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梅雨のジメジメ アロマでスッキリ! おすすめの香りと使い方を紹介

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梅雨のアロマオイル

梅雨は気圧や湿度の変化により心身のバランスが崩れやすく、気分が落ち込んだり、身体がだるく感じることが多くなります。家の中も湿っぽく、カビや臭いに悩まされることも。アロマオイルを活用すれば、梅雨のさまざまな不快感を和らげることが可能です。梅雨におすすめのアロマオイルと、有効な使い方を紹介します。

目次

梅雨にアロマを使う効果とは

梅雨 アロマ 効果

アロマオイルの成分は梅雨時期に起こる、さまざまな不快な事象を緩和してくれます。なぜアロマオイルが梅雨によいのか、主な理由を見ていきましょう。

カビ撃退・予防

梅雨の時期に最も警戒しなければならないのが、カビの発生です。カビは高温多湿な環境が大好きですから、梅雨はカビにとって絶好の繁殖チャンスといえます。

アロマオイルの中には殺虫・殺菌作用を持つものも多く、水気の多い場所に使えばカビの胞子を退治する効果が期待できます

アロマオイルでカビ対策すれば、強烈なカビ取り剤などを使わずに済み、自然の優しい香りも楽しめます。

だるさやむくみ対策

梅雨の季節は、人間の心身もどんよりとしがちです。気圧の変化や蒸し暑さ、エアコンによる冷えなどで、足がむくんだり頭痛がしたりする人も少なくありません。

アロマオイルには、ホルモンバランスを整えたり、副交感神経に作用してリラックス・リフレッシュをもたらしたりする効能があります。

なんとなくだるい、気分がモヤモヤする、など梅雨の季節特有の不調も、さりげなく改善に導いてくれます。

※アロマオイルは100%天然の「精油(エッセンシャルオイル)」を使いましょう。また刺激が強いため使用方法をよく守り、気分が悪くなったときはすぐに使用を中止してください。

梅雨に最適なアロマオイル5選

梅雨 おすすめ アロマ

アロマオイルの種類は200を超え、いきなり買いに行っても何を選べばよいのか分からなくなることも珍しくありません。梅雨の時期におすすめの代表的な香りを紹介します。

虫除けにも使える「レモングラス」

レモングラスは熱帯地方が原産の「イネ科」の植物です。

古くからストレス解消や虫よけなどの薬効が認められる上に、レモンに似た爽やかな香りも手伝って、梅雨の時期には最適なアロマオイルといえます。

香りにクセがなく、初心者でも使いやすいでしょう。虫よけスプレーや消臭剤、マッサージオイルなどに適しています。

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だるい・頭痛に「ペパーミント」

ペパーミント精油は虫よけ効果やリフレッシュ効果が高く、蒸し暑い季節にぴったりです。

メントール成分により、緊張性頭痛や筋肉痛の緩和にもおすすめです。

「スペアミント」や「ハッカ」との違いはこちらで解説しています。

血流促進「ローズマリー・シネオール」

肉料理などにも使われるハーブ、ローズマリーの精油は脳の血流を高め、ジメジメでよどんだ気分をスッキリとさせてくれます。

心臓の拍動を高める働きもあり、冷えや低血圧の改善効果も期待できます。

ローズマリーには成分の含有量によりさまざまなタイプがありますが、初心者には優しく作用する「シネオール」タイプがおすすめです。

むくみ改善に「グレープフルーツ」

梅雨のシーズンになるとむくみがひどくなる人は、グレープフルーツ精油を試してみましょう。

ホホバオイルなどのキャリアオイルに混ぜて、マッサージに使うと血液やリンパ液の流れがよくなり、むくみ改善につながります。

子どもにも親しみやすい香りなので、アロマディフューザーでの芳香浴や、入浴剤作りにも適しています。

※かんきつ系のアロマオイルには光毒性があるため、日中外出するときは注意しましょう。

カビ予防に「ティートゥリー」

強力な抗菌作用が認められているティートゥリーの精油は、キッチンや浴室のカビ予防に最適です。

甘さのないスッキリとした香りで、梅雨特有のモヤモヤした気分もリフレッシュ。

そのままでは少しきついと感じる人は、レモンやペパーミントとブレンドしてみましょう。

いやな臭い対策には「ヒノキ」

ヒノキ精油はまるで森の中を散策しているような、爽やかでリラックスできる香りが特徴です。

湿気に強いヒノキは、高温多湿な日本で古くから建材として利用されてきました。

優れた抗菌・消臭・防虫効果があり、血行改善にもよいとされています。

日本の梅雨には、最適な精油です。

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梅雨時期におすすめのアロマの使い方

梅雨 アロマ だるい

続いて梅雨のジメジメ対策にぴったりな、アロマオイルの使い方を見ていきましょう。

ディフューザーは水なしタイプを

梅雨時期にアロマディフューザーを使うなら、ネブライザー式やアロマストーンなど、水で薄めないタイプのディフューザーを検討しましょう。

タンクに水を入れて使う「超音波式」は、水蒸気が発生するので湿度の高い季節には不向きです。またタンク内にカビが繁殖しやすく、かえって不衛生になることもあります。

ディフューザーがなくてもティッシュや木のお皿、お湯をはったマグカップなどにアロマオイルを数滴垂らすだけで、よい香りがふわっと広がります。

トイレやキッチン、洗面台におすすめのアロマ重曹

キッチンや洗面台のシンク下、トイレなどには「アロマ重曹」を置いてニオイや湿気を吸着しましょう。

重曹100gにアロマオイル10滴の割合で加え、よく混ぜるだけと、作り方も簡単です。

容器は何でも構いませんが、ジャムの空きビンなどがあれば、活用するとよいでしょう。

ときどきチェックして、香りがしなくなったら交換します。古い重曹は捨てずに、掃除に使いましょう。

クローゼットにはアロマワックスバー

アロマワックスバーは、ワックスにアロマを混ぜて固めたもので、タンスなどの芳香・消臭に便利なアイテムです。

100円ショップの材料で簡単に作れるので、いくつか用意してクローゼットや会社のロッカー、靴箱などに入れておくとよいでしょう。

靴のニオイにアロマストーン

梅雨の季節には、靴のカビやニオイも気になりますね。スニーカーや上履きもなかなか洗えませんし、革靴などは少し油断するとカビが繁殖してしまいます。

靴のニオイ対策には、小さなアロマストーンが活躍します。

アロマストーン2つにオイルを染み込ませ、靴の中に入れたら上からアルミ箔などで覆っておきましょう。

精油は殺菌効果の高いティートゥリーやユーカリ、ペパーミントがおすすめです。

靴用の消臭グッズと併用して、一層効果を高めても。

部屋干し・浴室乾燥の臭い予防に

梅雨になると、「洗濯物が乾かない!」「部屋干し臭が気になる!」という声も多く聞かれます。

臭わなくする洗剤や香り付きの柔軟剤もたくさんありますが、アロマを使えばもっとナチュラルに洗濯物のニオイ予防が可能です。

部屋干しや浴室乾燥を使用中、ネブライザー式のディフューザーをつけておくだけで、雑菌のニオイを抑えて洗濯物にもほんのりとよい香りが付きます。

精油配合のエタノールを使った、空気清浄効果が期待できる「フレグランスランプ」も大変おすすめです。

ブレンドしてもOK

アロマオイルは1種類だけで使ってもよいですが、2~3種類をブレンドすると効能が広がり、香りにも深みが増します。

先ほど紹介した精油同士を混ぜたり、他の精油を取り入れたりしてもよいでしょう。

ブレンドの詳しいやり方はこちら

アロマのパワーで梅雨を乗り切ろう

うっとうしい梅雨の季節には、アロマオイルが持つ殺菌作用やリフレッシュ作用がとても役立ちます。カビ・ニオイ予防や体調管理に、ぜひアロマオイルを活用してくださいね。

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