大きく開いて見やすいのもポイント。カード入れはじゃばら式で、使いたいカードが一目瞭然です。カラバリ豊富なので、お気に入りの色が見つかるでしょう。
何といっても値段がリーズナブルで、失敗してもいいかなって思えます。実際に使ってみて、ほとんど不便を感じませんでした。
カード入れを5枚分に減らした薄型タイプも新登場したので、今度はこっちにしようかとも思ってます。
BELLVO(ヴェルボ)シュット カルテット
クラウドファンディングで人気を博した薄型二つ折り財布です。1万円札や領収書など大きめの紙を入れるポケットがあり、お札や小銭を整然と入れたい人に、ぴったりな構造です。
カードはじゃばらポケットに6枚収納でき、別にICカード収納に適したカードスリットも設けられています。
小銭入れの形も独特で、目的のコインを素早く取り出せます。ユニセックスなデザインなので、夫婦ペアで持つのもアリです。
ゾウの形のミニ財布
個性的な財布が欲しい人におすすめしたい、ゾウさんの形のミニ財布。LASIEM(ラシエム) ミニ財布と似た構造で、使いやすさもばっちりです。
ICカードなどを入れるのに便利な外側ポケットも、ちゃんとあります。
しっぽに見立てたストラップ付で、バッグの中から取り出しやすいのもポイント。
COTOCUL(コトカル)小さい財布
イタリアンレザーが高級感を醸し出す、手触りのよい財布です。お札を折らずに収納できるほか、
カード入れはじゃばら式ではないものの、大きく開いて中身を取り出しやすくなっています。
小銭入れ部分もパカッと開くので、必要な枚数をスムーズに出せるでしょう。
abrAsus(アブラサス)の小さい財布
手のひらに収まるほどの小さな財布が欲しいなら、abrAsusを検討してみましょう。グッドデザイン賞を受賞しただけあり、細かい部分の工夫に感動すら覚えます。
三つ折りタイプながらお札が折れ曲がることなく、小銭も十分に収納できます。
華やかなデザインはパーティー用の小さなバッグにもお似合い。カードは5枚まで入れられ、スライド式で出し入れ簡単です。
ポケット付き親子がま口財布
明治時代に日本に伝わり、財布や小物入れとして普及した「がま口」。布の優しい手触りとレトロなたたずまいが魅力です。
親子がま口は、中に小さながま口が付いていて、そこに小銭を入れる仕組みです。お札やカード類は、小銭入れの両側に、好きなように収納できます。
お札は二つ折りにしなくてはならないため、折り目を気にしない人向きです。
コンパクト財布で身軽にお出かけしよう!
バブル時代、大きなブランド財布にお札がたくさん入っているのがかっこいいと思っていた私も、今やすっかりコンパクト財布のとりこです。
財布を小さくすると、バッグの中が広々として、モバイルバッテリーや日傘、水筒も入れやすい!猛暑や災害対策で何かと荷物が増えがちな現代、お財布だけでもコンパクトにして身軽になりましょう。