ホットプレート 寿命 買い替えのおすすめは？4人家族でも余裕の大型を紹介

古いホットプレートは温まりにくかったり、鉄板が焦げ付いたりして、使い勝手が悪いものです。子どもが成長してたくさん食べるようになれば、もっと大きなホットプレートが欲しくなることもあるでしょう。ホットプレート寿命の目安や買い替える際のチェックポイント、おすすめの大型商品を紹介します。

ホットプレートの寿命の目安

ホットプレートの寿命は意外に短く、5～6年程度です。もちろん使用頻度やお手入れのしかたによってはもっと長持ちするものもあります。

寿命にとらわれず、ホットプレートの様子を見て判断しましょう。買い替えを検討するべき目安を紹介します。

テフロンが剥がれてきた

ホットプレートの鉄板表面は、汚れを落としやすくするために、表面にフッ素樹脂でコーティングを施しています。

よく「テフロン加工」と呼ばれる技術ですが、テフロンは「デュポン社」の登録商標です。製品によって呼び方が違うので注意しましょう。

いずれにしても、鉄板のコーティングが剥がれてしまうと、使うたびに食材が鉄板にこびりついてストレスがたまります。剥がれたフッ素樹脂が体内に入るのも心配ですから、我慢せずに買い替えを検討しましょう。

なかなか温まらない

ホットプレートの温度を最高まで上げてもなかなか温まらない場合、ヒーターやケーブルに原因があると考えられます。

出し入れの際に落としたり、傾いたまま収納したりして本体や鉄板が歪んでいる可能性もあります。

ヒーター故障やケーブル内部の断線は分かりにくい上に、そのまま使い続けると危険です。

いつもより温まるのに時間がかかると気付いたら、早めに買い替える方がよいでしょう。

焦げ付き・ケーブルやプラグの損傷

本体・鉄板の焦げ付き汚れが落ちない・ケーブルのカバーが剥がれている・プラグがきちんとささらないなど、見た目にも損傷があるものは、たとえ正常に使えたとしても買い替えるべきです。

特に、電源ケーブル周りが損傷したまま使用すると危険ですので、無理しないでくださいね。

購入からあまり年月が経っていない場合は、部品を交換できる可能性があるのでメーカーに問い合わせてみましょう。

部品だけ買い替えも可能

電源ケーブルや鉄板だけを、買い替えることは可能です。ただしそれぞれ同じメーカー・同じ機種で探す必要があります。メーカーの公式サイトの他、Amazon、楽天などで買えるものもあるので探してみましょう。

家族の人数や食欲にマッチしない

ホットプレートが小さく感じたときも、買い替えのサインです。

同じ4人家族でも子どもが成長すると、食べる量が増え、1度にたくさんの食材を焼きたくなります。

たこ焼きやお好み焼き、もんじゃ焼きなど焼けるまでに時間がかかる料理が多い場合は、なおさらです。

焼けたそばからなくなってしまうようになったら、大型タイプに買い替えましょう。

大型ホットプレートの選び方をおさらい

サイズも価格もBIGな大型ホットプレート。多機能タイプも多く、どの製品を買えばよいのか迷いがちです。失敗しない大型ホットプレートの選び方を解説します。

サイズと重さは必ずチェック

ホットプレートを、キッチンやダイニングから離れた場所に収納している人も多いのではないでしょうか。

使うたびにテーブルまで運び、洗って元の場所に戻すのは、大変な作業です。サイズが大きくなるほど、準備や後片付けが面倒に感じられるでしょう。

大型ホットプレートに買い替えたら、今までの収納場所に入らなくなったり、重過ぎてパパがいる日じゃないと使えなかったりするケースも。

収納環境にもよりますが、サイズや総重量は必ずチェックして、できるだけ持ち運びがしやすいものを選ぶようにしましょう。

収納場所が心配な人には、折り畳みタイプや縦置きタイプがおすすめです。

洗いやすい構造を選ぶ

ホットプレートは調理器具ですから、使い終わったらきれいに洗えることが必須条件です。

ほとんどのホットプレートは、鉄板を取り外して丸洗いできますが、まれに外れないタイプもあるので注意しましょう。

意外に見落としがちなのが、「本体の拭きやすさ」です。調理中はどうしても油や細かい食材が飛び散るため、本体も汚れます。

鉄板を外した後に、本体をサッと拭けるようになっていれば、いつでも清潔に使えるでしょう。

本体の形はテーブルに合わせて

ホットプレートには長方形・正方形・丸・楕円などの形状があります。大型の場合は、ほぼ長方形か楕円のどちらかです。

長方形は一度にたくさんの食材を調理できますが、テーブルが狭いと圧迫感があります。

楕円形なら取り皿や他のおかずも置きやすいので、テーブルのサイズや家族の食事量、好みによって決めましょう。

付属する鉄板の種類で選ぶ

複数の鉄板が付属していれば、ホットプレートの活用範囲がぐっと広がります。

たこ焼き専用・焼肉用・網・深鍋など、付属する鉄板の種類にも着目するとよいでしょう。

ただし付属品が多いほど、収納時の厚みや重量が大きくなります。

特にたこ焼き用や焼肉用は使いみちが限定されるので、本当に必要かどうかよく考えてから選ぶべきでしょう。

焼肉プレートの種類について

ホットプレートに付属する焼肉用プレートには、穴あきタイプと穴無しタイプがあります。

穴あきタイプは本体に水をはった専用トレーをセットし、数カ所の穴から脂がトレーに落ちる仕組みです。穴無しはプレートに傾斜があり、脂が端にたまるようになっています。

どちらも肉の余分な脂が落ちておいしく焼けますが、以下のようなデメリットもあります。

• 穴あき：洗い物が多い（プレート・プレートの枠・水トレー）
• 穴無し：端にたまった脂をキッチンペーパーなどでこまめに吸い取る必要がある

また焼肉プレートは、モヤシのような細い野菜を一緒に焼くには不向きです。

平面プレートでもお肉は焼けますし、それで十分なケースもあるので、焼肉プレートが本当に必要かも、よく考えて選んでください。

フタやコードも忘れずチェック

フタの形状も、ホットプレートの使い勝手に大きく影響します。お好み焼きや餃子、ハンバーグなど、フタを使う料理を作りたい人は、ツマミの有無をチェックしましょう。

ツマミが付いていない場合、両手でフタの端を持って開閉しなくてはなりません。誤って落としたり、熱い場所に触ってやけどしたりするおそれがあります。

逆にツマミがあると、邪魔になって収納できないこともあります。フタの使用頻度と収納場所とのバランスを考えて決めてくださいね。

またホットプレートは消費電力が大きいため、延長コードの使用はおすすめできません。コンセントが遠い人は電源コードの長さも確認しましょう。

おしゃれな大型ホットプレート

おしゃれで大型のおすすめホットプレートを紹介します。なお、商品サイズはできるだけテーブルに置いて使う時の大きさを調べています。収納時はもっと大きくなるので注意してください。

abien MAGIC GRILL

薄いプレートに、高密度な独自開発のヒーターを埋め込み、おしゃれさと焼き上がりの両立を実現したホットプレートです。

高密度ヒーターのおかげで、どこでも均一に焼けるので、端っこだとなかなか焼けない・ヒーターの近くに置いたら焦げた、なんて失敗もありません。

プレート自体に蓄熱性があり、焦がさずにしっかりと火が通ります。温度設定は250℃・190℃・150℃・100℃の4段階。つまみを回すだけと使い方も簡単です。

プレートは脚から外して洗剤で洗え、立ててコンパクトに収納できます。色はホワイト・ブラックの2色で、テーブルの上に置けばまるで大きな食器のよう。

やけど防止のシリコンカバーや、プレートを傷付けない専用ターナーなどもあり、子どものいる家庭でも安心して使えるでしょう。

公式サイトで購入すると、レシピブックが付いてきます。

• サイズ：長さ405mm×幅305mm×高さ79mm
• たこ焼き：なし
• 焼肉用：なし
• その他付属品：レシピブック

BRUNO グランデ

おしゃれ家電の代表、BRUNO（ブルーノ）の大きめホットプレートです。真っ白なかわいい深鍋が付いていて、鍋料理や蒸し料理にも対応できます。

フタに持ち手があって開閉しやすいのもポイント。ただし金属製で、熱くなるのでやけどには注意してくださいね。

深鍋が不要な人には平面・たこ焼きのみのセットもあります。

• サイズ：長さ480mm×幅280mm×高さ155mm
• たこ焼き：35個
• 焼肉用：なし
• その他付属品：蒸し網・レシピブック

PRINCESS Table Grill Stone

竹の台座に、セラミックコーティングプレートがのっているだけの、シンプルなホットプレートです。

食材から出た余分な油が中央の穴から流れ落ち、ヘルシーな焼き上がりに。付属のスパチュラで油を流し込めば、調理中の油ハネも防げます。

使用後はプレートを少し冷まして、湿らせたキッチンペーパーで拭くだけでお手入れが完了。（取り外して水洗いも可能です）

肉や魚はもちろん、卵やウインナー、食パンを焼いて朝食にもおすすめです。

• 本体サイズ：長さ614mmx幅222mm×高さ70mm
• たこ焼き：なし
• 焼肉用：なし
• その他付属品：専用スパチュラ

実用的な大型ホットプレート

買い替えではおしゃれさより実用性を求めるのも、もちろんアリです。ホットプレートをガンガン使い倒したい人に、頼れる多機能商品を紹介します。

パナソニック NF-W300

平面・焼き肉用・たこ焼き用の3種類に、保温用ネットが付いたアイデア商品です。耐久性が高い「ダイヤモンドハードコート」でコーティングが剥がれにくく、長持ちが期待できます。

焼けた食材を保温用ネット「ウォームキーパー」にのせておけば、焦げたり冷めたりの心配がなく、ゆっくりワイワイ楽しめます。

収納ホルダーや熱くならないフタのツマミなど、細かい部分の使い勝手も◎！

• 本体サイズ：長さ609mmx幅355mm×高さ152mm（平面プレート使用時）
• たこ焼き：21個
• 焼肉用：穴あきタイプ
• その他の特徴：縦置き可能

タイガー魔法瓶 CRV-A300

質実剛健なたたずまいの、タイガーのホットプレートです。遠赤土鍋コーティングの平面プレートが、食材のうま味をじっくりと引き出します。

波型プレートには油落とし用の穴があり、ヘルシーに焼き肉を楽しめます。プレートを本体に置かないと、温度調節器をセットできない安全構造も魅力。

• 本体サイズ：長さ523mmx幅379mm×高さ136mm
• たこ焼き：30個
• 焼肉用：穴あき
• その他特徴：縦型収納ホルダー、3mのロングコード、金属ヘラ付属

アイリスオーヤマ WHP-012

1台で2種類の温度設定ができる、便利なホットプレートです。

左右で違う料理を作ったり、焼く場所と保温する場所で使い分けたりできます。

たこ焼きプレートも半分は平面なので、たこ焼き+他のおかずが1度に完成します。

色はブラックとホワイトの2色です。

• 本体サイズ：長さ589mmx幅397mm×高さ94mm
• たこ焼き：20個
• 焼肉用：なし
• その他特徴：縦型収納ホルダー、3mロングコード

買い足しにもおすすめの大型ホットプレート

ガスを熱源としたものや、折り畳めるものなどは、いざというときにとても便利です。レギュラー使いにはもちろん、買い足しても損はないおすすめホットプレートを紹介します。

アラジン Grande Pan

フタのツマミがとってもおしゃれなホットプレートです。カセットガスボンベを使うため、電気に比べて火力が強く、温まりが早いのがメリット。

大きなプレートもまんべんなく温まる構造で、ストレスなく調理できます。電源不要だから、アウトドアや災害時用にも最適です。

• 本体サイズ：長さ486mmx幅330mm×高さ207mm
• たこ焼き：なし
• その他特徴：レシピブック

アイリスオーヤマ DPOL-W31

スーツケースのように、半分に折り畳んで収納できる画期的なホットプレートです。

平面・焼き肉用、たこ焼き用を組み合わせて使用します。フタがあるので、餃子や煮込みもOK。

これ1台で、テーブルがコンロに早変わり？と思えるほど便利な商品です。

• 本体サイズ：長さ647mmx幅363mm×高さ93mm
• たこ焼き：25個
• その他特徴：折り畳み時のサイズ・長さ167mm×幅363mm×高さ340mm

ホットプレートはふるさと納税で買い替えも

ホットプレートを、ふるさと納税の返礼品として用意している自治体もあります。急いで買い替える必要がない場合は、検討してみてもよいでしょう。

楽天ふるさと納税の中から、おすすめを2カ所紹介します。

宮城県大河原町

アイリスオーヤマ製品が選べる自治体です。51,000円の寄付で両面ワイドホットプレートがもらえます。

他にもたくさんの家電が紹介されているので、一度覗いてみてくださいね。

大阪府門真市

タイガー魔法瓶のホットプレートは、大阪府門真市への寄付でもらえます。

もちろん、他のポータルサイトでも取り扱いがあるはずなので、いろいろと探してみると楽しめますよ。

ホットプレート買い替え後のチェックポイント

新しいホットプレートを快適に使っていくために、古い機種の処分法と長持ちする使い方を解説します。

寿命を迎えたホットプレートの捨て方

ホットプレートは「小型家電リサイクル法」の対象です。小型家電リサイクル法は、小さな家電もしっかり回収し、資源として活用するための法律です。

捨て方を自己判断せず、自治体や自治体の認定業者に回収してもらわなくてはなりません。

特に大型ホットプレートの場合は粗大ゴミか不燃ゴミかの判断も難しいので、サイズを測った上で、必ず自治体のルールを確認しましょう。

不用品回収業者を利用する場合は、「一般廃棄物処理業許可」を持っている業者を選んでください。

まだ使える場合は、リサイクルショップやフリマアプリなどで売るのもおすすめです。

寿命を延ばす使い方

ホットプレーの寿命を短くする原因の多くが、テフロン剥がれや焦げ付きです。長持ちさせるためには、鉄板を優しく扱うのがカギ。

使用後は温かいうちに、キッチンペーパーや柔らかい布で、油や汚れを拭き取ると後が楽です。その後スポンジと中性洗剤で洗い、水分を拭き取って収納しましょう。

汚れが取れにくい場合は水を張り、ゆっくりと沸騰させて汚れを浮かせます。決してヘラやタワシでゴシゴシしてはいけません。

本体や電源コードも使用後すぐ汚れをチェックし、拭き取っておきましょう。

ホットプレート用の調理器具も

新しいホットプレートを買ったら、テフロンコーティングに傷を付けにくい、専用の調理ツールを揃えておくのがおすすめです。

ターナー・スプーン・トングの3点が揃う「ツーリーホットプレートセット」は、天然木の優しい雰囲気がおしゃれ。

テーブルの上でスマートに置ける、仮置き皿も付いています。

大型ホットプレートに買い替えて快適調理

おうち時間が増えた昨今、ホットプレートの登場頻度が高くなった家庭も多いでしょう。

久しぶりに使おうとしたら、焦げ付いちゃったり、なかなか焼けなかったりして残念な思いをすることもなきにしもあらず・・・

寿命を迎えたホットプレートは買い替えて、思い切り卓上料理を楽しみましょう。